花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

黒豆事件

2006-01-06 | 週末ごはん・お酒
写真は我が家用に作ったおせち。 お重をなんとか埋めるために苦肉の策で作ったお赤飯ですが、お正月はめでたいんだからいいわよね?


さて、事件といっちゃあ大げさなんですけど。

我実父殿はいつも一言よけいだったり、いらぬことを言ったり、周りの空気を読めぬというか、神経を逆なでするようなことが多々あります。

新年早々やってくれました。

私が3日間もかけて柔らかく柔らかく煮た苦労の結晶(←言い過ぎ、さほど苦労してません>笑)の黒豆を一粒食べて

「ぜいたく言えばもうちょっと歯ごたえがある煮方にしてくれるといいなあ」
といいやがって


一同シーン・・・・・(まずいよー、この発言)

私のひろ~いデコピンなおでこにはきっと怒りマークがくっきりと出ていたことでしょう。

「この黒豆は柔らかく煮て味を含ませるのが命なのよーーー。文句があるなら喰うなー」

心の叫びのはずが口から出てました。(喰うなとはさすがに言いませんが)

えぇ、気持ち的には頭に箸つきたてようかと・・・


あら、わたくしとしたことがはしたない暴言の数々、お読みになって下さってる方々お見苦しくてごめんなさい。
お許し下さいませね。

まぁね、私だって「歯ごたえのある普通の煮豆の方が好き」ぐらいに言ってくれればそりゃあ好みの問題だから「ちぇっ」とは思っても聞き流しますよ。 でももうちょっと堅めに煮ろなんて言われた日には苦労が水の泡じゃあないですか。

十年以上前だったでしょうか?
父と2人旅行をしたときにも糖尿である父の栄養バランスを考えてお弁当を一生懸命作っていったのに出たセリフが「病気になる前だったら"こんなもの食えるか"って言うところだったけど今は何でも食べられるなぁ」です。 こんなもので悪うございました。マジギレ寸前でしたっけ。 (けっこう恨みは忘れないタイプの私・・・執念深いわね、怖っ>笑)

本人は病気になって自分が何でも食べるようになったということが言いたいのだと気持ちはわかってるんです。ホントに言い方がヘタで。 

こんなセリフも他人なら許せるのに今まで似たようなことがたまりたまって怒ってしまう、親子だからですかねぇ。

ものには言い方を考えることが必要だ、とこの老人に今更教えてあげたい元日でした。
あぁ、グチグチ書いちゃってごめんなさい。