行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

外国人観光客が開拓する新観光ルート

2024-11-21 23:27:31 | 国内旅行
先日OB会で岐阜県中津川市の友人が「連日多くの外国人観光客が訪れている」と語っていた。岐阜県の中津川には有名な馬籠宿があり、となりの長野県の妻籠宿とセットで観光する。日本人はもっぱら観光バスで訪れる。私も数年前訪れたが外国人を見かけたことはなかった。
ところが、最近は馬籠から妻籠まで旧中山道8Kmをハイクする「侍ロード」に人気があり、携行荷物は別途専門業者が運ぶサービスも充実し、映画の「将軍」も影響したか連日大賑わいとのことだ。外国人観光客向け観光ガイドを見てみると、

「中山道(中山道)は、江戸時代(1603-1868)の武士の時代に東京と京都を結ぶ2つの公式幹線道路の1つでした。道路は合計で500キロメートル以上の長さで、ルートはほとんどが内陸でした。また、将軍や武士が東京や京都に行くために歩くのに最適なルートの1つでもありました。特に川を渡る必要がなかったので。
中山道(中山道)は、日本の木曽渓谷にある美しいハイキングコースです。公式には、この侍ロードの長さは500キロを超えていましたが、幸いなことに観光客には8キロの短縮版があります。馬籠や妻籠などの完全に復元した江戸時代の宿場町を通り過ぎ、随所に水車小屋や清流、滝に沿って歩き、美しい自然保護区を通り抜けます。日本でのユニークな体験!」

バスでなく、馬籠峠を越え、滝など景色を見ながら歩くことも素晴らしいとインバウンドに教えられた新観光ルートのようだ。

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残念な富士山登山鉄道断念

2024-11-19 17:36:17 | 国内旅行
18日、山梨県は5合目までの鉄道(LRT)を新設する計画を断念し、ゴムタイヤの車輌にするバスに近いトラムにすると発表した。コストが安いというのがその理由とのこと、積雪などへの安全性はどうなのか初めての交通システムなので検証が必要だ。

観光大国スイスでは、ユングフラウ鉄道のように岩山をくりぬき、高度3454mまで鉄道が運行して、頂上では氷河の中に立つことが出来る。また、マッターホルンでは、1520mの麓から2930mまで8人乗りロープウェイ、そこから大型のロープウェイに乗り換え、更にエレベータで富士山より高い3883mのクラインマッターホルン展望台に行ける。80歳台のシニアも富士山より高いところに来たと喜んでいた。インド人家族は赤ん坊まで連れてきていた。

富士山も5合目と云わず、山頂までロープウェイなどを利用して観光できるような大きな発想ができないものか?世界のフジヤマなのだから

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変貌する大阪駅周辺

2024-11-17 16:37:21 | 国内旅行
いくつかのOB会があり、大阪に 滞在し いる。社会人として初めて 出発したのが大阪の営業所だった。 通勤で毎日利用したのが大阪駅、古ぼけてなんとなく庶民的な感じがする駅だった。当時 貨物駅だった北一帯が高層オフィス街変わり かつての営業所も 高層オフィスの中に 移転した。訪れると他の惑星に来たような感じがして、庶民的な大阪とは別世界になっていた。
クリスマスツリー も このような 飾りになって いる。

大阪駅南口の阪急百貨店

阪神百貨店も大きく変わ高層化した


大阪駅自体も16階建てのビルになって大丸が入っている 。今日は その16階の中華料理店でOB会を開催した。久しぶりで美味しい中華で満腹❗
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屋形船で暑気払い

2024-08-30 13:46:22 | 国内旅行
昭島ロータリークラブで東京湾・屋形船で暑気払いを企画、久しぶりにクルージングとなった。狭い船内と思いきや、最近の屋形船は天井も高く、船内も広く座席もこたつ形式で快適に出来ている。トイレも広く完備されている。
品川から出港、お台場、レインボーブリッジ、築地、隅田川とめぐる。食事は和食のコースで揚げたての天ぷらがメインで飲み放題付きだった。ワインのサービスもあるがテーブルワインのみで、ちょっと残念!宴の最後はカラオケとなる。
船はかなり有り、私達が乗り込んだのは「かぐや姫」、流行りの「紫式部」も停泊していた。
出航してしばらく経つと屋根に柵が設けられ、外に出られる
田町あたりの夜景

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冷房のない万座温泉で湯めぐり、食事はキャベツ攻め

2024-08-23 11:23:50 | 国内旅行
日中、暑くて温泉はちょっとと思ったが、万座ではぶらぶらする温泉街もなく、宿泊しているプリンスホテルから高原ホテルまでシャトルバスが運行されているので湯めぐりをしたが、気温25度くらいで露天風呂は快適だった。ほとんどの露天風呂は珍しく混浴なので、タオルや浴衣を着て入浴、夫婦仲良く入ってる若いカップルを見るとほっこりする。

食事もホテルでしか取れないので、プリンスホテルでの昼食、嬬恋村だけあって、カレーにも、担々麺にもキャベツがたっぷりと入っている。


ディナーのフランス料理のコースにもキャベツ料理、バイキングにもキャベツ料理が並ぶ、中でもキャベツとインゲンのペペロンチーノは美味しかった。
売店でどうゆうわけかワインを売ってないので、ディナーでランドックのカベルネソーヴィニヨンとメルローのボトルをとり、半分は部屋で楽しんだ。

