アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

当ブログへようこそ

 アフガン・イラク戦争も金正日もNO!!搾取・抑圧のない世界を目指して、万国のプレカリアート団結せよ!

 これが、当ブログの主張です。
 詳しくは→こちらを参照の事。
 「プレカリアート」という言葉の意味は→こちらを参照。
 コメント・TB(トラックバック)については→こちらを参照。
 読んだ記事の中で気に入ったものがあれば→こちらをクリック。

健康で文化的な最低限度の夕食ランキング

2018年07月28日 03時45分57秒 | なにわB級グルメ探訪

 

 火曜夜9時からフジテレビ系列でドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」が始まりました。ドラマの題名が長ったらしいので、ここでは「ケンカツ」と略称で呼ぶ事にします。

 「ケンカツ」は、区役所の生活保護部門で働く新人ケースワーカーが主人公のドラマです。私は、柏木ハルコ原作の同名の漫画を初めて観たときに、その余りのリアルさに驚かされました。借金返済に追われ就職活動が手につかない喘息もちの男性。バイト収入を申告しなかった為に不正受給とみなされ、バイト料を全額徴収される羽目になり再び不良に転落していく息子とその母親。そういう生活保護のリアルな現実が、これでもかというぐらい出てきます。その中で、吉岡里帆扮する主人公の義経えみるが一人前のケースワーカーに成長していく物語です。

 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。(日本国憲法第25条)

 この条文は、あくまでも「国民は誰でも健康で文化的な生活を営む権利がある」点に主眼が置かれている事が分かります。その為に「国は~の向上、増進に努めなければならない」と謳っているのですから。その上で、いくら権利があるからと言っても、それをいきなり全部満たすわけにはいかないので、「最低限度」これだけは保障しよう~という構成になっています。

 ところが、自民党政府は、それを自分の都合の良いように解釈し、「最低限度」の部分を極限まで押し広げ、幹と枝葉の関係を逆転させ、肝心の「健康で文化的な生活を営む権利」を名ばかりのものにしてきました。実際には全体のわずか0.45%(2015年度)しかない不正受給を、さも膨大であるかのように言い募り、それを生活保護費削減の口実にしてきました。そして、差別や偏見で生活保護受給者を自暴自棄に追い込み、飼い殺しの状態に放置し、その結果生まれた一部のギャンブル・アルコール依存症患者の存在を針小棒大に言い立て、それを更なる保護費削減の口実にしてきたのです。「ケンカツ」を観る時も、その視点だけはずっと保持しておかなければならないと思います。ドラマの題名にわざわざ憲法25条の条文を持ってきたのも、それが狙いなのですから。

 さて、今回、職場読者の一部から要望のあった「安くて旨い夕食ランキング」を、ようやく記事にする事が出来ました。あくまでも私が今住んでいる新今宮と、その周辺の難波・天下茶屋界隈を中心に紹介します。その「安くて旨い」も、「安かろう悪かろう」ではなく、「安い上に栄養もあるランキング」である事に主眼を置きました。写真の下にあるのが、その夕食の解説文です。星の数が多いほど高評価。但し、あくまでも私の主観と即興による評価です。今住んでる所は自炊が出来ないので、このランキングには私自身も大助かりです。この他にも探せばもっとあるかも知れませんが、とりあえず今回はここまで。

(1)まんぷく日替わり弁当 300円(新今宮)

(値段)★★★★★ (味)★★ (栄養バランス)★★ (アクセス)★★★★ (総合)65点(★1個5点×13個。以下も同様に計算)

値段は最安値。私の今住んでいる近くで売っている点も評価できる。ご飯の量やおかずの種類も多い。しかし、野菜はほとんど無く、揚げ物の油も古い。以前、ここで弁当を買った際に、「これは今日作った弁当ですね?」と店員に念押ししたら、一瞬ギョッとした顔をされて、「ええ、そうですよ」とぶっきらぼうに答えられた事があったw。毎週木曜日定休。

(2)キッチンはぎちゃのアジフライ定食 500円(新今宮)

