今回の定期テスト結果を見ると、このテストのわずか10日前に入会したこのケースを除いて、各自概ね点数を上げてくれたことを受けて、目下このことについての細かい分析をしています。
分析の結果、そこから見えてくるであろう「成功の道標」のようなものを、次のテストに臨む全員のケースに当て嵌め、適用して次回もさらに良い点数を上げてもらえるようベストを尽くします。
個人的には、しかしこうした「点取り的な勉強」はあまり好きではありません。
勉強とは(難しいですが)、本来こういうものを指して言う言葉ではないというのが私の考えです。
ですが、私たちは学習塾であって、保護者の方々、そして生徒の多くがここに求めるものは、決して高邁な学問(論)ではなく、今目に見える形での点数や成績のアップにあることは間違いなく、そしてその結果としての志望校入試合格こそが当会の標榜する「受験塾」であることもまた事実です。
勉強するということは何か、学問とは人生とはといった広く深い領域の探求は、この先上の学校に進んだ後に譲ることとして、私たちは当面次のテストでしっかり点数を取ることに注力して参ります。