2月の働く人1人当たりの現金給与の総額は、前の年の同じ月と比べて3.1%増えたものの、物価の上昇に賃金の伸びが追いつかず、実質賃金は1.2%減少し、2か月連続のマイナスとなり、物価高が今年に入り家計に忍び寄る現象が見られる。
事実、2月の家計支出は、物価が高騰する中、消費者が食費を削減し続けたため、前年同月比0.5%減となり、3ヶ月ぶりの減少となった。前年同月が閏年で1日多いということもあるが、食品など家計の必須アイテムは減少幅が大きい。
8割も上がった米に代表される食品への支出は節約志向が見られ、食品への支出は4.5%減少した。キャベツ、白菜、ブロッコリーやトマトなどの生鮮食品への支出が減少したため、5か月連続で減少となった。
節約のできない医療費が7.1%減少したのは、インフルエンザの症例数の減少により医療サービス支出が減少したためで、4か月ぶりに減少した。
衣料品と履物への支出は12.5%急落し、寒さが春のアイテムの需要を減退させたため、2か月連続で減少した。
一方、光熱費の支出は、寒さがエアコンの使用増加につながったため、7.6%増加した。
8割も上がった米に代表される食品への支出は節約志向が見られ、食品への支出は4.5%減少した。キャベツ、白菜、ブロッコリーやトマトなどの生鮮食品への支出が減少したため、5か月連続で減少となった。
節約のできない医療費が7.1%減少したのは、インフルエンザの症例数の減少により医療サービス支出が減少したためで、4か月ぶりに減少した。
衣料品と履物への支出は12.5%急落し、寒さが春のアイテムの需要を減退させたため、2か月連続で減少した。
一方、光熱費の支出は、寒さがエアコンの使用増加につながったため、7.6%増加した。
スーパーでの食品売り場で、高いものは売れ残る現象が顕著で、賞味期限切れの格安割引品を買い求める客が夕方には見受けられ、私も毎日買っているパンなど20%とか15%の値引き商品を買うことが多くなった。
キャベツなど天候が安定し、値下がりするものもあり、生鮮野菜の動向が食品への支出を増やすことになる。当面消費支出はお天気次第か?