この間、仕事が忙しくてブログがなかなか更新出来ませんでした。申し訳ありません。残業続きで帰宅が遅くなっていたのもありますが、それ以上にずっと出勤だったというのが大きいです。それは今も変わりませんが、ずっと何も書かないのも不親切なので、ようやく明日休めるのを機に職場の近況報告を簡単にしておきます。
以前、労災絡みのトラブルについての記事の中で、その労災事故の背景として、職場の改修工事で作業場が狭くなっていた事をあげました。その改修工事は9月からの作業システムの大幅変更に伴うものでした。今や8月も終わり近くとなり、工事もほぼ完成に近づきつつあります。
左の縦長写真2枚がこれまでの作業場(レーン)の様子です。これまでは、各レーンに配置されたバイトが、上からコンベヤで流されてきた商品をローラー部分で受け止め、商品に貼られた店名ラベルを見て、人間の手で更に数店舗に仕分けていました。
それに対し、一番右の横長写真が工事が終わった後の今の様子です。従来のコンベヤ・ローラー設備は全て撤去され、代わりにデジタル表示器がずらっと並んだラックがあちこちに据え付けられました。今後の作業は、このDAS(ダス)という機械で、商品のバーコードをスキャンし、デジタル表示器に示された数量を見て、商品を行先別に仕分けるやり方に変わります。全面的に切り替わるのは9月からで、今はそれに向けて、DASの導入テストを兼ねた実地研修を受けている所です。(注:DAS=デジタル・アソート・システムの略)
今までは人間が商品の店名ラベルを見て商品を仕分けていたのが、今度からは商品のバーコードを機械で読み込んで、デジタル表示の出荷数を見ながら商品を仕分けるようになります。従来の人間の目と手だけの作業から、機械も導入しての、誤配防止と生産性向上に繋げようというのが、会社がこのシステムに変えた理由です。
しかし、作業者は他にも大勢います。その大勢の人間が、色んな商品を持って、同時に同じ場所で出荷作業に入っても混乱しないように、どの色のデジタル表示を見ながら作業するかを、バーコードをスキャンする時に予め決めます。色は赤・青・緑・黄・白の5色から選べるので、5人まで同時に作業出来ます。
商品のバーコードを機械で読み込むと、作業場通路の頭上にある「通路表示器」に読み込んだ人の色のランプが点灯します。この場合は青と赤が点灯しています(左上写真)。それと同時に、ラックの上の「数量表示器」にも、今仕分けしている作業者が選んだ青色の点滅と、青色で出荷している商品のオーダー数が示されます。仕分け中の別の作業者が選んだ赤色のランプも同時に点きますが、オーダー数はあくまでも青色で現在出荷作業中の商品の数しか表示されません(右上写真)。
そこで、赤色で作業している人は、自分が出荷作業をする時は、「数量表示器」の赤色ボタンを押して(点滅が青から赤に変わる)、数字の表示を青色(で登録した商品)から赤色に変えます(左上写真)。そうして、赤色の作業者の方が早く終われば、「通路表示器」のランプも赤色は先に消え、まだ作業が残っている青色だけになります(右上写真)。
何もトラブルがなければ、「数量表示器」も「通路表示器」も仕分け終了と同時に消灯します。若し、ランプが消えたのにまだ商品が残っていたり、逆に商品が先になくなってしまったら、それはどこかで誤配しているという事なので、作業者は再度データと現物を照合します。そうやって誤配防止と作業のスピードアップを図ろうとしているのです。
ただ、これまでは、担当レーンでコンベヤやローラーを流れてきた商品を数店舗に振り分けるだけで良かったのが、今度からは、自分が商品を持って作業場内を移動しながら振り分けていかなければならなくなります。その分、作業終了まで更に時間がかかるようになるので、9月からは始業時間も9時から早朝7時に2時間繰り上がります。また始発前後の電車で出勤する事になります。そんな中で、どれだけブログに時間を割く事が出来るか分かりませんが、兎に角、頑張って行ける所まで行こうと思っています。
以前、労災絡みのトラブルについての記事の中で、その労災事故の背景として、職場の改修工事で作業場が狭くなっていた事をあげました。その改修工事は9月からの作業システムの大幅変更に伴うものでした。今や8月も終わり近くとなり、工事もほぼ完成に近づきつつあります。
左の縦長写真2枚がこれまでの作業場(レーン)の様子です。これまでは、各レーンに配置されたバイトが、上からコンベヤで流されてきた商品をローラー部分で受け止め、商品に貼られた店名ラベルを見て、人間の手で更に数店舗に仕分けていました。
それに対し、一番右の横長写真が工事が終わった後の今の様子です。従来のコンベヤ・ローラー設備は全て撤去され、代わりにデジタル表示器がずらっと並んだラックがあちこちに据え付けられました。今後の作業は、このDAS(ダス)という機械で、商品のバーコードをスキャンし、デジタル表示器に示された数量を見て、商品を行先別に仕分けるやり方に変わります。全面的に切り替わるのは9月からで、今はそれに向けて、DASの導入テストを兼ねた実地研修を受けている所です。(注:DAS=デジタル・アソート・システムの略)
今までは人間が商品の店名ラベルを見て商品を仕分けていたのが、今度からは商品のバーコードを機械で読み込んで、デジタル表示の出荷数を見ながら商品を仕分けるようになります。従来の人間の目と手だけの作業から、機械も導入しての、誤配防止と生産性向上に繋げようというのが、会社がこのシステムに変えた理由です。
しかし、作業者は他にも大勢います。その大勢の人間が、色んな商品を持って、同時に同じ場所で出荷作業に入っても混乱しないように、どの色のデジタル表示を見ながら作業するかを、バーコードをスキャンする時に予め決めます。色は赤・青・緑・黄・白の5色から選べるので、5人まで同時に作業出来ます。
商品のバーコードを機械で読み込むと、作業場通路の頭上にある「通路表示器」に読み込んだ人の色のランプが点灯します。この場合は青と赤が点灯しています(左上写真)。それと同時に、ラックの上の「数量表示器」にも、今仕分けしている作業者が選んだ青色の点滅と、青色で出荷している商品のオーダー数が示されます。仕分け中の別の作業者が選んだ赤色のランプも同時に点きますが、オーダー数はあくまでも青色で現在出荷作業中の商品の数しか表示されません(右上写真)。
そこで、赤色で作業している人は、自分が出荷作業をする時は、「数量表示器」の赤色ボタンを押して(点滅が青から赤に変わる)、数字の表示を青色(で登録した商品)から赤色に変えます(左上写真)。そうして、赤色の作業者の方が早く終われば、「通路表示器」のランプも赤色は先に消え、まだ作業が残っている青色だけになります(右上写真)。
何もトラブルがなければ、「数量表示器」も「通路表示器」も仕分け終了と同時に消灯します。若し、ランプが消えたのにまだ商品が残っていたり、逆に商品が先になくなってしまったら、それはどこかで誤配しているという事なので、作業者は再度データと現物を照合します。そうやって誤配防止と作業のスピードアップを図ろうとしているのです。
ただ、これまでは、担当レーンでコンベヤやローラーを流れてきた商品を数店舗に振り分けるだけで良かったのが、今度からは、自分が商品を持って作業場内を移動しながら振り分けていかなければならなくなります。その分、作業終了まで更に時間がかかるようになるので、9月からは始業時間も9時から早朝7時に2時間繰り上がります。また始発前後の電車で出勤する事になります。そんな中で、どれだけブログに時間を割く事が出来るか分かりませんが、兎に角、頑張って行ける所まで行こうと思っています。