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「鰤と蕪の炊き合わせ」
昨今は流通が発達して、とおくの海で捕れたものも
すぐに築地に並ぶようになりました。
結果、ものの旬がながく感じられたりします。
しかし、どうしても寒いときでなくては、というものもあります。
蟹、牡蠣、そして冬の魚の代表、ブリ。
脂がよく乗ってぐっとうまみをたたえた寒ブリは
この時期にならなければ戴けない、季節の味。
鰤のパートナーといえば大根がすぐ思い浮かびますが、
ここでは、かぶらと炊き合わせました。
すぐに火の入ってしまう蕪は、歯ごたえを残して
ふんわり炊き上げるのが難しい素材。
でもそのぶん、ふくよかでやさしい味わいになります。
鰤の力強い旨味とほろほろと口にとける蕪、
甘辛く、でも濃過ぎないバランスの下地。
これはもう、絶妙のさじかげん、プロの煮方の仕事です。
寒い季節ならではの恵みを、
ウマウマなひと鉢で、存分に味わって下さいな。
(箕村作)
昨今は流通が発達して、とおくの海で捕れたものも
すぐに築地に並ぶようになりました。
結果、ものの旬がながく感じられたりします。
しかし、どうしても寒いときでなくては、というものもあります。
蟹、牡蠣、そして冬の魚の代表、ブリ。
脂がよく乗ってぐっとうまみをたたえた寒ブリは
この時期にならなければ戴けない、季節の味。
鰤のパートナーといえば大根がすぐ思い浮かびますが、
ここでは、かぶらと炊き合わせました。
すぐに火の入ってしまう蕪は、歯ごたえを残して
ふんわり炊き上げるのが難しい素材。
でもそのぶん、ふくよかでやさしい味わいになります。
鰤の力強い旨味とほろほろと口にとける蕪、
甘辛く、でも濃過ぎないバランスの下地。
これはもう、絶妙のさじかげん、プロの煮方の仕事です。
寒い季節ならではの恵みを、
ウマウマなひと鉢で、存分に味わって下さいな。
(箕村作)
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