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「春菊とささみの胡麻和え」
ほうれんそうも、春菊も、
青ものの少ない冬の食卓ではひときわ彩りをはなつ野菜。
赤鬼では、露地もののおいしい春菊を仕入れています。
毎冬、お浸しにしてメニューに載せると、
地味ながらリピーターが後を絶たない春菊です。
普通売られているものは、茎が堅く、
鍋だねなどには葉と分けて煮なければなりません。
が、この春菊は、茎もしんなりとして、生でもおいしいのです。
上品なほろ苦さとシャキシャキの歯ざわり。
この良さを最大に活かして、胡麻和えをつくりました。
合わせたのは、築地の鶏屋さんから仕入れている
これまた旨いとりの笹身。
さっぱりとした部位なのにしっかり味があるこのササミを
プルンと歯ごたえが残るように茹でて、
さっと湯がいた春菊と、炒って擂った特製胡麻だれで和えています。
一見、何の変哲もない箸休めに見えながら、
口に運ぶとわかる、素材同士の相性の良さ。
ほんのり苦く、ほんのり甘く、染み出る滋味、
野菜の歯ごたえと肉の歯ごたえの違いが生み出す愉しさ。
そして控えめに足された胡麻の油気と香り。
箸休めどころか箸が止まらなくなる一品です。
(中村作)
ほうれんそうも、春菊も、
青ものの少ない冬の食卓ではひときわ彩りをはなつ野菜。
赤鬼では、露地もののおいしい春菊を仕入れています。
毎冬、お浸しにしてメニューに載せると、
地味ながらリピーターが後を絶たない春菊です。
普通売られているものは、茎が堅く、
鍋だねなどには葉と分けて煮なければなりません。
が、この春菊は、茎もしんなりとして、生でもおいしいのです。
上品なほろ苦さとシャキシャキの歯ざわり。
この良さを最大に活かして、胡麻和えをつくりました。
合わせたのは、築地の鶏屋さんから仕入れている
これまた旨いとりの笹身。
さっぱりとした部位なのにしっかり味があるこのササミを
プルンと歯ごたえが残るように茹でて、
さっと湯がいた春菊と、炒って擂った特製胡麻だれで和えています。
一見、何の変哲もない箸休めに見えながら、
口に運ぶとわかる、素材同士の相性の良さ。
ほんのり苦く、ほんのり甘く、染み出る滋味、
野菜の歯ごたえと肉の歯ごたえの違いが生み出す愉しさ。
そして控えめに足された胡麻の油気と香り。
箸休めどころか箸が止まらなくなる一品です。
(中村作)
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