春の終わり、スプリングマジックは最期の輝きで満ちていた。チューリップは遅咲き組が気を吐いていたが大半は終わり、ポピーと芝桜が登場していた。
チューリップの背景は桜の木の下でムラサキハナナがまるでカスミソウのように残っていた。何とも言えない雰囲気をかもしだしていた。
池の周囲のチューリップは終盤を迎え、林の奥には華やかなポピー畑がのぞいていた。
遅咲き組
ポピー畑は見ごろ
芝桜の可愛い園
春の終わり、スプリングマジックは最期の輝きで満ちていた。チューリップは遅咲き組が気を吐いていたが大半は終わり、ポピーと芝桜が登場していた。
チューリップの背景は桜の木の下でムラサキハナナがまるでカスミソウのように残っていた。何とも言えない雰囲気をかもしだしていた。
池の周囲のチューリップは終盤を迎え、林の奥には華やかなポピー畑がのぞいていた。
遅咲き組
ポピー畑は見ごろ
芝桜の可愛い園
前例のない訳のわからない裁判結果だ。マスコミでは無罪だけが強調されているが良く判決文を見ると悪いこと(政治資金収支報告書虚偽報告)はやったが秘書とは共謀してないので無罪だという。本人はその事実を知っていたと推定するも否定していると指摘、確証が無いので有罪にはできないという内容だ。
使い古された政治家の逃げ口上「秘書が勝手にやったことだ」という政治家の言い分が通ったわけだ。最も知りたかった4億円の出所はうやむやで、政治と金の問題は依然として残る。
裁判中と言うことで国会での証言を拒否してきた小沢は国会でどう申し開きをするか、それとも証言をあくまで拒否をするのか、国会の自浄努力が今後問われる。秘書が3人とも有罪というだけでも小沢には説明責任がある。
「税と社会保障簿一体改革」を含め重要な案件を全て連休明けに延ばした国会、連休中は多くの国会議員が海外視察にくり出すことだろう。海外の日本大使館はその対応と接待に忙殺されることになる。この非常時に旧弊を換えようとする動きがないのはどうしたものか。国会を通年開会して政治日程に逃げ道をなくすべきだ。
三春の滝桜でようやくライトアップが始まったというニュース、日程がつまっていて今年は見られない、今日はランチ会の帰途,久しぶりに新宿御苑で満開の牡丹桜を堪能した。
関西に居た頃、大阪造幣局の通り抜けや京都仁和寺の牡丹桜が咲くと夜、職場でくり出したものだが東京では牡丹桜は花見の主流ではない。関西のような牡丹桜の名所がないせいかもしれない。
しかし、新宿御苑の牡丹桜は大きな木も多く圧巻と言っても良いくらいだ。携帯で撮ったので解像度が悪いのが残念!
白の八重は清楚な感じがし、赤い八重は妖艶だ。
日本庭園では新緑の中に映える
そして、昭島周辺の並木道では白と赤のハナミズキが咲き始め、いよいよ5月という感じがし出した。
経済発展著しいベトナムから時々友人からチャットが入ってくる。20年来のお付き合いだったが、彼がベトナム戦争で勲章をもらった勇士だったと知ったのはだいぶ後になってからで、足を引きずっていることは気がついていたのだが。その彼が定年をむかえ年金生活に入り、チャットする余裕ができたことを先ず喜びたい。
ところが、新興国でも年金財政がピンチになるかもと聞いた。現在の定年年齢は男性が60歳、女性が55歳。平均寿命が伸びているため、年金受給期間も平均で20年近くに伸びている。同国社会保険庁によると、現行制度のままでは2023年までに社会保険基金の収支がほぼ均衡し、2024年以降は過去の積立金から賄わざるを得なくなる。さらに2037年には財源不足に陥るという。
現在ベトナムでは労働法を改定する作業に入っていて、定年年齢引き上げも俎上に上がっている。社会保険庁は、2015年から2年毎に1歳ずつ定年年齢を引き上げて、定年を男性65歳、女性60歳にすれば、基金の財源を確保できる期間が約20年間伸びるとしている。また、労働社会科学研究所は、女性の定年年齢を男性と同じに引き上げれば、年間4兆5000億ドン(約177億円)の支出が削減できると試算している。男女とも同じ定年年齢にする議論も行われており、定年年齢引き上げで社会保険基金の財源が少しでも節約できると政府は目論んでいるが、重労働女性従事者は例外にしろといった議論も出ているようだ。
待った無しの重要課題「税と社会保障簿一体改革」を前に、田中防衛相と前田国土交通相の問責決議で国会はまた空転しそうだ。二人とも元自民党議員、田中はその無能力ぶりで前田は選挙違反というか建設業界の永年の風習での問責、これは国会議員が議員を裁いたのだから、重い。任命責任も野田首相にはある。
