週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#032 -’25. 瑞祥のかたち『前期』@皇居三の丸尚蔵館

2025年02月03日 19時58分34秒 | 日常の出来事(日記)

お邪魔した皇居三の丸尚蔵館の今回の展示は 『瑞祥のかたち』 と名打たれて開催されています。会期は前期と後期に分かれています。展示物は総て三の丸尚蔵館収蔵品です。伊藤若冲の動植綵絵  老松白鳳図 (後期展示)は国宝です。

年齢が70歳以上の方は無料です。時間が許せばお邪魔させていただいています。

また今回のタイトルの、「瑞祥」は、八房五葉松の一種です。昭和になって作出された品種五葉松(ゴヨウマツ)瑞祥とは、盆栽の定番中の定番で、1箇所から葉が5本出る事から五葉松と呼ばれています。との事です。

因みに、花言葉は『不老長寿』『永遠の若さ』『向上心』です。(KIDORI の HPから引用させて頂きました。 )

こちらは皇居三の丸尚蔵館で頂いたリーフレットです。

A 表表紙

B 見開き右

C 見開き左

D 裏表紙 

1   まずはめでた尽くしの宝船から「瑞祥のかたち」を楽しむ鑑賞の旅にでかけましょう。

2 宝船「長崎丸」の説明です。

3  宝船「長崎丸」江崎栄造

鼈甲細工の宝船には、長崎県の特産物27種が積まれています。

4    蓬莱図    狩野常信作

古代中国において、不老不死の仙人が住むと考えられた蓬莱山は、日本では縁起物とされていました。

5 小栗判官絵巻 巻8上 岩佐又兵衛/江戸時代/紙本着色

6   小栗判官絵巻の巻8上です。いつも感じる事ですが、色の状態もよく1600年代にこの巻物が残っているのですから。

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9   寿老人松鶴竹亀之図    野口幽谷作 

日本家屋の大きく変わった現在です。和室も無いし、畳も知らないし、それこそ床の間すらありませんから、掛軸の何たるものかもしりません。で、こちらは掛軸が三つです。数え方は三幅(さんぷく)です。

10  松上鶴 ―  歌会始のお題にみる「 寿き」

11 岩上鶴亀    加藤龍雄作 波の打ち寄せる岩に鶴と亀が載る、蓬莱山を想像させる置物です。縁起の良い亀と鶴です。

12   岩上亀    加藤龍雄作 ブロンズの岩上に、銀製の亀が三匹載る置き物です。長く生きた亀は甲羅に毛のようなものを引きずる蓑亀(みのがめ)の姿で表される事が多く、長寿を象徴する縁起の良い動物として親しまれてきました。

13   珊瑚樹鉢植置物です。

14  霊芝置物  

15  旭日鳳凰図    伊藤若冲作 江戸時代、宝暦5年(1755)/絹本着色

若冲の自賛に「九苞の彩羽」(九種類の羽)とある通り、色鮮やかな羽を持つ雌雄の鳳凰が描かれています。

16   鳳凰之図    結城素明作

17    七宝鳳凰図暖炉前衝立(表側)

18   七宝鳳凰図暖炉前衝立(裏側)

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20   麒麟香炉

21  白磁麒麟置物   12代酒井田柿右衛門作

22   麒麟置物  明治44年(1911)に完成した日本橋の麒麟像は、有翼の麒麟として知られていますが、本麒麟の背中にも翼が生えています。古くからの麒麟のかたちには翼はなく、近代以降の新しい麒麟とのこと。有翼で思い浮かぶのがヴェナチアの有翼ライオンです。

23   双鶴置物

24  花盛器     熊谷政次郎ほか

25  鉢台には、四神の東の青龍(せいりょう)、西の白虎(びゃっこ)、南の朱雀(しゅじゃく)、北の玄武(げんぶ)が鎮座しています。

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27  陶彫唐獅子   沼田一雅作

28  狂獅子置物

29   銀色絵鳳凰鈕香炉   台:中林笑山

30   青磁青華唐獅子文花瓶 2代宮川香山作

31   日出処日本    横山大観作

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