ロンドン出張で泊まった高級ホテル「コンラッド・ロンドン・セントジェームス」の1泊19万8千円。規定額の約5倍だった。今月の米国出張では1泊15万1800円の「ウィラード・インターコンチネンタル・ワシントン」に泊まった。この記事を見て驚いた。しかもぞろぞろとお付きが20人もいたとは、都知事の外国出張は親善旅行でこれといった付加価値は生み出さない。いくなら通訳を含め数人が常識だろう。規定額を守らないということは都の役人は同じように守っていないのではないか?都知事は首相と同じランクの規定額で1泊42000円、何故これが守れないのか理解にに苦しむ、企業のトップなら商売だから付加価値を生むが、観光旅行程度の出張だから規程額内で充分だ。
都が地方交付税不交付団体だからという理屈は通らない。出張旅費はすべて都民税からの支出、税金であることには変わらない。特養や保育所が足りないと嘆いている都民をあざ笑うかのごとき無駄使いだ。旅費もファーストクラスを使っているが、最近の大企業の出張はビジネスも使えないエコノミーでの出張が多くなっているし、厳しい企業は発生するマイルも取り上げるという。都民税はこうしたサラリーマンが払っていることを忘れて貰っては困る。
更に別荘に公用車で毎週行っているという問題、どう言い訳しても理解できない。別荘で仕事をするといっても、何故自宅で仕事はできないのか?大多数のサラリーマンは今の時代、自宅でPCに向き合っている。別荘ででリフレッシュすることは大いに賛成だが、交通費ぐらいは自腹が常識だろう。この別荘、奥さんの経営する会社の別荘だそうだが、何となく節税対策の臭いがする。