ウクライナへのロシア侵攻により、エネルギー価格が一気に跳ね上がった。それと、穀倉地帯のウクライナが戦場になり、小麦価格そしてイタリア映画「ひまわり」の舞台になったウクライナのひまわり油価格が跳ね上がることが予想され、食料品価格に影響する。米国、欧州は既に消費者物価が5~7%台まで上昇インフレが迫ってきた。日本は今のところ1%以下に抑えられているが、数字のマジックで携帯料金が大きく下がったことが反映されている。4月になるとそのマジックが外れ、かつ食料品が一気に値上がりするので、いよいよ日本もインフレに突入するかもしれない。
インフレの怖いところは、物価高から消費減を招き、個人消費はGDPの7割を占めることから、不況になることと、現金預金の価値が目減りし、何もしないと日に日に貧乏になる。
先日マネックス証券がオンラインセミナーを開催したが、専門家の一致した意見はインフレ下、かつ円安という時代、資産最悪の選択は「円預金」ということだった。日本の個人資産の54%は預貯金なので、大部分の日本人は損害を被ることになる。できる限りドル資産で運用することが望ましいが、次善の策は何回もこのブログで紹介したが投信eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)などに預金を移すことだ。
参考までにモーニングスター優秀ファンドで人気があるのが
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)年2回配当がある。