花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

グルメブログな日(3)隠れたかないけど銀座の隠れ家

2011-03-08 | そと料理・お酒
だだっと記事4つ予定の3つめ。
今日はグルメブログな日です。


決してリーズナブルではないけれど、場所柄CPは良いのでは?というイタリアンバーです。


こちらも銀座、隠れ家的と言われるお店。



・・・私、ちっとも隠れたくありませんけどね。



あー、でも。
確かに会社関係の人にはあまり会いたくないと思うかな?
ということはやっぱり隠れ家?






ちょっと先はもう新橋
並木通りのクラブ・スナック風のお店が雑居するビルの4F

入りにくいビルにさらに入りにくさを感じさせるあやしい扉


座っただけで「チャージ一万円」とか取られないよね???





なんて心配は無用(あたりまえ)






前菜5点盛り(3点盛りメニューを増量してもらって)

1人じゃセコンドまではちょっとキツイのでこれにパスタでいつもおしまい
バーということもありセコンドメニュー種類はどちらにしろ少ないみたい






カウンター7~8席にテーブルが1つか2つあったかな?
シェフとサービスの男性お二人で切り盛りしています。

お味はしっかりワイン向き。
ワインはグラスで常時少なくとも7~8種はあるようで好みを言えば新しいボトルも開けてくれるよう。 本日のおすすめメニューには700~1,500円程度のワインが書かれています。



コペルト+前菜5点ちびちび盛り合わせ+パスタ+ワイン5.6杯ほどでだいたい1万円くらいでしょうか。


2~3杯で軽く帰れないのが懐の痛いところ。





vini italiano OSEI
〒104-0061
東京都中央区銀座7-6-5石井紀州屋ビル4F
TEL 03-3572-8665
open 18:00~26:00
close 日曜・祝日



グルメブログな日(2)大人の町銀座で燗酒「佳肴みを木」

2011-03-08 | そと料理・お酒
昨年暮れにオープンした「佳肴みを木」(かこうみをぎ)

外堀通りの一本裏、マロニエ通りからちょっと入った割合ひっそりとした通りの地下、こんなところにこんなお店ができるなんて・・・うれしすぎます。


いいお店見つけた~(twitterで教えてもらったんだけど)と思って喜んだら燗好き仲間たちは早々みんな行ってました。  



燗酒星人たちは燗して旨いお酒を置く店舗がまだまだ少ないだけに出没する場所はどうしたって一緒になってしまうのです。





この日も銀座の1軒目で料理は大満足したもののお酒がちょっとね。。。と
迷える燗酒星人たちがさまよって行き着いた










お腹いっぱいなので・・と軽くおつまみセットを

あとはお酒!お酒!お酒!




今度行ったときはもっと写真撮ってきます~。

お酒は良心的お値段ですが総合すると銀座なので安くはないです。
でも、お料理もしっかりしているし、リーズナブルとはいえずともCPは良いのではないかな?とえらそうに言ってみます。


酒の肴のお料理教室なんて企画も考えてらっしゃるようなので興味津々なのです。






佳肴 みを木(かこう みおぎ)
〒104-0061
東京都中央区銀座2-2-4
ヒューリック西銀座第2ビル地下1階
TEL03-3563-6033
営業時間17:00~23:00 *22:30L/O
定休日 なし (HPお知らせにて案内)

最寄駅
JR有楽町駅京橋口より徒歩3分
地下鉄有楽町線銀座一丁目4番出口より徒歩1分

(クロネコヤマトのビルの地下)

グルメブログな日(1)酒亭えぶりat蕨の取材をキャッチ

2011-03-08 | そと料理・お酒
今日はグルメブロガーの真似事をちょびっとしてみます。
一挙に4店舗ご紹介。

まずは





「『酒亭えぶり』at蕨に雑誌取材がやってきた」




取材カメラマンの撮影の様子を撮る店主
・・・をまた撮っている私




掲載は業界誌の「月間食堂」
モノクロページですが写真2カットほど載るそうです





立ち飲み屋(混雑時以外は席数は少ないですが椅子も使えます)で
こーーーーーんな酒好き泣かせのお酒のを多数取りそろえて
自家製の燻製やら肴も楽しめるお店、なかなかないですよね。



酒亭えぶり
埼玉県蕨市中央3-2-1
TEL 070-5550-5516
(定休水曜日)→月曜定休に変更

京浜東北線蕨駅西口より徒歩5分以下






雪と氷の奥日光へ(4) 終 やっと出会えた氷の芸術

2011-03-03 | 花・風景・旅・他
男体山の神様がくれたプレゼント


それは、雪灯里の帰り
空を見上げたら満天の星

降り注いでくるような



見慣れたオリオン座がわからなくなるほど中にも外にも無数の星が空いっぱいちりばめられて

こんな星空を見たのは何年ぶり?
はじめてかも?


「まるでプラネタリウムみたい」 by ダーリン
迷言です。


しばし見とれた後は感動しながらずっと空を見上げて宿まで帰りました。




が・・・感動しすぎて落とし物しちゃいました。
しかも引き返して探しても翌朝また探しにいっても見つからず。

なんであんなものが消え失せるのやら?
満天の星空と引き替え?

