スパークリングワインの季節がやって来た。今月はシャンパーニュまで出かけ、モエ・エ・シャンドンの素晴らしいガイドに案内され、同社のケイブを見学しつつ、シャンパン製造の技術とこつを聞いてきた。もちろん何種類かの試飲をし、シャンドンの味をじっくりと試せた。また、ランスでのランチでは別の銘柄(写真)のシャンパンを飲んだ。
帰国して、いつも飲んでるスペイン、カバのクリスタリーノを飲んでみたが、自分の舌が鈍感なのか、どちらがシャンパンなのか判らないのだ。泡のでかたはシャンパンの方が活発なような気がするが、900円弱で買えるクリススタリーノをシャンパンだとホテルで出されても判らない。スペインの技術力も大したものと感心せざるを得ない。スパークリングワインには辛口のブリュットと中辛のセミ・セッコがあるが私は発酵麹を利用したセミ・セッコの方が好きだ。
スーパーマーケットでも900円弱のスペイン・カバのスパークリングワインの銘柄複数を売っていた。この種のワインではイタリアのスプマンテ・プロセッコも1500円程度で買える。乾杯は高価なシャンパンでなくても間に合う。