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冷房のないところへと、万座温泉へ

2024-08-21 11:13:32 | 国内旅行
冷房を四六時中かけて過ごす毎日、身体のあちこちに変調が起こり、冷房がないところを探したら標高1800mの万座温泉で、新幹線に乗るまで暑い中大変だつたが、たどり着いた。
下車した軽井沢は、すごい人出、ここはまだ暑い、ホテルのバスに乗り込み、緑の唐松林、白樺林の中を走ること1時間半、ほっとした。自然に癒された一時だつた。

ホテル内は冷房無し、25度くらいか、近くの牛沼は人も少なく静まりかえってる。
透明度がたかい


熊出没注意の看板があり、鐘をならし、湿原の花を見ながら散歩





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徳島、大塚国際美術館で名画にどっぷりハマる

2024-06-01 21:44:12 | 国内旅行
2018年3月に最初に訪れ、その時のブログで「大塚国際美術館、噂には聞いていたがヨーロッパ中から集めた名画中の名画、といっても陶板に焼き付けたものだ。しかし1時間も見ていると本物に見えてくるから不思議だ。そのくらい実に見事な出来栄えで、ティツアーノからセザンヌまで飽きがこない」と書いた。
その時の印象が強烈で再訪となった。陶板の複製画の技術の粋を集めた職人芸といってもよい。欧米の美術館には仕事や観光で行ったときに寸暇を惜しんでかよったので、その時の名画に会えるという楽しみがある。有名画家の名画は世界中の美術館にあるがここへ来ればまとめて観賞できる。

画家ごとに展示室があるので、世界各地にある作品に囲まれ、観賞できる
例えば、マネの場合「バルコニー」などほぼ作品がカバーされている


フェルメールの部屋では有名な「真珠の耳飾りの少女」などあるが、美術館では見られない私有されている貴重な作品も展示されている
 

また、特に有名なゴッホの「ひまわり」をじっくりと見比べられる特別室もある。
下の右側のひまわりは神戸にあったが、空襲で焼失したものを苦労して復元した貴重品、戦後ここで初めて見られる。
最右側のひまわりが日本に唯一ある損保美術館のひまわり


モネの部屋「カササギ」「アルジャントゥイユの橋 」など惜しげもなく見られる。

最近展示されたゴッホ「アルル夜のカフェ・テラス」


ここでしかできない展示、最後の晩餐の修理前と修理後の双方が比較できる
修理後

モナリザもあるので記念撮影ができる



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広大な牧野植物園

2024-05-31 17:27:24 | 国内旅行
高知市の郊外、山の上に広大な牧野植物園には、天皇陛下寄贈の山桜から我が家にはびこっているドクダミまであらゆる種類の植物がある。

各種花菖蒲のうちから、伊勢花菖蒲

エレベーター付き巨大な温室が珍しい
世界一の太い竹、ソウタケ幹は30センチ以上ある

ジャングルも出現

オオバスとやし

高知市からかなり遠かったが、牧野博士の故郷佐川も訪ねた。
司牡丹酒造の長い建屋
高知の黒瓦の家は美しい。日本の伝統美がここにはある。我が家の太陽光瓦とはかなり違う。
メルキュールホテルから







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アンコウのつるし切り

2024-02-08 22:07:17 | 国内旅行
久しぶりに茨城県へ、昭島ロータリークラブの岡本幹事が経営する岡本製作所茨木工場を見学、建設機械の加工過程で最新のレーザー裁断などと熟練の手作業での溶接が対称的だった。昼食には那珂湊で名物あんこう鍋をいただき、あん肝や皮、ひれ、胃袋などのだしで舌鼓をうつ美味しさだった。

前座は世界でも珍しいアンコウの解体作業、つるしぎりだ。アンコウは巨体でぶよぶよしているので、まな板の上では切りづらいことから吊し切りが考案された。
 

先ずひれを切り落とし、皮を剥ぐ、この作業が最も難関、えらをとり、最も価値のある巨大な肝を取り出す。あとは胃袋等の部位を切り落とす。約半時間の作業で見応えは充分だった。
最後はこうなる

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秘境!奥只見湖、長い長いトンネルの先

2023-10-15 18:06:19 | 国内旅行

紅葉狩りのツアー、苗場の翌日は,秘境奥只見湖だった。そこへは22Kmのトンネルでたどり着く、といっても小一時間、只のトンネルではない、7曲がり以上曲がりくねった狭いトンネルで、事故が起きたらどうなるか考えただけでも恐ろしい。バスの運転手は地元の人、まかせるしか無い。途中にトンネルでは珍しい分岐点もある。30分も乗ってると秘境に行くという感がしだした。かつて黒部峡谷で、調査を兼ねて黒部ダムの地下発電所に行った時を思い出した。あの時も観光トロッコを降りて、専用のトロッコに乗り換えトンネルを走った。途中地熱で暑いところをぬけたが、乗車時間はせいぜい30分だった。

トンネルの出口には素晴らしい秘境奥只見湖が、真っ暗の中を長い間走ったせいか天国みたいだ。残念ながらここも紅葉はまだうっすら

観光船はどこかで見たようなデザインでびっくり、そう昔ミシシッピ河で乗った船のそっくりさんだった。

この船で40分銀山平まで遊覧、帰路は長いトンネルの分岐点から入ったので、長さを感じなかった。

江戸時代には銀が取れたのでこのトンネル道路の名はシルバーライン。

観光途中で出たランチは魚沼発祥の名物「へぎ蕎麦」に魚沼産コシヒカリが付いてきた。推奨の飲み物は「八海山」または「雪椿」,デザートはお饅頭「朱鷺の巣ごもり」と新潟づくし。

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