それにしても、もとの同僚を裁いた自民党が審議拒否とは驚きだ。国会議員は審議し、立法するのが職務だ。その過程で質の悪い議員を糺す事はあっても、国会に出てこないとなると職場放棄に等しい。私企業だと譴責に値し、給与を控除するのだから当然歳費は審議拒否期間払うべきではない。
選良などと言われたこともかつてあったが、自民も民主もどっちもどっちで子供の教育にも良くないし、世界の笑いものだ。新勢力を築こうとする橋下市長はしてやったりと思っていることだろう。
尖閣諸島を買うとの話し、自分の金で買うならともかく、税金で買うとなると都民の納税者としてはノーだ。オリンピック誘致でも多額の税金を投入したが失敗した。世論の支持率が低いことが敗因だった。
島を買って何か尖閣問題が解決するのか?中国や台湾が領有権を放棄する糸口を見いだせるのか?否であることは明らかだ。益々相手を刺激してこじらせるだけだ。
石原知事は政府が慌てているとおもしろがっているが、厳しい外交上の問題をもてあそんでは困る。仮に中国や台湾が反発して尖閣諸島を占拠したら、都知事はどうするのか?何もできずに相手の実効支配を眺めることになる。
他に何か企みがあるのだろうか例えば①中国との関係を悪化させる。②憲法上、国際紛争は平和的手段で解決することになっているが、国民が自衛権の発動を求めるよう誘導し、あわよくば第9条の改憲へと議論を発展させる。
戦前、満州国問題で中国と対立し、外交で解決する前に陸軍が勝手に事件を起こし、戦争状態に入っていったことを想起させる行動だ。領土問題は同盟国の支持を得ながら外交で解決することが基本だ。
ソメイヨシノは散り、雪のように地面をおおい、その上を歩くのは気が引けるぐらい美しい。光華小学校の桜林
出番は山桜で、昭島には結構山桜が多い。ホテル昭和館の山桜は満開
ホテルの裏の代官山の山桜、ほとんどが原生で、私の子供の頃から玉川上水べりにかけて有ったがその数は極端に少なくなっている。
拝島駅付近の玉川上水、ソメイヨシノの散り際
昭島駅線路沿いの山桜の並木、満開
10日、嵐山はちょうどソメイヨシノも枝垂れ桜も見頃だった。小雨で晴れた日の桜とやや趣の異なる何となく侘びしい感じで、寺の境内にあるだけに静寂感のある花見となった。
常寂光寺の枝垂れ桜、ここは藤原定家の寓居があった。山裾に位置し、境内からは嵯峨野が一望できた。一面見事な苔と花との対比が陰陽を思わせた。
大河内山荘から眺める桜、谷から登る霧の中に浮かび、墨絵の世界があった。
前日行った吉野で終焉を迎えた後醍醐天皇の菩提を弔うために尊氏が建てた天竜寺、何回か訪れたが、枝垂れが咲き乱れている時期には初めてだ。
東京駅や新幹線車内で金峯山寺本堂(蔵王堂)の青い憤怒の仏像3体のポスターが目立ち、吉野へ行って見ようと思い立った。吉野と言えば桜、長谷寺参拝の後、訪れたが山桜はまだつぼみであった。しかし、この歴史的な山の寺の枝垂れ桜は幻想的なおもむきがある。
蔵王堂では護摩が焚かれ、青い憤怒の釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩の権現像が公開されていた。1000円という参拝料金が高いせいか、入場券売り場で引き返す人も結構いた。大塔宮護良親王が鎌倉幕府軍との戦い最中に酒宴をした蔵王堂前庭の4本山桜は咲いてない。
谷を越えた向かい側の枝垂れ桜が曇り空の下で浮かび上がった。
登るに連れ、伝統の山桜は咲いてなくても満開のさくらと遭遇。
吉野山ですぐ浮かぶのは後醍醐天皇、尊氏に追われ、吉野山に逃避し、南朝を開いた粘りの人物だ。歌われた歌の句碑があり、桜も見事だった。
「ここにても雲居の桜咲きにけり、ただかりそめの宿と思ふ」
後醍醐天皇の皇子、大塔宮の迎徳碑が建っている場所にも桜が咲いていた。
歩き疲れて休憩、食べるのはやはり吉野の葛きり
毎年ここの花見は先ず、立川口への橋の上から残堀川の桜と菜の花のグラディエーションを見て、開花状況を確認する。川沿いに花の木園まで八重のしだれ桜、桃、水仙が咲き乱れる。花の木園から自転車道路を渡る時に一本桜を目指す、その間に陽光というピンクのあざやかな桜が目立つ、みんなの広場に出ると遙か向こうに桜の園が眺められる。西の端は菜の花が前座を務めている。
桜の園を逍遙し、異世界スプリングマジックへ移動、チューリップと桜、ムラサキハナナが天国を演出する。今年は逆コースから写真を掲載
桜の園西側 菜の花と
桜の園 東側ムラサキハナナと
一本桜 自転車道路沿い、西立川口の駐車場の桜も芸術的だが
残堀川 橋の上から 右が立川口方面
明日は雨、日曜は花吹雪でこの景色に凄きが益すだろう。