リーマンショック後、始めたブログで、閲覧94万、訪問者25万人という本日の記録です。途中からSNSの普及でブログ読者が減少気味で、現在1日の訪問者は60人から100人となってます。リーマンショックという貴重な体験をした一経済学徒にとって日本だけでなく世界経済がどうなるかを研究対象としてブログを始めたわけですが、かつての石油ショックの時に較べると市民生活に直撃ということは無かったと思います。ただ予想をこえて企業が軒並みに赤字に陥り、しわ寄せが派遣切りという言葉に象徴されるように働く人々に重くのしかかりました。この後遺症が東芝の粉飾決算にいたり、今年の大問題となったわけです。
今年も、中国ショックが夏に起きて、米国株式市場が大きく下落し、世界株安になったことは予想をこえました。中国の株バブルは5月には知れ渡り、はじけることは充分予測できました。中国の株を所有しているのはほとんどが中国人だからはじけても影響は他国には及ばないという見方が大勢でした。ところが世界的な株安が起きたわけで何故だろうという疑問が湧きました。結論から言うと中国市場に欧州、米国そして日本も輸出や投資が依存しているため、中国経済に対して少しでも不安感があると、過剰に反応しやすい状態になっていることです。厄介なことに中国経済の実態がどうなっているのか透明性がなく、疑心暗鬼を生じやすいのです。
アベノミクスも興味ある研究テーマで、批判半分にブログを書きましたが、日銀の国債、ETF、リートなどの買い入れなどかつての経済学では禁じ手だったわけで、今後どうなるのか注目して行きます。政治経済のテーマはホットな解釈、見解をその日に掲載して翌朝のマスコミの報道と比較したいと思います。1昨日の慰安婦問題はその例です。
紀行ものや郷土昭島紹介については写真を掲載して上記のような固い内容に変化を持たせるつもりです。友人知人から読んでるよと言われると励みになるもので、コメントをお寄せ下さい。コメントはその都度ブログにできる限り載せたいと思います。
皆様、よいお年をお迎えください。