行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

日本女子プロゴルフ黄金時代に

2025-03-10 16:54:42 | スポーツ
米国女子プロゴルフツアーブルーベイLPGA(中国・ジャンレイク・ブルーベイGC)、単独首位から出た竹田麗央が最終ラウンド8バーディー、ボギーなしの64で回り、通算17アンダーで米ツアー通算2勝目を挙げた。特に後半5バーディで一人旅、2位のミンジ・リー(オーストラリア)に6打差をつける圧勝。ツアーメンバーとして参戦5戦目の優勝は、日本勢で史上最速記録となった。飛距離とショットの正確さ、パットは3mぐらいは確実に入れるなど、LPGAのトッププレイヤーに駆け上がった。その結果、米女子ツアーの賞金ランクでトップに浮上した。米ツアーメンバーとして初優勝を果たすと同時に、同ツアー2勝目を挙げて、優勝賞金37万5000ドル(約5625万円)を獲得。今季の賞金総額が46万9372ドル(約7040万円)となり、米ツアー23勝のリディア・コ(ニュージーランド)に1万8248ドル(約273万)差をつけて首位となった。
3位には10アンダーの古江彩佳が、5位に西郷真央、8位に山下美夢有、畑岡奈紗とトップテンに日本人選手が5人も入り、日本女子プロの黄金時代到来が来たのではと期待が膨らむ。

一方国内女子プロゴルフ開幕戦、ダイキンオーキッドレディスは上記LPGAツアーにエントリーミスで出場出来なかった昨年大会覇者の岩井千怜が、逆転でツアー8勝目を挙げた。今大会の連覇は2015、16年のテレサ・ルー(台湾)以来2人目。

1打差2位から出た岩井千怜は後半、10番で6mのバーディーパットを沈めて追いつき、菅楓華と首位に並んだ。13番で菅がボギーをたたき、単独首位へ浮上。岩井は後半5バーディで終わってみれば2位とは4打差の圧勝だった。特に210mと難しい16番ショートホールではベタピンで他を圧倒し、ディフェンディングチャンピオンの強さを見せつけた。一時は首位にたった19歳ルーキー菅楓華は後半パットが乱れ、6アンダー2位タイに終わったが、身体も大きく、まだ飛距離は伸びるし大いに期待できる。

岩井千怜は3週前の欧州女子ツアー、サウジレディース国際では4位に入るなど、米国での活躍も期待でき、次戦竹田との対決も楽しみだ。



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