アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

基地温存の偽装仲間が沖縄をダシに骨肉の争い

2010年05月05日 21時11分25秒 | 沖縄の犠牲の上に胡坐をかくな
・首相「沖縄にも徳之島にも」移転検討伝える(読売新聞)
 http://www.yomiuri.co.jp/feature/20091215-481540/news/20100504-OYT1T00359.htm?from=nwla
・鳩山首相 沖縄“おわび”行脚 怒号「本当に総理か」 女性詰め寄る場面も(産経新聞)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100505-00000041-san-pol
・石破氏、普天間先送りは「無責任、無定見」(産経イザ!)
 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/336378/
・麻生前首相、米で鳩山政権の普天間対応を批判(読売新聞)
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100501-OYT1T00721.htm
・「鳩山首相の県外移設約束は軽率」 たちあがれの平沼氏が批判(産経新聞)
 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100505/plc1005051558005-n1.htm
・渡辺・みんなの党代表:たちあがれ日本「偽装第3極だ」/栃木(毎日新聞)
 http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20100411ddlk09010091000c.html

 あほらし。やっぱり沖縄県民を裏切った鳩山も鳩山なら、それを批判する石破・麻生・平沼も、それらをなで斬りにして自分だけ良い子ぶる渡辺も、「対米追従・基地温存」「憲法改悪・消費税増税」「財界本位」の自民亜流という点では、みんな悉く同じの「偽装政権交代」「偽装野党」「偽装反自民」「偽装第3極」仲間であり、「沖縄県民の敵」ではないか。
 「沖縄の思い」や「抑止力」が聞いて呆れる。沖縄の基地が日本を守る為ではなくアフガン・イラク侵略の為にあり、だからグアム・テニアンに移っても別に構わないのに、米国が沖縄・日本を手放さないのは、偏に「思いやり予算」があるからであり、基地利権に群がるゼネコン・軍需産業・政治家がいるからではないか。
 そいつらがバカの一つ覚えのように言ってきた、「政権交代」だの「生活第一」だのも、或いは「国益」だの「拉致」だのも、いずれも「参院選後にいかに政党助成金をせしめるか、大臣の椅子にありつくか」という本音を覆い隠す為の、煙幕や免罪符でしかない。もはや年中行事と化した、年末と国政選挙前の政界再編劇や駆け込み新党ラッシュが、その何よりの証拠だ。
 こいつらに、犠牲を押し付けられる沖縄・グアム・テニアンの人の気持ちなぞ、分かろう筈もない。「基地温存・財界言いなり」政治を変える気なぞサラサラ無いくせに、これ以上、沖縄や日本本土の庶民をダシにするのは止めろ。

 
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4 コメント

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鳩山政権の迷走 (isao-pw大城 勲)
2010-05-05 22:27:15
普天間基地問題で鳩山政権の迷走が非難され鳩山総理の指導力不足、責任論が高まっていますが昨年9月の政権交代後も霞ヶ関の官僚機構が従来通りの実務権限を維持し、経験の浅い閣僚、政務三役が既得権益を維持しようとする官僚機構に翻弄されて問題の本質を見誤り、官僚が提示する誤った情報を基に判断せざるを得ない状況では迷走を繰り返すのも必然です。
普天間問題での対米交渉でも自民党政権での対米従属と利権絡みで米軍再編計画に関与して来た官僚に頼っていては政権交代に伴う新たな日米関係を構築する事は不可能であり米国側の意向に阿る結論に至る事も必然です。
防衛省、外務省の実務交渉に臨む官僚は沖縄米軍基地の無期限自由使用を前提として普天間代替施設でのオスプレイ運用に配慮して編隊飛行訓練で必要な最大値として1600m滑走路を目論んでいる。これは米国がSACO合意でも米軍再編ロードマップでも明言して来た「戦闘機の運用は想定せず」の歯止めを外して空母艦載機の運用を可能にしヘリとは桁違いの轟音を発生させる。SACO合意で普天間の辺野古移設を受け入れた(故)岸本元名護市長と稲嶺前知事の受け入れ条件は15年使用期限と基地使用協定での運用機種制限が前提であったが日本政府に無視され北部振興策との取引で基地受け入れを迫られて来た。
鳩山政権が現時点で米国との合意を求めるにはSACO合意で辺野古移設を決めた際に米軍の求めた要件、ヘリ部隊と連動するKC-130空中給油機の運用可能な1300m滑走路と港湾施設が必要である。
沖縄県民の理解を得るには目先の誤魔化しでは無く本質的な日米関係の包括的な見直しで在沖海兵隊及び陸軍グリーンベレー等の地上部隊を全面撤退させ、沖縄本島周辺の訓練施設を全面返還させる為に使用期限の交渉を米国と直ちに開始すべきである。
最終ゴールは米軍地上部隊の全面撤退と訓練施設の全面返還こそ沖縄の負担軽減であるが鳩山政権は総理を始め閣僚、政務三役の無知に付け込む官僚機構の頑迷な妄言に操られて問題の本質を見誤り出口の見えない迷路を彷徨っていると言わざるを得ない。
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Re:あほらし (バッジ@ネオ・トロツキスト)
2010-05-06 12:04:24
まだダメなんでしょうかね?
それとも、もう一線を越えられたんでしょうかね?
反自公、反保守、反新自由主義派の有権者たちの民主党政権への見限り決断のことですよ。

だって、マスメディアによれば、鳩山政権の支持率は暴落したけれど、民主党政権が継続すること自体についてはまだ多くの有権者が未練を残しているようですからね。「菅首班内閣に政権たらい回しすれば参議院選挙対策はOKだ!」なんて考えて動き出しているセンセイ連中もいるみたいですよ。

