今日は、非常識な行動は、そのまま非生産的であるという話をします。
といっても、ここは学習塾ですから、あくまで子供たちの学習を巡る話ですが、ココで言う非常識とは、世間一般で言われているセオリーを無視した勉強法を指します。
例えば、こつこつ毎日定量で勉強せず、テスト前などにドカンドカンと集中的にやって、それで自分だけで勉強したつもりになり、だから点数を取れる、成績が上がると決め付けるようなやり方です。
100歩譲って「やらないよりはマシ」ではありますが、これとは対照的に、日頃こつこつやっている方からすれば、こんなやり方で結果を残そうと考える時点で、彼らの目には既に非常識に映ります。
例えばの話ですが、週に5時間の勉強をするとして、月曜から金曜まで毎日1時間ずつ確実にこなすのと、週末にドカンと5時間勉強するのとでは、効果の点で、明らかに前者の方に分があります。つまりは、生産的です。
世の中に出回っている勉強法に関する考察や意見などの殆どは、こつこつやることの効用を説いています。普段は適当にお茶を濁し、テスト前だけ集中的にやるのが良いなどという説はまず見当たりません。
すなわち、こと勉強の仕方に関する限り、これが常識であり、生産的ということです。