行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

世界の大都市の中で東京が一番安全

2017-10-31 14:57:54 | 生活
世界60都市を対象に、都市の安全性を評価した「Safe Cities Index」の2017年版が発表された。日本褒めのフェイクニュースではなく英・エコノミスト誌の調査機関ザ・エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が評価したものだ。同調査は都市の安全性というテーマに対して、49の質的・量的指標で構成された指数を、4つのカテゴリー(1:サイバーセキュリティ、2:医療・健康環境の安全性、3:インフラの安全性、4:個人の安全性)にわけて分析している。対象はデーターが入手可能な世界の60都市。

東京は2年前の同調査と較べると、医療・健康環境の安全性で7ポイント改善されたが、インフラの安全性では12位と低下した。インフラの安全性ベスト10は欧州の都市(マドリッド・バルセロナ・ストックホルム・アムステルダム・チューリッヒ)と、アジア太平洋の都市(シンガポール・ウェリントン・香港・メルボルン・シドニー)で米国の都市も入ってない。
 
個人の安全性では大阪3位、東京4位で、シンガポール、ウェリントンに次ぐ、テロ攻撃の危険性ではカラチが最も高く、ついでイスタンブール、ムンバイ、バンコク、ダッカ、カイロ、パリとなっている。また、殺人強盗などの事件は南米の発生率が極めて高く、サンチアゴ、サンパウロ、リオデジャネイロ、メキシコシティ、リマ、ボゴタで最下位から2番目にはベネズエラとなっている。
1位のシンガポールでは、街中に設置された何万台もの警察監視カメラ(PolCam)を活用し、2012 年のプログラム開始以来 1000 件以上(同国政府調べ)の事件解決に役立ててきた。
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年金生活者のマネー、投資信託

2017-10-29 18:36:45 | 年金生活者
これまでのブログで強調したのは、年金生活者は分配金なり、配当を比較的安全な運用で得なければならないことで、そのためには個別の株を持つよりも投資信託なり、ETF(上場投資信託)で分散投資をすることが基本だ。では数ある投資信託、ETFを選択する基準だが、運用費用の最も安いもの、即ち販売会社へ払う手数料はゼロ(ノーロード)で信託報酬が1%以下の最低のものの中から運用成績の良いものを選ぶ。以前にも触れたが、米国では安いコストのETFに人気があり、信託報酬は0.5%前後のものが多い。ネット証券会社では米国株、米国ETFが買えるので円をドルに変換する手間があるが夜でも買える。日本では今のところETFは証券会社しか買えないが、いずれ銀行や郵便局で買えることになるだろう。
 
日本株では日経なり、TOPIXにインデックスするETFがふさわしいが、大型株よりはるかに成長してる新興市場小型株となるとやはり、専門家が個別の会社を訪ねて分析をして投資信託を組むアクティブファンドを買わざるを得ない。この点基本からはずれるが、3%台の手数料を払い、1.6%台の信託報酬を払っても得られる利益は大きい。
 
米国株は世界の中心であることは歴史を見ても変わらない。米国企業は確かに自動車など日本やドイツの後塵を拝しているが、IT産業でのグーグル、アップル、アマゾン、Netflixなどの成長で、その存在感は突出している。又スイス、ドイツ、フランスなど欧州企業のグローバル化による堅実性も評価できる。日本のETFで米国、欧州を組み込んだ多くのETFを買える。日本を除く先進国市場の主要企業を網羅したMSCIコクサイ指数にインデックスしたETFもいくつかある。
 
途上国の株は日本の新興市場と同じく千差万別でよく判らないが、その成長は素晴らしいものがある。米国のMSCI社が新興国21か国の株式市場の主たる企業からなるインデックスを作っており、それに沿ったETFを買えばリスクが分散される。
 
資産の安定性を確保するには債券ファンドが重要だが、世界的に低金利なので日本国債をはじめ、社債でも最近のはうまみがない。米国国債が安定性からこれを組み込んだETFが安心だ。かつてアルゼンチン国債がデフォルトとなり、日本でも大きな被害を被った。途上国の債券はなるべく多くの格付けの高いものを組み込んだETFが望ましい。
 
リートは比較的新しい金融商品で、住宅、ビル賃貸、ショッピングモール、はては温泉ホテルまで各種の賃料をもとに分配するファンドで、少額投資で家主になって家賃としての分配金を貰うという仕組みだ。現在リートの価格はかなり低水準で配当率は4~7%とかなりの水準で、年金生活者としては有り難い。有名企業のリートなら安心感もある。
 