(値段)★★★★ (味)★★★★ (栄養バランス)★★★★ (アクセス)★★★★ (総合)80点

阪堺線新今宮駅前(旧南霞町)停留所の前の踏切を渡り萩之茶屋の方向に歩いてすぐの所に「キッチンはぎちゃ」がある。そこはメニューが豊富で、写真のアジフライ定食以外にも、ハムエッグ定食など30種類近くの定食を400~500円台で食べる事が出来る。ただ難点は、いついっても店内が満杯である事。だから、私も新今宮に来た当初行ったきりで、後は全然行かなかった。でも、混雑さえ我慢すれば、値段を考えると最高のコスパだと思う。この店の事を今ようやく思い出した。定休日を聞くのを忘れた。

(3)カフェ・グリル・むさしの日替わりランチ 560円(岸里)

(値段)★★ (味)★★★ (栄養バランス)★★★★ (アクセス)★★★★ (総合)65点

このお店は、地下鉄四つ橋線岸里駅を降りて旧国道26号線を西成税務署の方に歩いていく途中にある。夕方以降も日替わりランチを注文できるのが最大の売り。この値段で、野菜の他に果物(ネーブル)も付くのは珍しい。後70円出せばセットでコーヒーも注文できる。コーヒーのミルクもポットに入った昔ながらの牛乳。但し、定番の日替わりメニューなので、毎日通っていると次第に飽きてくる。メニューも肉料理中心で魚はほとんど無い。隔週金曜日定休。

(4)大寅食堂の日替わり弁当 500円(新今宮)

(値段)★★★ (味)★★★★ (栄養バランス)★★★★ (アクセス)★★★ (総合)70点

あいりん総合センター前の歩道を太子交差点の方に歩いていくと、(1)の「まんぷく」弁当の隣にある。18時からしか営業しないし、店の構えも地味なので、初心者には場所が分かりにくいかも。その大寅食堂唯一の持ち帰り弁当がこれ。ご飯は一旦丼に入れてから弁当のトレーに移し入れ、上にごま塩をパラパラとかけてくれる。惣菜は作り置きメニューの寄せ集めだが、和風中心で「昔のおふくろの味」に近い。時々不意に休業されるのが難点。定休日は聞き漏らしたので、興味ある方は先方に直接確認して下さい。

(5)金の羽根たまごの日替わり弁当 500円(天下茶屋)

(値段)★★★ (味)★★★ (栄養バランス)★★★ (アクセス)★★★★ (総合)65点

場所は松虫通のカナート岸里店横。南海天下茶屋、地下鉄岸里の両駅からアクセス可能。金の羽根の鶏がトレードマークの弁当屋さん。テレビ番組「魔法のレストラン」でも紹介された事があるらしい。店の前のイートインコーナーで食べるとお茶のサービスもある。しかし、店の前のテラスなので夏場はエアコンもない中、汗だくになって食べなければならない。メニューも肉や揚げ物が中心。毎週日曜日定休。

(6)膳やの肉じゃが弁当 490円(難波)

(値段)★★★ (味)★★★★ (栄養バランス)★★★★ (アクセス)★★★ (総合)70点

なんばウォークの地下街にある大手飲食店チェーン「膳や」のテイクアウト弁当の中でも一番安いのがこれ。とても500円以下の弁当には思えない。ご飯も美味しいし揚げ物も胃にもたれない。他に鯖塩焼き弁当(580円)や牛バラ弁当(690円)など、全部で8種類の持ち帰りメニューがある。難点は注文してから出来上がるまで10分近く待たなければならない事と、難波に一旦出て調達しなければならないので、帰り路が若干遠回りになる事。基本、年中無休。

(7)ザ・めしやの豚汁定食 590円(難波)

(値段)★★★★ (味)★★★★ (栄養バランス)★★★ (アクセス)★★★ (総合)70点

難波千日前のビッグカメラ前にある大手飲食店チェーン「ザ・めしや」の店内メニュー。他に焼き鯖定食など3点が590円で提供されている。味噌汁も付いて600円しないので、写真のように、ご飯を大盛りに変更し、オプションで納豆を注文する事も可能。但し、栄養バランスという点では、野菜不足に塩分過多が少々気になる。こちらも基本、年中無休。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする