昨日、朝からのひどい雨の中、母校・横浜市立富士見中学校の創立50周年記念式典に出席してきました。
あの雨にもかかわらず、多くの出席者が他にもいて、昨日は祭日でしたが、生徒たちも全員登校していたようでした。
きっと他の日に振り替え休日があるのでしょうが、彼等のおかげで、何十年ぶりかで懐かしさいっぱいの校歌をライブで、
しかも現役生徒たちの声で聞くことができ、全身が喜びで震える思いでした。
子供たちをこんなに愛おしく思ったのはいつ以来でしょうか。今思い出しても感激です。
校長先生のはからいでこの式典に出席できたのが実に幸福でしたが、残念なことに同期生や当時の先生方の姿は一人をおいて他になく、少しだけさびしい気もしましたが、それでも出席者たちの富士見中学校への愛着の度合いは確かに強く感じられてとてもうれしく思いました。
ところで、母校へ、当初は電車を乗りついて行く予定だったところ、あまりの激しい雨に、急遽クルマで出かけました。せっかく新調した背広が雨で台無しになってしまうと思ったからです。
行く途中、ラジオが大和市内を流れる川がこの雨で異常増水し、一部地域に避難判断が出されたとのニュースを流しました。
教室はその川のほとりではありませんが、このニュースで、去年の台風のとき、似たような状況の下、三ツ境の教室に雨が吹き込んで大変な目に遭ったことを思い出しました。
昨日も出掛けに教室担当から「私、教室に行って待機していましょうか」との連絡がありましたので、それも気になっており、私はこの式典の後、少し時間を置いて別会場で祝賀会があったのを知っており、それにも参加することになっていましたが、まずはいったん教室に戻ることにしました。
その間の事情を富士見中学の副校長先生に伝え、その際、場合によってはこの日の祝賀会には戻ってこられない旨も告げました。
結果はというと、教室は無事でしたが、移動に結構な時間がかかってかなりの時間を消費してしまったこと、無事ではあってもまだこの時点で降り止まない雨を思い、しばらくの間はここに留まらなくてはいけないと考え、残念至極ではありましたが、祝賀会は欠席させてもらいました。
そんなこんなで帰宅した後、式典で頂いた書類の中に納まっていた、富士見中学校の歴代卒業生や教職員の皆さんの写真が入ったDVDを開きました。
そこにはただただ懐かしい顔、顔、顔。
私は、いっぺんに時を超え、昔のあの美しかった日々の時代に戻りました。
懐かしいわが母校、富士見中学校。ありがとう!