興味の尽きない投資信託だが、これらをどう組み合わせるか専門家でも意見の分かれるところだ。投資信託ではバランスファンドといって全てをリスクに従って組み合わせたものも数多くあり、面倒くさいならそれを買うのも方法だ。モーニングスター社は金融製品の評価を含めあらゆるデータを無料で提供してくれるのでこれを大いに利用し、判断出来る。
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さあ選挙は終わった。国会議員よ働いてくれ

2017-10-27 18:41:27 | 政治
9月の臨時国会が冒頭解散でお終い。10月22日に選挙、課題満載の国事なのに、特別国会が1日に招集されるが、与党はなんとなくやる気がなさそう。8日くらいの会期で内閣を作ってチョンのようだ。トランプが来るので国会は開かず、臨時国会はそれからのようだ。国難と言った安倍首相は森加計問題に捕らわれ、いつまで臨時国会を引き延ばすのだろうか?松山英樹を呼んでトランプなどとゴルフをするようだがあまりにも国民を愚弄している。
 
自ら言いいだした「働き方改革」当然年内に仕上げると思っていたが、来年度予算も重要課題満載だし、時間切れで来年になる可能性が出てきた。与党は確かに国会議員の数は多いが、内閣支持率は4割そこそこだったことをよもやお忘れか?口では謙虚!謙虚!と言ってるが、国会運営はごり押しの感じがする。
 
国難の北朝鮮問題も、トランプに任せていては米国ファーストの解決で、米国にミサイルが届かないうちに何とかするのであれば、韓国や日本を犠牲にして武力解決を図る可能性もある。臨時国会でそうならないように何としても歯止めを掛けて貰いたい。選挙中、自民も公明も国民の安全安心を保証できるのは自分達だけと言っていたの忘れては困る。
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年金生活者のマネー、株とどうつき合うか

2017-10-25 18:35:39 | 年金生活者
今の低金利時代、自分の財産を維持し、少しでも運用益を貰わなければならないのが年金生活者だ。それにはどうしても株とつき合わなければならない。現在日経平均は昨日まで16連騰と新記録の状態で、これまでになく所有株の含み益が大きくなり、ニンマリしている人が多いだろう。しかし、株価はいつ下落するか判らないのがこれまでの歴史だ。ブラックマンデーの急落は今もってその原因がはっきり判らない。個別の株にしてもこれまでの例を見てもJALやカネボウのように一流企業でも倒産する。最近でも東芝、シャープなど経営陣の不手際で株価は大きく下がった。
 
つまり株は不安定な金融商品ということを肝に銘じながらつき合わないと行けないし、極端に言えば年金生活者は後が短いので個別の株は持たないで、多くの企業、業種の株を持ってリスクを分散することだ。といっても膨大な資産を有してない年金生活者は、その実現のためには各種の投資信託やこの数年登場してきたETFでの資産運用を考えることだ。米国ではすでにETFが庶民の株の運用の中心になっている。
 
リスク分散という観点では、国債や外国政府債、社債など債券、それに後に触れるが不動産を証券化したリートなどでの運用を考えるべきだ。金、プラチナといった商品もあるが、これらは利息を生まないので面白くない。インドや中国では安全資産ということから金信仰が強い、歴史的に政府への信頼が低かったこともある。国際的な危機が高まったりすると高騰し、供給が限られているので価値自体は比較的安定している。
 
株、債権、リート、金、これらは投資信託として何百という種類がある。かつ毎月新しいものが開発され、どれを選んで良いか迷うほどだ。かつてグロソブといって年金生活者に人気の毎月分配型国際債券ファンドが流行った。ところが運用利息以上に分配し、基準価格が売り出し価格を割りこむ状態になり、問題視され、人気がそれほどでもなくなった。年金生活者はこの投資信託かETFを中心に運用を考えることになるので次回触れたい。
 
先日、振込に久しぶりに郵便局を訪れたら、ここでも投資信託を売っている。説明しましょうかといわれたがパンフだけ貰ってきた。見て驚くくらいの種類の投資信託を扱っており、証券会社より多いのではないか?証券会社とつき合うのは億劫だという人は郵便局(郵貯銀行)で充分目的の分散投資は可能だ。多分銀行や証券会社は系列だとか関連だとかに縛られて扱う投資信託に制限があるが、郵便局はどの商品も扱えるのだろう。
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総選挙、女性議員比率10%だけ、NYタイムス批判

2017-10-23 21:47:00 | Weblog

今回の衆院選(定数465)では女性209人が立候補し、23日午前8時の時点で47人が当選した。前回2014年衆院選(同475)に比べ2人増え、約1割が女性議員となった。しかし、これまでの最多は09年(同480)の54人を考えると、前進したとは言えない。

