子供のころ「人に影響されないように」とか「自分を持って」とか言われたような気がします。
そういう面もあると思うのですが、すぐに影響を受けてしまう私もいます。
例えば、テレビや新聞などで手近な材料でできるお料理の紹介があるとすぐに作ってみます。きちんと自分のレシピにまでなるのは、あまりありませんが。
友人からメールが来て「ゆず胡椒を作ってます」
ムズムズしてきます。ゆずの入手先はすぐに思いつきましたが、辛い青唐辛子がないのです。
たまたま、農協の産直市に寄ったら青唐辛子が一袋売れ残っていました!しかも「とても辛い」とわざわざ但し書きが。
さあ挑戦!まずゆずの下準備から。ゆずの皮を剥いてみました。
それから刻みます。
陶器製のおろし器ですりおろしも作ってみました。
青唐辛子は種をとってみじん切りに。
フードプロセッサーでジャン。
両方混ぜて、お塩を足します。お塩はこだわりの、海水を煮詰めたものを使いました。
すり鉢で当たります。
ビンに詰めて冷蔵庫へ。発酵が進んだらまろやかになるそうです。
作っているうちに思い出しました。
私は北九州育ちなのですが、北九州では「ゆず胡椒」というように唐辛子のことを「こしょう」といっていました。
ペッパーは「洋こしょう」というのです。
ふるさとを離れて何十年もたっていますから、「唐辛子」のことは「唐辛子」とか「南蛮」とか「一味」や「七味」と言い習わしていて、このことはすっかり忘れていました。
一本のメールに触発されたおかげで、いろんなことを懐かしく思い出しました。
「すぐのる」には「やる気」が必須ですから、前頭葉がイキイキしていないと難しいことになります。「人から影響を受けてしまう」というとらえ方ではなく「アンテナを立てておいて、自分にできそう、楽しそう。ならやってみる」ような姿勢を評価する方が、老後の生き方には必要だと思います。
ゆず果汁はほんの少ししか使いませんから、蜂蜜入れておやつに飲みました。
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