アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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ワイドショー人気の極左w新内閣

2010年06月08日 06時32分31秒 | 未完の政権交代
 今日は少し早めに目が覚めたので、出勤までの合間を利用して、菅・新内閣についても少し軽めの記事を。
 鳩山から菅に首相が代わった途端に、2割を切っていた内閣支持率が6割余りにまで回復したとの事。私の勤め先でも、休憩時間にテレビのワイドショーで「菅直人物語」をやっていて、それを見た事務パートのオバハン連中が、「菅さんの奥さんって素敵!」「菅さんカッコイイ!」と言っていました。

 私、「こいつらアホか」と思いましたね。前の首相が退陣したので、副首相が首相に昇格しただけの事でしょう。もともと、菅も前首相の鳩山も同じ民主党内閣で、基本政策も殆ど同じ。しかも閣僚も大半が留任。
 巷で言われている「小沢・前幹事長との距離」にしても、同じ党内、同じ考え方の人たちの間での、「誰それとはウマが合う、合わない」という程度の違いでしかない。しかし、それ位しか「売り」になりそうな特徴がないので、マスコミもそこしか言わないのです。その程度の違いでしかないのに、何を大騒ぎしているのでしょうかね。
 そんなんで内閣支持率の回復が図れるのなら、何度でも辞任で事足りる。今頃、鳩山・小沢・輿石の三人は、さぞや高笑いしている事でしょう。

 おまけに、石原慎太郎に至っては、そんな菅内閣すら「極左」呼ばわりとは。あの小沢筆頭に、党幹部の大半が自民党出身者で占められ、普天間にしても、その他の問題にしても、実際は自民党政治と大同小異で、すっかり「政権交代」の化けの皮が剥げた民主党政権に対して、まだこんな事言っているのですかね。こんな批判しか出来ないんですかね。
 社会党出身者が比較的多いから「極左」ですか。その元社会党の人たちは、社会党的なものは全部捨てて、民主党に雪崩れ込んで来たのですがね。
 それでも元出身者だからと言うのであれば、元共産党員も多くいる、「新しい歴史教科書をつくる会」とか「北朝鮮に拉致された日本人を救う会」は、一体どうなるんでしょうかね。あれも「極左」団体なんですかねw。極右の石原から見たら、自民党ですら「左翼」に見えて仕方がないんでしょうね。

(追記)
 以下、帰宅後に夕刊から転載。新閣僚の名前ぐらいは押さえておこうと思ったので。
 ところで、菅直人が首相就任会見で述べた、「国民の不幸を最小限度に抑える、戦争と貧困を無くすのが政治だ」という発言に対して。「また心にもない事を」と、私の様に斜に構える人もいれば、逆にそれをまともに受け止めて、「社会主義だ」と反発する人もいる様で。それが「社会主義」なら結構な事じゃないですか。反対に資本主義は、「国民の不幸を最大にする、戦争と貧困を広める」のですから。
 そうやって、社会保障も労組も生協も農協も、全て「社会主義的」「全体主義的」と決め付けるくせに、そういう人に限って「何でも国や会社に言いなり」の「全体主義者」だったりするのだから、矛盾も甚だしいという他ない。

 総理:菅 直人
 総務:原口一博(再任)、地域主権推進担当兼任
 法務:千葉景子(再任)
 外務:岡田克也(再任)
 財務:野田佳彦
 文科:川端達夫(再任) 
 厚労:長妻 昭(再任)、年金改革担当兼任
 農水:山田正彦
 経産:直嶋正行(再任)
 国交:前原誠司(再任)
 環境:小沢鋭仁(さきひと)(再任)
 防衛:北沢俊美(再任)
 官房:仙谷由人
 国家公安:中井 洽(ひろし)(再任)、拉致問題・防災担当兼任
 郵政金融:亀井静香(再任)
 国家戦略:荒井 聡、食品安全担当兼任
 公務員改革:玄葉光一郎、男女共同参画・「新しい公共」担当兼任
 行政刷新:蓮舫
コメント (2)
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