ニューヨークタイムズは今回の選挙前の報道で、衆議員議員の内、女性の割合は9%にすぎず、日本の順位は193ヵ国中、165位で最悪の状態だ。それがこの選挙で改善されるかというと、絶望的と次のように報道している。
「将来の首相と云われている小池百合子知事が新党を立ち上げたが、自身は立候補せず、新党の女性候補者も5分の一にすぎない。それでも日本では新記録だ。与党の自民党を見ても、安倍総裁が女性が輝く社会を創造すると繰り返し主張しても今回の女性候補者は12分の一にすぎない。しかも3年前の選挙に比し、4割も減少している。
自民党が地滑り的勝利を収めても男女間格差は変化しない。しかも改善しようとする動きは全く見られない」とし、

北海道11区の石川かほりと中川ゆうこの闘いを紹介、「2人とも政治家だった夫の跡を継いで立候補し、いろいろな中傷や批判を受けながらも、石川は夫の代替者ではない、自分の真剣さが試されてると主張する。中川は5年間も前職として働いており、苗字より経験を買ってと支持者は言う。この地方では、候補者が2人とも女性というのはレアケースでこの女性ブームに戸惑っている。安倍首相は子供の育児と教育には熱心に語るが女性議員の数については口をつぐむ。二階幹事長は男女の格差問題は選挙の要素でない、自然に任せれば良いと語る。国会で女性議員の割合を決めようと法案を準備していたが、この解散で流れた」同紙は北海道11区女の闘いを一筋の光明として取り上げたのかもしれない。

日本のマスコミの選挙報道とは違い、NYタイムスは先進国日本における国会での男女格差の問題について提起した。又同紙は女性格差解消運動を主導する「国際ネットワーク新世界の女性」代表赤松良子の談話「フランスをはじめ諸外国が行っているように女性割り当てを決めないと、解決は難しい」と引用している。

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内閣不支持なのに、与党圧勝の不思議アラカルト

2017-10-20 23:01:39 | Weblog

総選挙の終盤の情勢が各マスコミでで報道されてる。朝日の調査では安倍内閣の支持率は38%、不支持率は40%、NHK調査ではそれぞれ39%と42%でだった。それでも与党は300議席近く確保し、自民党単独でも絶対安定多数の261議席をとれる可能性があるという。
日経調査の投票したい政党では自民33%、公明8%、立憲民主17%、希望13%、共産6%で残りはその他と未定だ。与党は41%、野党3党は36%だ。それでも上記の与党300議席となると、全議席465の64.5%になる。これぞ現在の小選挙区制度によるマジックといってよい。

民進党の分裂騒ぎで今回の選挙で注目を集めたのが無所属候補だ。緑の党から排除された元民進党の無所属候補者は、比例区で復活は勿論無いし、選挙街宣車も自分のもの一台だけというハンデを背負っての闘いだ。古くからの友人大阪11区の平野博文は希望が維新と連携し、大阪からは候補を立てず維新の候補を支援すると決めたので、止む得ず無所属で自民、維新の候補者と闘う。今から思えば、10区の辻本清美のように立憲民主から出れば良かったと思うが労働組合の組織候補であるからパナソニック労組の判断だったのだろう。

それにしても、希望との合流のさい、大阪では最初から民進党候補者は排除されていたのだ。前原代表はそれを飲み込んでいたとしたら、排除の論理は小池でなく実は前原ということになる。野党がこんなことをやっていて自民党に勝てるわけがない。

東京選挙区の8区から立候補している円よりこさんから毎日のように支援要請のメールが来る。どこかのパーティで名刺交換をしたからだろう。この区は自民党対彼女のような無所属、希望、共産、立憲民主との構図で、自民が断然有利だ。ネットで資金集めをしたり、運動員は皆ボランティアで、しっかり闘っているので、中選挙区だと円さんにも芽はあるのだが、野党分裂で小選挙区の欠点が今回ほど表に出たことはない。


 

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紅葉狩り、蓼科へ

2017-10-18 18:37:13 | Weblog

蓼科のホテルから10月中旬が紅葉見頃と案内があり、出かけた。標高1500mの女神湖のほとり、ホテルの周囲は白樺と楓で見頃であったことは間違いないが、1週間も続く不順な天候で紅葉が雨で落ちてしまっている。

霧の中、2000mを超える麦草峠辺りはすっかり葉が落ちて、冬みたいだった。白駒池はスキップして1500mの八千穂高原まで下りて散策した。

紅葉の滝

 

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山梨の小さなワイナリーを訪ねて

2017-10-17 22:53:05 | Weblog

蓼科へ紅葉狩りに行く途中、南アルプスの麓、白州にある山梨産葡萄で造る小さなワイナリーを訪ねた。その名はシャルマンワイナリー、東京など県外には出荷せず、地域だけで味わえる当に地ワインだ。但しワイナリーから通信販売で購入はできる。

