久しぶりの岩手、青森行きでいろいろと新発見した。八幡平では観光シーズンというのにさみしいくらいの人影、世界遺産白神山地でさえ、観光客数は昨年の5分の1というガイドの説明、特に外国人観光客は一人も見かけなかった。震災の影響は観光産業へも直撃している。
白神山地は広大すぎるのか、世界遺産のための規制もあり、大型バスではアクセスがかなり厳しく、日本海側から入るか、内陸の弘前側から入るかに限られる。そのため弘前付近にホテルを取ると五所川原から有名な五能線沿線に回り込んで日本海側から入ることになる。
日本海側から12湖地域に入り、散歩程度のハイクコースで小1時間、先ず足を慣らした
12湖散策の出発点、キョロロ、森にあわせたせっかくのデザインだが右の物置がいただけない。裏に移したら
水飲み場に観音様が、合掌
翌日内陸部からは最もポピュラーな暗門の滝探索とぶな林散策を2時間半したが、最初に200mの登りがあり、結構きつかった
暗門の滝、3つあってこれは第3の滝、下は途中で見たぶなの倒木、中が空洞になっている。ぶなは漢字では木偏に無し、木材としては用無しという意、寿命も空洞になっているので倒れやすく、せいぜい250年くらいだという
しかし、飲んだ自然水は美味しく、ぶな林は巨大なダムとして貴重だ。10月中旬頃の紅葉(6割が黄葉とのこと)はすばらしいと思う。是非もう一度訪れてみたい。東北の観光地は空いている今がチャンスだ。