次男の幼稚園時代のママ友I野さんが遊びに来てくれました。お友達のS木さんご夫妻と4人で。皆さんお若い!
静岡県磐田市に転居したのは長男が小1、次男が4歳。それから、15年前にここ伊豆に移るまで、約20年間磐田に住んでいました。
東京から転居した私たちですから、磐田で見るもの聞くもの珍しい!
なかでも、幼稚園に行き始めた次男と息子さんが同級生ということでお近づきになったI野さんは、当時でも珍しい専業農家でした。
今回聞いたら、現在はなんと40町歩以上(1反が300坪、1町は10反なので3000坪、その40倍というと12万坪にもなります)の水田でお米を作っているそうです。
初物のサトイモ。鶏肉と炊き合わせ。おいしかったです。小さいのは皮をつるりと剥いて衣被。
ちょっと味が違う赤芽イモもおいしいですね。
田植え、稲刈りを手伝わせていただきました。(お邪魔でしたよね?ごめんなさい)
お茶摘み、レンコン堀り、シイタケ狩り。ジャガイモやサツマイモの植え付けと収穫。山のご実家訪問、川遊び・・・本当にありがとうございました。
それだけではありません。
新鮮な野菜は、新鮮なお魚がおいしいようにおいしいということも何度も何度も体験させてくれました。
ゴボウは夫の大好物だと承知してくれてますから、全部掘り起こしてくれたんですって。直径7センチくらいもあります。
根菜シリーズでニンジンも。ゆでるだけでおいしいんですよ。
I野さんは、私から見てなかなかいい生活をしています。
もちろん、めちゃくちゃ忙しいのですが、間を縫ってよく遊んでいる!
今回ご一緒のS木さんたちと一緒に「旅」に行くことが趣味。強行スケジュールですがアチラコチラ、よく行ってますね。今回だってI野さんはお知り合いのお通夜が飛び込んできたし、S木さんはお仕事が終わるのが8時。それでも9時には出発。このくらいの「やる気」がなければ、立案だけでうやむやに終わってしまいそう。
ミドリいろいろ。ほんとにキレイ。
夏の定番、ナス。翌日夫が10本煮物にしてくれました。
新ショウガの色合いがさわやか。毎年、新ショウガに出会うたびに同じ感想が浮かびます。
「今は忙しいから、仕事が一段落したら楽しみます」と耳にしますが、退職後、実行に移す人と、いうばっかりで何も実行しない人に分かれます。
いくら勧めても、人生を楽しめない人達を見ると、認知症予防には、現職中から「如何に遊ぶか=どうやって右脳と前頭葉の連携プレイを楽しむか。自分が楽しいことを知っておく」ことが大切だとしみじみ思います。
FB友達のK古さんが、今日新しく年末までのスケジュールをアップしていました。5回も演奏会がありました。
K古さんは、ダックで有名な大手生命保険会社で重要なお仕事をなさった方ですが、在職中からお友達3人とフォークバンドMIXというバンドを組んでいます。ライブハウスでのライブショーをやり、おやじバンドフェステイバルにも参加し受賞したというニュースも耳に飛び込んできました。
両立させるには大変な努力が必要だったでしょうが、退職してしまえば、こちらのもの。練習にしろステージ演奏にしろ、時間は楽しく過ぎ去っていくはず。
昔懐かしいマクワウリ
楽しいと思うことは十人十色。まさに生きた結果が決めます。
音楽は右脳ですから、脳の健康にはとてもいい。更にさらに、バンドですよ。つまり合わせて演奏しなくてはいけないのです。音楽の楽しさがわかっている人にとっては「合わせる」ことで楽しさが倍増すると聞きました。K古さんは音楽の楽しみを日々実感していることでしょう。
S木さんには、また別の楽しみが。渓流釣り。車で2時間くらい行って、そこから沢沿いに歩くんですって。対岸が目的地の時に渡れない状況だと、さらに上流に上り川を渡って降りてくるというようなこともよくあるそうです。ご夫婦共通の趣味ですって!
魚たちとの駆け引きが楽しいって言われてました。
見事なイワナとアマゴ
もちろん食べるそうですが、お友達にあげることも喜びの一つですって。
私の喜びは例によって友人に振舞うこと。
1週間後にみえた二組のご夫婦に振舞いましたとも。
イワナをコンガリ焼いて、熱燗を注ぎイワナ酒。
イワナの半分はオーソドックスに塩焼き。半分は酒と塩で下味を付けてチン。ごま油を熱くしてジュッとまわしかける。
アマゴはS木さんおすすめのバター焼き。
S木さんごちそうさまでした。
あれから、37年になるのですね。長いお友達になりました。
それぞれが楽しそうに生きている私たち。こういう高齢者が増えたらいいのですけれど。