『銘酒居酒屋・赤鬼』赤鬼だより

東京三軒茶屋にある『銘酒居酒屋・赤鬼』のスタッフが、お酒周り、お店周り、そして旬のよしなしごとをトツトツと綴ります。

睦月1月、今月の六品 その2

2012-01-10 09:23:33 | 酒の肴
「さつまいものおやき」

先月「六品」にデビューしたばかりの浅沼が
今回、つくってみたのは、
長野の郷土料理で有名な「お焼き」です。
十年以上前になりますが、
赤鬼のオーナー滝澤が、木島平に「健生庵山愚」をつくったとき、
よく、上京するたびに皆にお焼きを買ってきてくれたのを思い出します。
たっぷり入った刻み野沢菜のおいしいお焼きでした。

さて、そのお焼きをアレンジメント。
中身は蓮根、大根葉、鶏もも肉のミンチを使いました。
歯ごたえと葉の香味にかんずりがぴりっと効いて炒められ、
これだけご飯にのせてモリモリ食べられそうなおいしさです。
その具を、蒸した薩摩芋と上新粉でつくった「皮」に包んで
こんがりと、焼きました。

冬になると焼き芋屋さんが独特の節回しでやってきますね。
あのホクホクのおいしさと、お焼きのふんだんな中身の楽しさ、
それがいっぺんに味わえる酒肴です。
お酒に合うように仕立てた「お焼き」、
ありそうでなかった赤鬼オリジナルの一品を
ぜひ、おためしあれ。

(浅沼作)

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