南シナ海のパワーバランスの崩壊。
いつかはこんな事になると思っていた。
その根拠は、アメリカ軍がフィリピンから撤退すると聞いた時の危惧が現実になって来たのである。
で、こんな事とは中国が南シナ海の殆どを囲い込む9段線(以前は11段線)を自国の領海として領有権を主張し、実行支配を強めてきていることである。
7月12日にオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所がフィリピンの中国を相手に提訴した裁判で、中国の主張に法的根拠がないと判断を示したのである。
中国との関係でパワーバランスが崩れた結果として問題が生じたのである。
フィリピンはスペインの植民地の後、アメリカの数少ない植民地になったのである。
独立後も親米的なフィリピンは51州目のアメリカ合衆国の州になる事を夢見ていると思っていた。
しかし火山の爆発の降灰影響で空軍が去り、南東アジアで目を光らせていたアメリカ軍の中枢のスピークス海軍基地のフィリピン政府の拒否に依りさることになった。
圧倒的なパワーのアメリカ軍の抜けた後を補う力はフィリピンには無い事は明らかである。
その間隙を縫って、領土拡張の野望を持つ国か侵攻してくるのは明らかである。
国力を増し、軍事力も増した、中国が兼ねてから主張していた所に実行支配を強めて来たので有る。
国境紛争はイデオロギーとは関係なく、武力行使する時は躊躇なく行われるのである。
共産主義国である中国とソビエト連邦の時代に武力衝突しているのであり。
中国とヴェトナムとも武力衝突している。
戦力など必要としないと考える人の多い日本の平和ボケには驚かされる。
世界中には、領有権に基づく意見の違いは沢山存在する。
日本だけに限っても、竹島問題は実効支配は韓国であるが、日本に本来の領有権が有ると思っている。
尖閣諸島は実効支配は日本であるが、中国&台湾政府が領有権を主張している。
ロシアが実効支配している北方四島についての領有権についての意見の相違はない。
パワーバランスが崩れれば武力でで現状変更を実行する国などが出てくるのである。
フォークランド紛争もしかりである。
世界の政治でも戦力でもパワーバランスが重要である。
アジア、特に中東、東欧、西欧、アフリカでもパワーバランスが崩れているのだと思う。
民主的な国家で国民が主権を持ち自由を謳歌する世界のパワーバランスが保たれていてほしいものだ。
(BBCの記事からの引用です。)
「フィリピンが中国を相手に提訴した裁判で、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は12日、中国の主張に法的根拠がないと判断を示した。
南シナ海に対する中国の領有権主張や人工島の建設などが国際法に違反するとして、フィリピンが中国を相手に提訴した裁判で、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は12日、中国の主張に法的根拠がないと判断を示した。対する中国は、常設仲裁裁判所の判断を認めないと反発している。
各国が領有権を争う南シナ海問題を巡り、常設仲裁裁判所は、中国が独自に主張する境界線「9段線」について、国際法上の根拠がないとする判決を出した。南シナ海問題に関する、初の司法判断。中国が進める人工島造成などの正当性は、これで国際法上は認められなくなった。
仲裁裁判所はさらに、中国が9段線の内側で築いた人工島は、排他的経済水域や大陸棚が認められる「島」ではないと判断を示した。
中国は南シナ海の90%に対する領有権を主張しているが、周辺国も海域内の島や岩礁の領有権を主張している。」
以下省略です。
続きは、次の出典のからBBCニュースからご覧ください。
出典は:BBCニュースからの抜粋です。
いつかはこんな事になると思っていた。
その根拠は、アメリカ軍がフィリピンから撤退すると聞いた時の危惧が現実になって来たのである。
で、こんな事とは中国が南シナ海の殆どを囲い込む9段線(以前は11段線)を自国の領海として領有権を主張し、実行支配を強めてきていることである。
7月12日にオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所がフィリピンの中国を相手に提訴した裁判で、中国の主張に法的根拠がないと判断を示したのである。
中国との関係でパワーバランスが崩れた結果として問題が生じたのである。
フィリピンはスペインの植民地の後、アメリカの数少ない植民地になったのである。
独立後も親米的なフィリピンは51州目のアメリカ合衆国の州になる事を夢見ていると思っていた。
しかし火山の爆発の降灰影響で空軍が去り、南東アジアで目を光らせていたアメリカ軍の中枢のスピークス海軍基地のフィリピン政府の拒否に依りさることになった。
圧倒的なパワーのアメリカ軍の抜けた後を補う力はフィリピンには無い事は明らかである。
その間隙を縫って、領土拡張の野望を持つ国か侵攻してくるのは明らかである。
国力を増し、軍事力も増した、中国が兼ねてから主張していた所に実行支配を強めて来たので有る。
国境紛争はイデオロギーとは関係なく、武力行使する時は躊躇なく行われるのである。
共産主義国である中国とソビエト連邦の時代に武力衝突しているのであり。
中国とヴェトナムとも武力衝突している。
戦力など必要としないと考える人の多い日本の平和ボケには驚かされる。
世界中には、領有権に基づく意見の違いは沢山存在する。
日本だけに限っても、竹島問題は実効支配は韓国であるが、日本に本来の領有権が有ると思っている。
尖閣諸島は実効支配は日本であるが、中国&台湾政府が領有権を主張している。
ロシアが実効支配している北方四島についての領有権についての意見の相違はない。
パワーバランスが崩れれば武力でで現状変更を実行する国などが出てくるのである。
フォークランド紛争もしかりである。
世界の政治でも戦力でもパワーバランスが重要である。
アジア、特に中東、東欧、西欧、アフリカでもパワーバランスが崩れているのだと思う。
民主的な国家で国民が主権を持ち自由を謳歌する世界のパワーバランスが保たれていてほしいものだ。
(BBCの記事からの引用です。)
「フィリピンが中国を相手に提訴した裁判で、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は12日、中国の主張に法的根拠がないと判断を示した。
南シナ海に対する中国の領有権主張や人工島の建設などが国際法に違反するとして、フィリピンが中国を相手に提訴した裁判で、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は12日、中国の主張に法的根拠がないと判断を示した。対する中国は、常設仲裁裁判所の判断を認めないと反発している。
各国が領有権を争う南シナ海問題を巡り、常設仲裁裁判所は、中国が独自に主張する境界線「9段線」について、国際法上の根拠がないとする判決を出した。南シナ海問題に関する、初の司法判断。中国が進める人工島造成などの正当性は、これで国際法上は認められなくなった。
仲裁裁判所はさらに、中国が9段線の内側で築いた人工島は、排他的経済水域や大陸棚が認められる「島」ではないと判断を示した。
中国は南シナ海の90%に対する領有権を主張しているが、周辺国も海域内の島や岩礁の領有権を主張している。」
以下省略です。
続きは、次の出典のからBBCニュースからご覧ください。
出典は:BBCニュースからの抜粋です。