1日のブログで昨年「日本人はよく働いた」と書いたが、5日発表された毎月勤労統計では24年の実質賃金はかなりの賃上げ(現金給与総額は33年ぶりに2.9%増)にも拘わらず前年比マイナス0.2%に終わった。簡単に言うと、物価の上昇3.2%に賃上げが追いつかなかったことだ。政府、日銀間でインフレかどうかで論争しているが、米の価格が6割も上がっているのを筆頭に野菜、果物も毎日話題になるくらい値上がりしている。確実にインフレ時代に入っている。
30年の長いデフレ時代に慣れ、戸惑っている人が多いと思う。同時に金利のある世界に戻ったので、頭の切り替えが必要だ。先ずしっかりと春闘で生活防衛賃上げを実現することだ。連合は昨年並みの5%賃上げ、中小企業は6%という要求を掲げている。年間給与総額を増やすためには賞与の増加や時間外割増率の見直しなども検討する必要がある。
30年の長いデフレ時代に慣れ、戸惑っている人が多いと思う。同時に金利のある世界に戻ったので、頭の切り替えが必要だ。先ずしっかりと春闘で生活防衛賃上げを実現することだ。連合は昨年並みの5%賃上げ、中小企業は6%という要求を掲げている。年間給与総額を増やすためには賞与の増加や時間外割増率の見直しなども検討する必要がある。