こんにちは。
今回は、社会について振り返ってみましょう。
社会の記述式問題の実際の出題問題は別途ご確認していただくとして、ACSアカデミーでこれに対してどういう対策をしてきたか、です。
最初に書いておきたいのは、記述式問題へのインスタントな解答練習だけを行ってはこなかったということです。
実戦練習に入るには、地理・歴史・公民の全ての分野の学習を終えておく必要があり、ACSではこれを毎週土曜の夜に行う受験講座にて一年間ずっと勉強してきました。
その結果、12月までには学校の社会の進度に関係なく、公民を含めた全ての単元学習を終え、そこから実際にどのような出題が過去10年間になされてきたか、その解析を行いました。
その上で、ラストスパート講座で初めて採用する記述式問題に取り掛かりましたが、ここまでで基礎的知識武装を一通り終えておりますので、あとは字数制限等の具体的な出題条件を色々と考慮しつつ、適切に文章化することが主要な課題となりました。
ここにおいては、例えば今年の実際の問題に当てはめてみますと、ASEAN加盟国にはどのような国があり、それぞれにどのような地理的・歴史的背景があるか、或いは政治的な体制と経済規模や特徴などは各自が一通り押さえていましたし、その上で日本との貿易に関する過去からの推移や問題点などを具体的にグラフや表から読み取って、さらに将来を見通して自分の意見を簡潔にまとめる、などは、すべて練習の過程で何度も行ってきたものですので、受験生にとってはデジャブ(既見感)すらあったのではないかと思います。
と、まあ、ここまでは自分で言うのもなんですが、打ってきた手が全て当たったと思いますが、来年の高校受験でまた成功するためには、これで安心するわけには行きません。
更にその勉強の質を高め、出来れば保護者の方のご理解を得た上で量的なものも十分に確保したうえで、こと高校入試の社会の科目につきましては、ACSで学ぶ全ての受験生が全てこれに満点をとれるよう、ベストを尽くしてまいりたいと思います。