テスト対策講座の間違った受け方

2012-08-23 17:19:14 | 学習塾・勉強の仕方

夏休みも残りあと1週間ちょっとですね。

最後の宿題に追われている子供たちもいることでしょう。

 

藤沢校では、はやくも9月の前期期末テストに備えてテスト対策授業を始める子供たちもいます。

このテスト対策授業では普段とっていない科目を集中的に勉強することが出来ますが、受講に当たり正しい心構えを持っていて欲しいです。

塾で教えてもらうのだから自分で勉強しなくたっていいだろう、と思って、全くのゼロ状態で来る子供がいます。このゼロ状態というのは、まだ未習で全く知らないということではありません。

学校の授業でやったことのひとつも頭に残してない、ということです。

学校で既に習ったにもかかわらず、本人の中では全くやってないに等しいのです。

この状態で受講する子供たちは多くいますし、酷い場合はテスト前日までそのままの状態のこともあります。

塾でやってもらえば全てカバーできる、そんな風に思っていたようですが、それは現実離れした思い込みです。

以前から何度も言うせりふですが、塾に魔法はありません!

まずは、塾で1から10まで全てカバーしてもらえるとは思わないでください。

ほとんどの生徒がそうですが、テスト対策授業を取るにも限りがあります。

限られた中で効果を発揮するには、全くのゼロ状態ではなく、少しは知っているという状態で受講するのが望ましいです。

テスト対策講座では解説もしますが、あくまで実践的な問題をたくさんといて、テストに対応できる力を養うのが目的です。

ですから、説明よりも、どんどん問題を解きその解説をしていくことに時間を使いたいのです。

もしゼロ状態なら、1から説明をしていかなくてはなりません。

つまり、学校の授業をもう一度やるようなものです。へたをすれば、せっかくのテスト対策講座も説明を聞くだけで持ち時間を使ってしまうことにもなりかねません。

説明を聞くだけではテストで点は取れません。問題を解いて練習することが必要なのです。

それで、もしテスト対策講座を考えているならば、受講前にまずは自分で教科書を読むなり、ノートを見返しておくなり、少し学習しておいてください。

自分では出来ない、と思うならば、塾にあるコンピュータの映像解説講座を自習で見ておくのも良いですよ。

そのように事前に説明を聞いておくならば、講座の時には問題演習に集中できます。

テスでトはいかに多く問題練習して鍛えたかが点数に表れます。多く練習すればするだけ得点力が上がります。

テスト講座を受けている人、またはこれから受ける人は、まだ休みが残っている間に教科書を読んだり、ノートを見直したりして自分で出来ることはしっかりやっておいてください。


 

ACSアカデミー個別指導はこちらから

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする