アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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財界人からも上がる脱原発の声

2011年04月17日 08時53分27秒 | 福島の犠牲の上に胡坐をかくな
城南信用金庫が脱原発宣言~理事長メッセージ


 何と信用金庫が脱原発の声を上げています。ネットでたまたま知りました。財界人からも脱原発の声が上がっている事は、例えばソフトバンクの孫正義氏などが個人としてそういう発言をしている事は私も聞いていましたが、企業のHPなどで堂々と主張している金融機関があるとは思いませんでした。

 この城南信用金庫というのは、東京・神奈川に85店舗を有し、信用金庫の中ではトップクラスの融資・貸付額を誇る企業だそうです。会社のHPも見ましたが、経営方針のページの冒頭で、「アメリカ流の自由主義」や「グローバルスタンダード」を堂々と批判しているのには驚かされました。また、「投資信託などの価格変動リスクのあるキワモノ商品は扱わない」とも書かれていて、あくまで地域密着の、中小企業との共存共栄を図る姿勢に好感を持てました。

 企業・団体が建前上謳っている「人間経営」「人権尊重」「社会との共存共栄」と実際の姿が乖離している事は、過去の「いずみ生協」前任地の某大手スーパーの例で嫌というほど思い知らされていましたので、私はこの手の宣伝文句を余り信用していませんでした。でも、幾ら「協同組合経営の銀行」たる地域密着の信用金庫と言えども、ある意味で資本主義の象徴とも言える金融機関が、自社のHPでここまで堂々と正論を展開出来るとは思ってもみなかった。

 この前の統一地方選挙前半戦でも、この日本では「アメリカ流の(新)自由主義」「グローバルスタンダード」の塊のような原発擁護論者ばかりが耳目を集めていたので、私は正直言って、もうこの国を見限っていました。しかし、先日4月10日東京・高円寺での反原発1万5千人デモや、この信用金庫の例を見て、また少し思い直しました。「この国もまだまだ捨てたものではないな」と。
コメント
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