アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

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 アフガン・イラク戦争も金正日もNO!!搾取・抑圧のない世界を目指して、万国のプレカリアート団結せよ!

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何故、日本ではドイツのようにならないのか

2011年03月31日 20時28分19秒 | 福島の犠牲の上に胡坐をかくな
 

・「フクシマは警告する」ドイツで大規模デモ(読売新聞)
 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110327-OYT1T00422.htm
・ドイツ:緑の党初の州首相誕生か 選挙に原発事故追い風(毎日新聞)
 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110328k0000m030055000c.html

 日本の福島原発事故を機に、ドイツでは脱原発運動が空前の盛り上がりを見せている。この3月26日もドイツでは、「フクシマは警告する、全ての原発の稼働停止を」などのスローガンを掲げた、主要4都市だけでも25万人、全国では50万人が参加する大規模な反原発デモが行われた。しかも、それだけに止まらず、直後に行われたドイツ南西部バーデン・ビュルテンベルクの州議選では、今まで脱原発を訴えてきた環境政党の「緑の党」が大躍進し、保守地盤の同州において、初の脱原発州政府を実現するまでに至った。
 前回記事でも少し触れたけど、今回の様な原発災害を素直に解釈すれば、このドイツの様に「脱原発」に向かうのが普通だろう。勿論、国情による違いはある。あちらでは日本とは比べ物にならないほど、環境保護運動の裾野が広い。左派・リベラルだけでなく、右翼や、ネオナチですらも環境保護運動に取り組んできた歴史がある。ドイツの反原発運動は、いわば日本での「原水禁運動」に匹敵するだけの幅と広がりを持っている。
 しかし、その点を割り引いても、日本国民の今の「大人しさ」は異様だ。しかも、それを「成熟」と勘違いしている輩も決して少なくない。

 冗談じゃない。今まで散々、原発に対する不安や反対の声を金と権力で押さえ込み、「安全・安心」の嘘を撒き散らしておきながら、今回の事故が起こったら、今度は俄かに「想定外の事故だった」とか「この期に及んで原発の批判をすべきじゃない」とかの大合唱で、今までの事を有耶無耶に済まそうとする。
 おかしいじゃないか。今までしてきた事の結果が、今回の事態を招いたのじゃないか。物事の結果には必ず原因がある。当面は今の事態をどう収めるかに力を集中しつつも、これまで政府・財界や原発推進勢力がやってきた事の責任を、決して曖昧には出来ない。ナアナアで済ませば、また同じ轍を踏む。
 本当にマスコミが「社会の木鐸」を自認するのであれば、何故、原発から半径20~30キロ圏内での屋内退避指示だけ出して、家を失った被災者を避難所で飢えや放射能汚染に晒しながら、何も具体的手立てをとろうとしない政府の無策を追及しないのか。
 何故、実際には被災地でコンビ二強盗やATM・ガソリンスタンド襲撃も起こっているのに、その背景となる救援網の寸断や被災地差別にはメスを入れずに、「配給の行列に黙って並ぶ日本人は素晴らしい」みたいな報道ばかりで誤魔化そうとするのか。

 本当に原発が「安全・安心」なら、何故、電力大消費地の東京・横浜や京阪神に原発を置かず、そこから遠く離れた福島県や福井県に原発を集中立地させてきたのか。そして、地元の反対を力ずくで押さえ込み、地元自治体財政を原発がなければ何も出来ないような「原発漬け」体質に変えてきたのか。
 何故、全国の寄せ場から食い詰めた労務者を、ヤクザまで使って半ば騙す様に集めてきて、「安心・安全」の嘘で放射能まみれにした挙句に、闇から闇に葬るような真似をしてきたのか。
 本当に今回の震災・津波が「想定外」なら、何故、平安時代の貞観地震や江戸時代の安政大津波のような、今と同規模で既に文献記録にも残されている過去の災害を参考にして、耐震設計に取り入れなかったのか。今までも国会質問で指摘された福島原発の老朽化や低耐震性、活断層の危険性を、何故見直さなかったのか。
 本当に電力が不足するなら、何故、太陽光や地熱発電などの代替エネルギー開発に、もっと本腰を入れて来なかったのか。火力発電も石油から天然ガスに切り替えるならCO2排出量を減らせるのに、何故、原発乱造をそのままにして、オール電化推進一本槍で来たのか。その事を抜きにして、原発延命の邪な意図を隠して鳴り物入れで強行した計画停電も、被災地を更に困窮に追い込む一方で、都心や首相の地元は巧妙に避けるなどのインチキがばれ、すっかり化けの皮が剥がれ落ちた。

 本当に放射能汚染の危険がないのなら、何故、「少量摂取なら大丈夫」とかいう持って回った言い方ばかりせずに、「毎日どれだけの量を、どれだけの期間摂取すれば大丈夫でなくなるのか」と、具体的に明らかにしないのか。
 何故、原発作業者の許容放射線量を、年間250ミリシーベルトもの、身体に具体的影響が出てくる限度一杯にまで引き上げながら、その事には何も触れずに、表に出てきた放射能火傷の報道だけでお茶を濁そうとするのか。水道水や大気中に含まれる放射性ヨウ素やプルトニウムの環境基準をこっそり緩和しておきながら、何ら具体的根拠も示さず、通り一遍の「安全・安心」キャンペーンで押さえ込もうとするのか。
 実際には、現地の土壌・大気や地元産の野菜・牛乳から、環境基準を大幅に上回る放射能が検出されているのに、「風評被害防止」を名目に、「寝た子を起こすな」式の論評ばかり垂れ流すような姑息な真似は止めろ。本当に必要なのは、寧ろ「寝た子」を起こして、真実と本当の対処法や解決の道筋を明らかにし、政府や東電にその実施を迫る事だろう。ところが、今の様なマスコミ報道では、被災者を勇気付けるどころか、ただ「臭い物に蓋」で誤魔化しているだけではないか。

 東北地方の被災者を助けるのは重要だ。東北産の野菜も「放射性物質がしみこんでしまわないうちに」どんどん買って、少しでも生活再建に役立てて貰えれば良いと思う。しかし、今のままでは早晩、東北産の農産物が売れなくなるのは明らかだ。それは、現実に放射能汚染が深刻さを増しつつあるからだ。問題はその後どうするかだ。今のままでは、今回の事態を引き起こした責任は曖昧にされ、「ガンバレ日本」の熱気が冷めた後は、今度は「被災者はゴネ得」などのバッシングや被災者差別が頭をもたげて来る事は、これまでの日本人の国民性からも容易に想像がつく。
 「おかしい事はおかしい」と正直にブログに書いた中学生を叩いたりシカトする事ではなく、実際に被災者を貶める発言を繰り返す大の大人の政治家の責任こそ、追及して然るべきだろう。「天罰は福島県民に対してではなく国民全体に言った」との、この石原慎太郎の詭弁に対して、「福島県民も国民ではないのか」とは思わなかったのか。

 これはジャスミン革命の時に書こうと思っていた事だが、日本の国民は、政府・お上やマスコミの言う事を、余りにも無批判に受け入れ過ぎだ。チュニジアやエジプトでも日本以上にマスコミは権力迎合だったが、それは当地の国民にとってもとうに自明の事だったので、国民の側もアングラ情報で対抗してきたのだ。だから、「大企業が潤えば国民も潤う」という独裁者や西側諸国の嘘にも、「では何故、いつまで経っても我々は貧乏なままなのか?」と、自分の身に引いて捉え直す事がすぐに出来たのだ。
 ところが日本では、明治以降、なまじっか形だけ先進国になった分、逆に国民の間にそういう発想が生まれにくい土壌が出来てしまったのではないか。富国強兵政策で欧米に追い付き追い越そうと、科学技術や政治制度の模倣ばかりに汲々として、その背景にある民主主義や人権の真髄を学ばずに来た。だから、実際にはまだまだ人権後進国なのに、一丁前に先進国民になった気分で、「日本人は偉い、アジア人はバカだ、とにかく今は中国・北朝鮮みたいにならないように、多少不満やおかしな点があっても、お上大事で『欲しがりません勝つまでは』」という思考回路が出来上がってしまったのではないか。実際には、戦前の日本が今の中国・北朝鮮そのものだったのに。

