これまで何度か書いたことですが、最近またとみにそう思うことが多くなったので、改めて書きます。
子供たちの学習指導をしていて思うのですが、彼らの勉強が捗るためには、「勉強を教える」ということ以前に、勉強時間を含めた生活リズム全体を見直し、必要に応じてこれを立て直す、または組み直す事が重要だと思います。
なぜなら、実に多くの子供たちが、そもそも生活の中に確固とした勉強の時間を確保できていないからです。
そして、その理由はさまざまで、最初からそんなことはどうでもよいと考えている子がいます(時には親も!)。
出たとこ勝負的にやれば自然にどうにかなるとでも考えているのなら、確実に勉強習慣など付はしませんし、従って学力が上がることもありません。
一日の中に、如何に道理にあった、しかも効率的な勉強の時間を設けられるかが、この場合、子供をして学力アップに向かわせる必要条件になると思います。
そして、その場合の「道理に合った」というのは、各ご家庭、各生徒の状況や性格、現在の学力、目指すものなどの違いによって、その生徒の数だけ違いがあります。
そういうことを分かり易く紐解いて説明し、その上で日々の生活に勉強時間の挿入・導入・確保をするお手伝いをする。これが生活リズムの(勉強の効果を考えた)見直しです。
これが学習塾の仕事・役割の一つであると私は思います。