先日26日に早速、岩国支援1口350円のカンパをしてきました。このカンパは、在日米軍再編に伴う基地機能強化に反対したが為に、国からいきなり新市庁舎建設補助金をカットされた岩国市を支援しようと、ヤメ蚊さんが呼びかけていたものです(11月14日付エントリー参照)。
そこで、カンパ金の払い込みの為に、久しぶりに郵便局に行ったのですが、そこで見た郵便局が、以前とはすっかり様変わりしている事に、今更ながら驚かされました。
実は郵便局は、今までも私にはあまり馴染みがありませんでした。まず、お金の出し入れは全部銀行で済ませますし、手紙の遣り取りも今はもっぱら電子メールですから。それで、郵便局は、小包を受け取りに行く時か、年末に年賀状買いに行く時に利用する程度でしたが、最近は年賀状も余り出さなくなったし。
そこで今回、岩国支援カンパの払い込みの為に、10月1日の完全民営化後に初めて近くの郵便局に行った訳ですが、局内の窓口の配置こそ今までとは変らないものの(中央郵便局の様にパーテーションで完全に区切られてはいなかった)、心なしか、その混雑具合は以前よりもさらに一層激しくなっているように感じました。
どの窓口にも前に列が出来ていたし、ATMと保険の窓口の前に至っては、もう長蛇の列を為していました。
特にどこかの窓口がトラブっている様子もないのに、局内が異様に雑然としているのを、まず感じました。以前の郵便局は、こんなに混雑していなかった様に思います。もっと遡って思い出せば、昔はそもそも整理券発行機も何も無かったのに、窓口は全然混みあっていませんでした。
まず払い込みの窓口に行くと、局員の女性職員が、如何にも取って付けたような作り笑いで、バカ丁寧とも思えるほど懇切丁寧に払い込み方法を説明してくれるのです。この説明自体は郵便局での払込みなどメッタにやらない私としては大助かりだったので、実は書くのが憚れたのですが、その時の作り笑いが如何にも不気味で。マクドナルドなんかで良くあるマニュアル笑顔を通り越して、極端に言えば、昔の藤子不二雄の漫画に出てくる「笑うせぇるすまん」の笑顔を見たような気分に一瞬なってしまいました。
その女性職員は何と、「郵便局での払込みが初めてという事でしたら、払い込み機の所までご一緒について行って説明しましょうか」と行って機械の操作方法の説明までしてくれました。但し、例の作り笑いと一緒に。
実はその後、私は払込み機の操作で少しドジってしまったのです。操作パネルとその女性職員の説明に従って払込みの操作をしていたのですが、イザ払込みという段になって、先に出てきた紙幣投入口に条件反射的に、カンパ金+手数料の430円分の硬貨を投入してしまったのです。しかも運悪く、付き添いの女性職員は他のATM利用客の応対に手をとられていて、全然ノーチェックでした。
払込み(振込み)なら今までも銀行のATMで何度も経験済の筈なのに、何でこんなポカをしてしまったのだろうと、悔やんだ事しきりで。多分、数百円単位での硬貨での少額払込みなど初めてだったので、こんなポカをしてしまったのでしょう。結局、他の郵便局職員が硬貨を取り出してくれて、事なきを得ましたが。
郵便局の職員がそこまでしてくれたのに、こんな事を書くのは正直言って今でも気が引けるのですが、その時の女性職員の「笑うせぇるすまん」的作り笑いと、他のATM利用客への対応でテンテコマイだった様子を思うと、どうしても書かずにはおれなかったので。
どうみてもあの作り笑いは、その女性職員が自発的に自然に醸し出したものではサラサラなくて、上から無理強いされたものという感じだったのですが、果たしてそこまでしてまで客にサービスしなければならないものなのか。私なら多分一週間も耐えられないでしょう。そんな事よりも、客や職員の双方が、混雑やテンテコマイを強いられる事のないようにする方が、よっぽど肝心な事のように思うのですが、それは人員削減・コストダウンを至上命題とする今の日本郵政グループには、絶対に受入れられない事でしょう。
鳴り物入りでスタートした郵便局の完全民営化ですが、何の事は無い、新会社の日本郵政の経営陣には大銀行・大資本・官僚天下りのトップが納まって、あの民営化は実際は誰の為のものだったのかが、白日の下に晒されました。その下で各種手数料は倍近く値上げされ、全国各地で簡易郵便局やATMの閉鎖強行が相次いでいます。このままでは、郵便局の行き着く先も、信楽高原鉄道事故や福知山線事故を起こした今のJRみたいになるのは、目に見えています。
(参考記事―岩国関連)
・岩国新市庁舎募金の会“風”登場!(A PLACE IN THE SUN)
http://pochicoro.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_ab5b.html
・大竹市のYouMe(ゆめ)タウン前での岩国市庁舎建て替えのための街頭募金に参加(Dandy Jのヒロシマ日記)
http://blog.goo.ne.jp/jundandy_2007/e/14a99bc64c9ca72785cd98f0120d93b7
・1万人集会 in 錦帯橋(岩国市新庁舎募金の会“風”)
約束を守らない国に、みんなで抗議しましょう!!