 「若いうちの苦労は買ってでもしろ」と昔の人はよく言うが、戦争や人権侵害みたいなものまで、そんな「苦労」に含められては堪らない。「おしん」の様にただ黙って耐え忍ぶのは、単なる「奴隷根性」にしか過ぎない。寧ろ、「おしん」の様な不幸な思いをしなくても済む世の中にしていく事こそが、本当の意味での「買ってでもしなければならない苦労」ではないか。その様な「奴隷根性」は打ち破られなければ、この先の日本社会の進歩・発展は在り得ない。
 しかし希望はある。今回、中学生の芸能人が、仕事上に不利になる事を承知の上で、自分の気持ちを正直にブログに書いてくれた。そのブログに寄せられたコメントの中には、勿論ゴミの様なコメントも多かったが、その一方で、原発関係者や被災者からの声も含め、彼女の今後に期待する声援も多数寄せられた。そして、これまではともすれば、政府・財界の御用報道を更に右から煽る(しかもそれを反権力と履き違えているw)「原発擁護・黙認」の声の大きさが目立ってきた言論界でも、原発の危険性に警鐘を鳴らしてきた意見が、再び注目されるようになってきた。今は、そういう意味でこその、本当に「変えなアカン、変わらなアカン」時期に来ているのではないか。
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アホな大人よりこの子の意見の方がよっぽどマトモだ

2011年03月31日 01時42分52秒 | 福島の犠牲の上に胡坐をかくな
みなさんお元気ですか~???
こころです。
ぱじゃまでスマソ・・・・

先日、
救援物資+義援金募金行ってきました。

安室奈美恵さん達のように
多額の寄付は
稼ぎの少ない
下っ端芸能人の私には
とうてい無理な金額ですが、

私の出来る範囲で
少額ですが少しでも被災地のみなさんに
役立ててもらえるよう、
物資+義援金送らせていただきました。

毎日、被災地から届くニュース映像は
涙なくしては見れません。
私も、芸能人のはしくれとして、
出来ることを、
これから色々考えて行きたいと
思っています・・・。

ところで・・・
汚染が広がっているようですね
原発で懸命に冷却作業にあたっているみなさん、
被災者のみなさん、
折角育ててきた野菜を捨てなければならなくなった農家のみなさん・・・
テレビで見ていて、それぞれ本当に大変な状況だなと思います。

そして、今日に入って、都内の水道水にも放射性物質が・・・・。
一体汚染はどこまで広がるのでしょうか。
そして、いつまで続くのでしょうか・・・。

テレビでは、やたらと「安全性」ばかり強調しています。
「風評被害」に惑わされないで、
「冷静」に対応してと・・・。

汚染された野菜を食べ続けても安心です・・・。
汚染された水を飲み続けても安心です・・・。

個別の数値は低くても、
ただちに健康を害することはない? 量だったとしても、

微量とはいえ空気中の放射性物質を吸い続け、
微量とはいえ、汚染された野菜を食べ続け、
微量とはいえ、汚染された水を採り続ければ・・・

微量+微量+微量 
イコール→?? 

しかも、そういう生活が1週間続くのか、
1カ月なのか、
1年なのか・・・・
3年なのか・・・

計算私あまり得意じゃないけど・・・・( ̄_ ̄ i)
影響があることくらい、
バカな厨房2年の私でも分かるのに!!

テレビは「冷静に対応してください」
しか言わない。
あまりにも大丈夫すぎて、心配・・・・。

挙句の果てには、
ラドン温泉などもあるように、少量の放射線なら体に良い?(笑)
とか、
「想定外」の
1000年に一度の大津波に、これだけ原発は耐えたのだから、
やはり日本の原発はすばらしい・・・???
とか、意味不明の原発絶賛???
訳の分からないコメントを言う専門家とかww

想定外だった、想定外だったって
みんな口をそろえて言うけど、
原発は、事故った時 甚大な被害がでるから、
「想定外」はあってはならないと思うんですケド…
私言ってること間違ってますかね・・・。

しかも、最近は、原発の危険性を言う人は、
危険をあおっていると、世の中は叩く傾向にあるようで、
これは何かおかしい流れだと思うのは私だけでしょうか??