カベルネフランの畑、雨よけの傘が掛けられている。手間を掛けてるのに感心

 

訪れて驚いたのは、その大らかさで、先ず生産現場の全ての過程に入って自由に見られることで、ビンテージワインの棚まで案内人もなく入れる。私が訪問したときは工場には誰もいなくて、各工程の案内板を見て回るだけだった。従ってワイナリーの細かいことは何も判らなかった。ホームページには「シャルマンワインは冷涼な郷、南アルプスの麓でヨーロッパ系ワイン専用ぶどうを自社農園で50年間栽培からワイン醸造まで、本格熟成ヴンテージワインに取り組んでいる栽培醸造ワイナリーです」と書いてある。

破砕機と圧搾機

 

地下貯蔵タンク、空になっていたので覗いた→たる熟成

 
さらにおおらかなのは、試飲も売店の中で客が自由に各種のワインを制限しないで手酌で飲めること。売店にはレジに1人配置されてるだけ、ご随意に試飲してとのこと。私が試飲したのは、カベルネ、メルロー、シャルドネ、マスカット・ベリーA、値段は他の山梨のワイナリーに比較し、半分くらい。売れ筋は2000円~1500円前後とのこと。試飲の結果、しっかりした味と香りの良いマスカット・ベリーA2015年、2380円を買った。フレンチオークのたる熟成で非濾過、非熱処理で瓶詰めとラベルに書いてある。

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感動した辻井のピアノとロンドンフィルハーモニー

2017-10-15 23:18:41 | Weblog

昨夜はミューザ川崎で初めて辻井伸行とロンドンフィルハーモニー管弦楽団の演奏会に行った。私が子供のころ初めて買ったレコードがロンドンフィル演奏の運命だったので、いつかは生の演奏を聴きたいと思っていた。辻井のピアノはユーチューブで聞くぐらいであったが、デビュー以来欧州での海外演奏会もこなしているので興味はあった。指揮者も初めて、ウラディーミル・ユロフスキは07年からロンドンフィルの首席指揮者なので安心して聴けると思った。

全て期待に違わず、中身の濃い演奏会だった。辻井のピアノはラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」熟れた演奏でユロフスキの指揮と息が合ってた。アンコールでは何回も聞いたカンパネラを弾いたが、この辻井のカンパネラには感動した。ユーチューブで聞くのと生で聞くのではこんなにも差があるかと驚いた。ピアノがオーケストラと化し、劇場一杯に音が拡がり、凄い迫力で震えるほどだった。ミューザのシェルのような劇場設計が底で演奏している音が這い上がってくる。次はピアニスト泣かせの難曲チャイコフスキーピアノ協奏曲を是非聴きたい。

ロンドンフィルの最後の曲目は私の大好きなチャイコフスキー「交響曲6番悲愴」で、これも生の演奏は初めて、出だしのコントラバスの音といい、バイオリンをはじめ、弦楽器の綺麗な音とそれを丁寧に引き出すユロフスキの指揮にも感動した。ユロフスキとロンドンフィルハーモニー管弦楽団の演奏にはお金があったら追っかけをしたいものだ。 

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日本を駄目にする総選挙

2017-10-13 23:04:13 | Weblog

スタートした選挙、世論調査も出そろい、初戦の情勢は10月3日書いた「小池劇場は小劇場へ」で予想したとおりだ。各党の公約を見ると、ポピュリズムそのもので、育児、教育、果ては最低生活保障まで無償化を唱え、財源は打ち出の小槌を使うかのようだ。景気がここえ来て上向き、なんとなくどうにかなると言った雰囲気を作り上げている。現実は歳出の6割しか税収がない。更に膨らむ借金の付けは子供たちに回すことになる。毎年80兆円の国債を日銀が買い上げて支えているが、日銀の国債保有高は500兆円にせまり、いつ暴落してもおかしくない。9月10日に書いた「アベノミクスの怖い話」がオリンピックが終わったら、現実味をおびてきた。

こんな無責任な解散は初めてだ。政見放送を聞いても、自民党の候補者は政治の安定を唱えるが、安倍一強の国会で何でもできるほど多数を占め絶対安定だった衆議院を解散した意味は何だったのか?公示日に自民党の広島一区逢沢一郎氏から「緊急事態」というメールが入った。同志の県議が急遽自民党から離党し、希望の党から立候補するという内容だった。自民党候補者も何故ここで解散?と疑問を持っているだろう。しかも北朝鮮情勢も緊迫しており、いまさら日本を守ると唱えても緊張感がない。

やはりこの解散は加計学園疑惑スルーが目的だったと思わざるを得ない。野党が盛り返すにはここを厳しく突くことだろう。

 

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