ま、沖縄は、菅でも乗り切れないでしょうけどね。公約違反のツケもだいぶ貯まっちゃったようですからね。

早く次の歴史段階の幕が開かないかなぁ・・・
(本当は「次の次」の方を期待しているんだけれど)
返信する
普天間たらい回し確定と同時に (プレカリアート)
2010-05-07 21:04:38
>まだダメなんでしょうかね?
それとも、もう一線を越えられたんでしょうかね?
反自公、反保守、反新自由主義派の有権者たちの民主党政権への見限り決断のことですよ。(バッジさん)

 これですが、私も、そろそろ公然と鳩山打倒をいうべき時が来つつあると、思い始めています。
 もとより、鳩山・小沢や民主党が、所詮は「第二自民党」である事は百も承知の上で、それでも兎も角「自民党政治を終わらせなければならない」との思いで、鳩山民主党にも限定的な支持を与えてきました。

 ところが、政権交代以後も、私が当初予想した以上に、この政権・与党の「第二自民党」的本質が露呈し始めました。献金問題、普天間問題、後期高齢者医療制度の見直し、派遣法改正のどれをとっても。
 しかし、それでも政権打倒を公言するまでには至らなかったのは、偏に「自民党やネオリベ・右翼を増長させてはいけない」との思いがあったからです。
 でも、ここまで「第二自民党」的本質が露呈してくるとなると、「もういい加減にしろよ」と為らざるを得ません。普天間基地の県内たらい回しが確定した時点が、一つのターニングポイントになるかと思います。

 気がかりな自民や右翼の動向ですが、「みんなの党」以外は、ほとんど党勢伸張が見込めないのではないかな。基本路線が自民と同じで、自民と民主の間で二股かけているだけなので、全然新鮮味が感じられないですから。
 「みんなの党」が人気しているのも、「立ち上がれ」以下の泡沫政党よりは「まだ何か期待できそうだ」という、多分にムード的な要素が大きいのでは。「渡辺喜美」人気に寄りかかっているだけではないかと。少なくとも次の参院選では、フランス・ルペンの国民戦線みたいな事には、まだならないだろうなと。聊か楽観的過ぎる見方かも知れませんが。

 ちょうど同じ時期に英国でも総選挙があり、保守党が第一党になりましたが、労働党も第二党の座を確保して、第三極の自民党はやはり二大政党制の壁に阻まれて、前二党の半分ぐらいの議席しか獲得できそうにない。
 確かに、過半数を制する政党はなくなりましたが、この後ももう一波乱・二波乱あるでしょうし、その中で自民党がどうなっていくのか。日本新党みたいに、消えてなくなる可能性も決して低くはないと思います。その中で、保守党も労働党も自民党をも巻き込んで、全く別の二大政党制に変わるかもしれない。或いは、これを機に、本当に小選挙区制から中選挙区制や比例代表制に変わるかもしれない。ちょうど日本やイタリアとは逆の形で。
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「みんなの党」侮るべからず (プレカリアート)
2010-05-07 22:36:04
 ただ先のコメントに補足しておきますが、確かに「みんなの党」が、今すぐにはルペンの国民戦線ほどには伸張しないとは思うものの、決して侮るべきではない。それどころか、「民主党政権」打倒の後に立ちはだかるのは、実は自民党ではなく「みんなの党」になるのではないか。そう思います。

 自民党は早晩空中分解するでしょう。若し残ったとしても、「みんなの党」と合体して、自民党の名前こそ残ったとしても、実態としては「みんなの党」が自民党に取って代わるかも知れない。
 何故なら、この党は、「たちあがれ」以下の右翼保守系泡沫政党とは違って、支持される要素がそれなりに在るからです。

 まず、非常に立ち回るのが上手い。結成当初は、当の自分たちも今の「たちあがれ」と同様に、自民党の補完勢力を自認していたくせに、ここ最近は、「民主には愛想が尽きたが、さりとて自民復活もゴメン」という有権者の気分に巧妙に取り入って、「たちあがれ」を自民別働隊と批判する形で、「我こそは真の第三極」との宣伝に余念が無い。しかもそれが、マスコミの支援もあって、非常に有権者に浸透している。そこが、同じ「偽装第三極」の「たちあがれ」以下や幸福実現党との決定的な違いです。

 そして、これがより本質的な側面なのですが、「みんなの党」みたいなのが受け入れられる素地が、実際に今の日本にはあります。
 それは、格差社会や新自由主義に対する批判が、何故、南米の様な左翼躍進とならずに、「みんなの党」みたいなのに取って代わられるのか、という事を考えれば、よく分かると思います。
 左翼が何故伸びないのか。硬直した党体質、「ベルリンの壁」崩壊の影響、北朝鮮・中国の人権侵害・・・どれも一定正しいが、それだけでは説明が付かない。

 より本質的には、戦後も自民党政治の下で右翼的・封建的な要素が温存された日本では、まだまだ欧米と比べて、労働組合や市民運動の力が弱い。社会的生存権の考え方がなかなか広まらず、奴隷根性や自己責任論が幅を利かせている。それが、「みんなの党」を下支えしているのです。
 つまり、「みんなの党」というのは、それ自体が新自由主義の仇花であり、日本社会の後進性の反映でもあるのです。「みんなの党」のイデオロギー・価値観からの脱却・超克が、今後の日本左翼の課題であり、また日本社会の課題でもあると思います。
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