風評被害を辞書で調べてみました。

→風評被害(ふうひょうひがい)とは、
災害、事故及び不適切又は虚偽の報道などの結果、
生産物の品質やサービスの低下を懸念して消費が減退し、
本来は直接関係のないほかの業者・従事者までが損害を受けること・・・。

実際は大したことないのに、
大げさに報道する・・・
→風評被害を生む報道

実際は大変深刻なのに、
大丈夫なように軽く報道する・・・
→ これは何て言うんですか???

私は冷静ですよ・・・。
危険をあおっているわけでもありません。

テレビはこんだけ安全・大丈夫って言い続けているので
そのうち、
「放射能を跳ね返す!! スーパー健康法」
とか
「放射能にも負けない!! 体質改善・げんき体力づくり」
特集とかやりだすんじゃないでスカ???・・・( ̄ー ̄;

そんなの、いくら頑張っても
跳ね返したり、勝ったり出来ませんから。
なんてったって、相手は放射能ですからね。

今の現状、私が思うのは・・・
テレビが言う、安全・大丈夫ではなく、
やっぱり「危険」なのだとおもいます。

どーんと爆発したり、急に明日何万人何十万人が
死ぬということはないかもしれないけど、
5年、10年の歳月を経て、じわじわ私たちを蝕むとおもいます。

原発のリスクとリターンを考えたら、
あきらかに、リスクが高すぎる。
原発のデメリットに比べたら火力や水力のデメリットなんて可愛いもんだと思う。

でも、日本ではいまだに、原発見直しの声はそれほど上がってこない。
むしろ、よく聞かれるのは「原発はやっぱり必要」という声。
おとなしい国民性なんでしょうか・・・。
それとも・・・・。

前回の記事で、私が原発について否定的なことを書いたら、
コメント・メールだけでなく、
事務所にまで抗議・意見のメールがきました・・・・。

どんだけ、原発をかばうんだよぉ。
どんだけ、日本て、平和なんだよぉ。
どんだけ、日本て、良い人(人が良い)が多いんだよぉ・・・。

まだ自分自身が被害に遭ってなくて、
直接危険が迫ってないから
そんなことが言えるのかな??

私なんて、ズルイ性格だから、
こんな現状を見ると、
もう、これっぽっちも信用できないけど・・・。

じゃあ、原発廃止したら、足らない分の電力は
どうするんだって、言うけど、
それの答えは簡単。

今の原子力に頼らない電力の生活に
社会全体のシステムを変えればいいのです。
変えれますよ。
電力を絞れば、変わらざる得なくなる・・・。
初めは不便でも、やがて人間はそれに順応していく。
そんなことで、経済が落ち込んだりしても、
生活水準が下がっても、全然OK!!

原子力の事故で世の中がごちゃごちゃになるより
はるかに、リーズナブルで経済的。(*゜ー゜*)

私の家の近くに、数年前、大きな病院が出来たんです。
駐車場少なくて、いつも満車だったので、
駐車場の「混雑解消」のために、
更に、駐車場増やしたんですよ。

そしたら、どうなったとおもいますか???

駐車場不足が解消したのは
ほんの数カ月だけで、
駐車場が増えたら、
その分、みんな車で来る人の数が増えた!!

結局、駐車場増やしたのに、
駐車場不足は
今も、全然解消されていない。

電力もこれと似ていると思う。
ただ単に、容量増やせば、良いんじゃない。
人間の欲望ははてしないから。

サンドウィッチマン 伊達さんのブログに、
「テレビのインタビューの中で、東北の被災者のために、節電してますっていう人がいたけど、
まったくの大間違い。福島原発で作られる電力は全て首都圏に送られています。」
という事が書かれていました。
なんで、東京の電源を遠く離れた福島県につくるのか???
東京という大都会の電力を支えるために、犠牲になった福島県・・・。
住み慣れたふるさとを、
先祖代々受け継いだ、家や田畑や牧場を、放射能で汚されて、
福島県のみなさん本当にかわいそうだと思います。

これだけの状態になって、
それでも、原子力が必要だって言ってる人は、

失礼かもしれないけど、ある意味
もう、麻薬中毒みたいなもんだと思う。

あと、自分の意見だと思い込んでいるだけで、
実は、原子力は世の中に必要なんだという
だれかのPR 刷り込みだということを
気がついてないんじゃない?