“国の仕打ちに怒りの1万人集会 in 錦帯橋”
日時:12月1日(土)14:00~(雨天決行)
場所:岩国錦帯橋下河原
http://iwakuni-kaze.weblogs.jp/blog/2007/11/in_b746.html
(参考記事―郵政民営化関連)
・役員一覧(日本郵政株式会社HP)
取締役兼代表執行役社長(CEO) 西川善文 元・三井住友銀行頭取
取締役兼代表執行役副社長 高木祥吉 元・金融庁長官
社外取締役
牛尾治朗 ウシオ電機株式会社代表取締役会長
奥谷禮子 株式会社ザ・アール代表取締役社長
奥田 碩 トヨタ自動車株式会社取締役相談役
西岡 喬 三菱重工業株式会社代表取締役会長
丹羽宇一郎 伊藤忠商事株式会社取締役会長 etc.
http://www.japanpost.jp/corporate/officers/
・郵政民営化絶対反対!! 一刻も早く再国有化させよう。(アッテンボローの雑記帳)
http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2007/10/post_bb75.html
・簡易郵便局 417局閉鎖/廃止90局 民営化前後し加速(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-10-07/2007100701_02_0.html
そこで、カンパ金の払い込みの為に、久しぶりに郵便局に行ったのですが、そこで見た郵便局が、以前とはすっかり様変わりしている事に、今更ながら驚かされました。
実は郵便局は、今までも私にはあまり馴染みがありませんでした。まず、お金の出し入れは全部銀行で済ませますし、手紙の遣り取りも今はもっぱら電子メールですから。それで、郵便局は、小包を受け取りに行く時か、年末に年賀状買いに行く時に利用する程度でしたが、最近は年賀状も余り出さなくなったし。
そこで今回、岩国支援カンパの払い込みの為に、10月1日の完全民営化後に初めて近くの郵便局に行った訳ですが、局内の窓口の配置こそ今までとは変らないものの(中央郵便局の様にパーテーションで完全に区切られてはいなかった)、心なしか、その混雑具合は以前よりもさらに一層激しくなっているように感じました。
どの窓口にも前に列が出来ていたし、ATMと保険の窓口の前に至っては、もう長蛇の列を為していました。
特にどこかの窓口がトラブっている様子もないのに、局内が異様に雑然としているのを、まず感じました。以前の郵便局は、こんなに混雑していなかった様に思います。もっと遡って思い出せば、昔はそもそも整理券発行機も何も無かったのに、窓口は全然混みあっていませんでした。
まず払い込みの窓口に行くと、局員の女性職員が、如何にも取って付けたような作り笑いで、バカ丁寧とも思えるほど懇切丁寧に払い込み方法を説明してくれるのです。この説明自体は郵便局での払込みなどメッタにやらない私としては大助かりだったので、実は書くのが憚れたのですが、その時の作り笑いが如何にも不気味で。マクドナルドなんかで良くあるマニュアル笑顔を通り越して、極端に言えば、昔の藤子不二雄の漫画に出てくる「笑うせぇるすまん」の笑顔を見たような気分に一瞬なってしまいました。
その女性職員は何と、「郵便局での払込みが初めてという事でしたら、払い込み機の所までご一緒について行って説明しましょうか」と行って機械の操作方法の説明までしてくれました。但し、例の作り笑いと一緒に。
実はその後、私は払込み機の操作で少しドジってしまったのです。操作パネルとその女性職員の説明に従って払込みの操作をしていたのですが、イザ払込みという段になって、先に出てきた紙幣投入口に条件反射的に、カンパ金+手数料の430円分の硬貨を投入してしまったのです。しかも運悪く、付き添いの女性職員は他のATM利用客の応対に手をとられていて、全然ノーチェックでした。
払込み(振込み)なら今までも銀行のATMで何度も経験済の筈なのに、何でこんなポカをしてしまったのだろうと、悔やんだ事しきりで。多分、数百円単位での硬貨での少額払込みなど初めてだったので、こんなポカをしてしまったのでしょう。結局、他の郵便局職員が硬貨を取り出してくれて、事なきを得ましたが。
郵便局の職員がそこまでしてくれたのに、こんな事を書くのは正直言って今でも気が引けるのですが、その時の女性職員の「笑うせぇるすまん」的作り笑いと、他のATM利用客への対応でテンテコマイだった様子を思うと、どうしても書かずにはおれなかったので。
どうみてもあの作り笑いは、その女性職員が自発的に自然に醸し出したものではサラサラなくて、上から無理強いされたものという感じだったのですが、果たしてそこまでしてまで客にサービスしなければならないものなのか。私なら多分一週間も耐えられないでしょう。そんな事よりも、客や職員の双方が、混雑やテンテコマイを強いられる事のないようにする方が、よっぽど肝心な事のように思うのですが、それは人員削減・コストダウンを至上命題とする今の日本郵政グループには、絶対に受入れられない事でしょう。
鳴り物入りでスタートした郵便局の完全民営化ですが、何の事は無い、新会社の日本郵政の経営陣には大銀行・大資本・官僚天下りのトップが納まって、あの民営化は実際は誰の為のものだったのかが、白日の下に晒されました。その下で各種手数料は倍近く値上げされ、全国各地で簡易郵便局やATMの閉鎖強行が相次いでいます。このままでは、郵便局の行き着く先も、信楽高原鉄道事故や福知山線事故を起こした今のJRみたいになるのは、目に見えています。
(参考記事―岩国関連)
・岩国新市庁舎募金の会“風”登場!(A PLACE IN THE SUN)
http://pochicoro.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_ab5b.html
・大竹市のYouMe(ゆめ)タウン前での岩国市庁舎建て替えのための街頭募金に参加(Dandy Jのヒロシマ日記)
http://blog.goo.ne.jp/jundandy_2007/e/14a99bc64c9ca72785cd98f0120d93b7
・1万人集会 in 錦帯橋(岩国市新庁舎募金の会“風”)
約束を守らない国に、みんなで抗議しましょう!!
“国の仕打ちに怒りの1万人集会 in 錦帯橋”
日時:12月1日(土)14:00~(雨天決行)
場所:岩国錦帯橋下河原
http://iwakuni-kaze.weblogs.jp/blog/2007/11/in_b746.html
(参考記事―郵政民営化関連)
・役員一覧(日本郵政株式会社HP)
取締役兼代表執行役社長(CEO) 西川善文 元・三井住友銀行頭取
取締役兼代表執行役副社長 高木祥吉 元・金融庁長官
社外取締役
牛尾治朗 ウシオ電機株式会社代表取締役会長
奥谷禮子 株式会社ザ・アール代表取締役社長
奥田 碩 トヨタ自動車株式会社取締役相談役
西岡 喬 三菱重工業株式会社代表取締役会長
丹羽宇一郎 伊藤忠商事株式会社取締役会長 etc.
http://www.japanpost.jp/corporate/officers/
・郵政民営化絶対反対!! 一刻も早く再国有化させよう。(アッテンボローの雑記帳)
http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2007/10/post_bb75.html
・簡易郵便局 417局閉鎖/廃止90局 民営化前後し加速(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-10-07/2007100701_02_0.html