拙いですが、実経験を基にしています

2019-09-24 10:59:04 | 学習塾・勉強の仕方

勉強するという行為或いは行動は、子供にとって多くの場合、快適なことではないと思います。

友達とただ遊んだりスマホを操作している方が勉強することなんかより100倍も面白いでしょう。

それは分かります。

中にはごく少数ではありますが「勉強が好きです。新しいことを知ったり覚えたりすることが楽しいです」という子もいないではありませんが。私の小学校時代の同級生で、まさにそんなタイプ(のようにこちらには見えた)神童みたいな子がいました。一人はその路線をずっと続けて横浜銀行の専務取締役に、またもう一人は栄光学園を出て法曹界に多くの人材を送り込んでいる一流大学を経て国際弁護士になりました。

そういう職業に就く人の多くは、「勉強が楽し」かったかどうかは別として、少なくとも「遊んでいる方が楽しいから」といってそちらに流されるようなことは多分ないのでしょう(上に書いた友人も、勉強は勉強、しかし小学生として友達と遊ぶことはちゃんとこれを実践していました)。

私自身は、学習塾の業界に入るまで金融機関に勤務していました。その前は約10年間国家公務員でした。

横浜銀行の専務や国際弁護士ほどではなかったけれども、金融機関でも役所でも、程度の差はあれ、多くの人たちがみなそうした勉強の姿勢を行動に表すことのできる人たちでした。人間性は別として、その部分は常に尊敬していました。

私(マスターK)は、残念ながらそこまで勉強に執念を燃やしたり、それを生活の一部としてしっかり日々の活動の中に根付かせるタイプではありませんでしたし、今昔に返ることが出来たとしても、そのようにやり直すことはないとは思いますが、それでもそんな自分でさえ、子供のころは毎日1時間や2時間くらいは机に向かっていた記憶があります。

何を言いたいか。

こんな自分でさえ、子供の時にできたことが今の子に出来ない筈はない。だから、私自身、「自分は(勉強するという行動を)出来もしなかったくせに上から一方的に『やれ』『勉強しろ』なんて言っているわけでは決してない」ということです。


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