よく麻薬中毒だった人が、インタビューとかで、
少量の麻薬なら、自分の仕事の効率上げるためには
必要悪なんだみたいな風に、自分に言い訳していた・・・。
とか言ってたの思い出します。

自分がどんどん蝕まれているのに
まったく気がつかない・・・。

いや、気づいているんだけど、やめられない。
薬やり始めた以上、
やめたら、
禁断症状でて、
もう、後には戻れないwwみたいなww

しょーもない、B級アイドルの私が
偉そうなこと言えた立場ではないことは、
よくわかってる。

電力関係・原発推進関係に携わっている人も多いから、
アイドルとしての立場の私は、賛成か反対かは
あまり明確にしない方が、本当は良いのかも知れない。

ラブ&ピース がんばろう日本!
みたいなことだけ言ってた方が、
アイドルとしては活動しやすいのかもしれない。

こういうこと書くと、ファン減るかもね。
でも、減ってもいいや。
私は中途半端なことは言いたくない。

人にどう言われようが、叩かれようが、
はっきりと、自分はこう思っているんだって
言うことを言いたい。

その結果、ファンが減っても、
私は仕方ないと思ってます。

原子力
それはまさにパンドラの箱です。
檻から解き放たれた 猛獣・・・。
いつ襲いかかるか分からない猛獣と
同居出来るほど 私は神経太くない・・・。
あなたはそれでも、
便利と引き換えに
これからも、
パンドラの箱を開きつづけますか???

今、日本は、色んな面で
考え直さないといけない時に来てるんじゃないですか?

私には、福島原発の煙が、
不謹慎かもしれませんが、
そんなパンドラの箱を開けてしまった私たちを死滅させる
巨大なバルサンか、ゴキジェットに見えます…。

藤波心


 以上、中学生の子役芸能人・藤波心さんのオフィシャルブログ「ここっぴーの★ぺそっぴー」の、3月23日付エントリー「批難覚悟で・・・・」より転載。但し、空行についてはスペース節約の為に適度に短縮しました。
 http://ameblo.jp/cocoro2008/entry-10839026826.html

 この子は原発を麻薬に例えていますが、若し私だったら、ここはやはり「奴隷根性」に例えるでしょう。福島の原発事故を契機に、ドイツでは脱原発デモにのべ25万人が決起し、州議選でも脱原発を唱える政党が大躍進。でも日本では、今回の事態を招いた原発推進勢力にはなかなか批判が向かわず、逆に「風評被害を拡大するな」という形で、「寝た子を起こすな」みたいな意見が堂々とまかり通る。「外国でもこんなに怒っているのに、当の日本でのこの体たらくは一体何だ!」と、もう情けないやら悔しいやらで。

 私が以前このブログで紹介した、「外国人は搾取が不当だと怒るのに対し、日本人は搾取が公平でないと怒る」という皮肉が、ここにもそのままの形で現れています。
 でも、その一方で、「日本も次第に変わりつつある」という感じもするのです。先日の休みに、原発関連の本を探そうと、今の御用報道とは一線を画したその手の本も多く揃えている大阪市内の某大手書店に出かけましたが、何と「どの本も軒並み在庫切れで現在発注中」との事でした。幸徳秋水も百年前に言っていたように、「上辺では全然変わらないように見えても、やはり底流では変わりつつある」のかも。

オトメゴコロ―藤波心1st.写真集
クリエーター情報なし
彩文館出版


 その一方で、「子どもの癖に」「芸能人の癖に」とか、「こんな写真集を出しておきながら」とか批判する大人も少なくないようですが。たとえそうであっても、言っている事がまともであれば、その発言を評価するのは当然。「津波は天罰」とか「戦争でこそ連帯感が生まれる」という石原慎太郎の発言が批判されるのも、彼が元タレント作家だからではなく、言っている事がトンデモだから。それと同じ事です。
コメント (1)
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