クラブを担ぎながらプレーする43歳のジュビック・パグンサン(フィリピン)の姿に驚いたが、石川遼、池田勇太、宮本勝昌など並み居る強豪を押さえ、制覇し全英オープンへの道も開けた。しかも使用したクラブは11本、これではクラブメーカーは儲からない?。帯同キャディも、ハウスキャディも使わないで優勝というのは聞いたこともない。特にグリーン状態やラインの読みを自分でこなしたのだから凄すぎる。
パグンサンはプロだから11本で回れる。足りない番手は、母国フィリピンで培った低弾道ショットで、強く打ったり、弱く打ったり、器用に打ち分ける技術を持っている。ウエッジは4本も入っており、この際クラブのセッティングを再考したい。やはり素人は14本のフルセットが必要なのかも、
2位は3打差で永野竜太郎が、自身初のメジャー出場権となる全英オープン切符を獲得し、3位はベテラン宮本勝昌、と24歳の大岩龍一となり、男子でも若手が頑張りだした。
パグンサンを優勝に導いた11本
ドライバー:キャロウェイ エピック SPEED プロトタイプ(9度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD XC-5(硬さX、46インチ)
フェアウェイウッド:キャロウェイ ローグ (3番13.5度)
ユーティリティ:キャロウェイ ローグ(3番19度)
アイアン:キャロウェイ APEX PRO 2021年モデル(5、7、9番、PW)
ウェッジ:キャロウェイ JAWS ウェッジ(50度、52度)
キャロウェイ マックダディ 4 Xグラインド(58度)
パター:スコッティキャメロン ファントムX T11 プロト
リゾートトラストレディースは黄金世代の先がけ、勝みなみが、2年ぶりで通算9アンダーで優勝し、長かったスランプから脱出した。首位グループでスタートした最終組工藤遥加、新垣比奈は池ポチャで崩れ、今日は79,82をそれぞれたたき、15位、31位とゴルフの恐さを味わった。セントクリークゴルフクラブはグリーンが固くてうねっていていったんリズムが狂うと短いパットも入らなくなってしまう罠が至る処に有る。