毎年、ゴールデンウィーク明け最初の日の夕刊は、東京駅丸の内北口出口から吐き出されるように出てきて各々のオフィスに向かうサラリーマンの疲れた顔、顔、顔の写真と決まりきった記事で埋まります。
その日の朝、その信号の前の横断報道に中には、報道用カメラを地面すれすれに置いて皿ローマンたちの姿をしたから写すカメラマンがいるので、歩きにくいことこの上なく、私も昔ここに出勤していた頃は何度もこれに遭遇しました。
間の行動パターンは年が変わってもそれほど変化するものではなく、こうして同じような光景が繰り返させるという、これもそんな一例なのでしょう。
子供たちの生活面でもこれと似たことが起こります。
ゴールデンウィークはそれほどでもないのですが、彼らの生活態度や習慣などが大きく変化する(それも大概よくない方向へ)のが夏休みです。
よく「夏を制する者は受験を制する」といいますが、ここで私がいうのは、それよりももっと前段階の話です。
くどくどとは書きませんが、結論を言いますと、ここで失敗したなら、もう来年の受験は赤信号が灯ると思って間違いないでしょう。
黄色、ではないですよ。
赤です、赤。
で、冒頭の通り、人間の行動パターンはそうそう変わらないので、私たちはその辺りを考え、ゴールデンウィーク明けから、もう早速彼らの心情引き締めモードに入ります。
何故なら、夏本番になってじたばたしても、その頃にはもうどうしようもなう状態になってしまっている危険性大だからです。
そこで是非ご協力をお願いしたいのは、ほかでもない保護者の方々のバックアップです。
いや、本当のところを言えば、ここでの主役は本来保護者の方であり、私たち学習塾の方がバックアップなのではないかと思います。
いずれにせよ、「夏にダレる」ことを踏まえた上で、今年は早め早めの手立てでこれを予防していきたいと考えています。