塾生の保護者の方から、「下の子も塾に入れようかどうしようか考えているんですが」というご質問をよく受けます。
そのとき、多くの方が同じニュアンスでこう言われます。
「分からなくなったら入れようかと思うんですけど」
はっきりいえば、これは大きな間違いと思います。
よく考えてください。
分からなくなってからあわてて勉強を始めても、そこでやるのは過去の学習分の復習と、(学校で)現時点で学習している単元の勉強という、いわば二本立てとなります。
これまでなにがしかの理由があって「分からなくなった」のでしょうから、これがそんなに簡単なことではないことは、容易に分かると思います。
だったら、「分からなくなる前に」または「分からなくならないように」今のうちからしっかり勉強しておく方が、費用的にも時間的にも経済的であるでしょう。
ですから、近い将来「わからなくなりそうな予感」があるのでしたら、どうかそうなる前の今のうちからしっかり予防の意味を込めた勉強を始めてください。