男体山の神様、欲しかったのかしら。




なくしものは

この旅の私たちの命綱とも言える(←ちょっと大げさ)ノンスリップ スノーグラバーの片一方。

靴のつま先とかかとに引っかけて装着できる滑り止めで、ラバーに小さい錨がついた
簡易スパイクです。タウン用で登山はNGとされてますが平地の軽いハイキング程度
ならば十分です。


男体山の神様は大蛇に化身したくらいだから片方でよかったのかな?
蛇に足ないものね。

すいません
いりませんよね、神様には。




でもプレゼントはまだまだこれだけではありませんでした。


翌朝は温泉はいってご飯食べて、うれしいサービスコーヒー一服でのんびりした後は、
チェックアウトして日光駅行きのバスに乗って竜頭の滝に行くか? 東照宮に寄るか?


「中禅寺湖が私を呼んでいる・・・みたい」

急に中禅寺湖畔をもう少し歩きたくなって降りた私たちを待っていたのは







静まった湖面に映る山々
なんて美しい中禅寺湖!

男体山と赤城山の神様が取り合ったのがわかる気がする





何度もここには来ていますがこんな美しい様を見たのは初めて。
この景色もほんの30分ほどで消え失せてしまうのです。




前日の様子がコチラ↓


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しばらく湖沿いの道路をお散歩。

昨日、湯滝のレストハウスで教えてもらった「飛沫氷」が見られるという「立木観音」のあたりへ。



飛沫氷(しぶきごおり)とは湖水が風に飛ばされて木々や草について凍る樹氷や草氷です。

風の強い寒い日の後でよく見られるのだと思いますが、このお天気の良さと暖かさでは到底出会えそうもない・・・

実際撮影スポットとみられる場所の木は丸裸のまま。



でもね。
ダーリンが見つけてくれました。







遠くに見える木製の支柱に氷柱がいっぱい





そして今回のお気に入り写真!





氷の芸術

ムーミン村のニョロニョロみたい??
氷の着ぐるみを着た枯れ草です



この写真は枯れ草が地面に立っている様子ではなく
実は湖の柵から一生懸命身を乗り出して湖に向かう斜面の草木を撮ったもの






柵にも飛沫のつららがごっそり
この柵に支えてもらってこの下の壁面を



今思うと柵がやわかったら危ないですね
新しげな頑丈そうな柵ではありましたけど
ヒヤヒヤ


ファイダーをのぞくと夢中になってしまうのがイケナイとこです




「滑って湖に落ちて服が濡れて泣いても知らないよ」by ダーリン


あの・・・この季節落ちたら服濡れて泣くより命の心配は?







バックの黒く見えるところは湖面です






















去年の滑って脱臼をものともせず今年もまた氷の撮影に挑みにきた私に最高のご褒美をくれたようです。

また戦場ヶ原が春の姿になるころに来るからね。
男体山の神様、すてきなプレゼントをありがとう。


でもノンスリップ スノーグラバー返して


もう一つ思い残すは、中禅寺湖の近くで売っていた冬限定の水羊羹。
買ってくれば良かったなぁ。





おまけ




冬はお休みのアヒルボート(白鳥??)



雪と氷の奥日光へ(3)

2011-03-02 | 花・風景・旅・他
冬の奥日光、写真旅行記3話目です。



湯の湖から湖水を斜面伝いに落とす迫力ある湯滝を見上げ・・・





あれ?見上げた写真がない。
私としたことが。。。瓶ビール半分で写真撮るの忘れたみたいです。


もうビール飲んじゃったし足が動かないよーっとバスを利用しようとしたら
まだまだ当分バスの来る気配は無し。


歩きますか。
のぼりはツライね。


目的地は湯の湖。
この湯滝の高さ分登っていかねばならないのです。








ぜいぜい言いながら湯の湖に到着

「もう一歩たりとも登りは無理だからね」



う~ん、いつもながら硫黄臭いこと!


この標高1,475mの湯の湖周辺の日光湯元温泉が宿泊場所です



疲れたと言いながら雪に囲まれた湯の湖を見て
誰もいない湖畔へと喜び勇んで駆け出します





凍結した湯の湖
でも温泉が沸きだしているため全面凍結はしないのです
(すみませんおもいきり逆光です)







夕暮れを迎える湯の湖 ここは凍結していません
今は禁漁期間でひっそり
解禁時期には多くの釣り人が訪れます


ボートも雪をかぶって冬眠中











こんなに静かな日光湯元
でも・・・お宿はほぼ満室

スキー・スノシュー・クロスカントリーと冬のレジャーを
楽しむ家族連れや友人グループが多く訪れているのです






2月いっぱいまで金・土曜に開催されていた「雪灯里」
夕方になるとロウソクが灯され夜9時までロマンチックな
灯りと雪の景色が楽しめて賑わいます

夕食後に行ったときにはすでに燃え尽きてしまったろうそくも・・・

三脚たてたのに全然だめだった写真ばかり
しょぼ













コンビニもないし、ATMもない湯元温泉は高級なホテルや旅館もありませんが温泉はどの宿もとってもいいです。

かなり熱めのお湯の場合も多いのですが疲れがとれるしあったまるし。
たくさん歩いて棒のように動かなくなった足もすっかりうそのようにラクチンになりました。




おまけに帰ってからもしみついた硫黄の匂いでしばらく温泉気分を楽しめます???




さて、ゆっくり温泉でくつろいで温泉卵になってみます。
あとは翌日帰るだけ・・・な私たちに男体山の神様が素敵なプレゼントをくれたみたいです。


つづきはまた。。。


雪と氷の奥日光へ(2)

2011-03-01 | 花・風景・旅・他
戦場ヶ原に向けて木々の立ち並ぶ中へ

戦場ヶ原は噴火によってできた広大な湿原ですが昨今、多くの日本全国の湿原同様、年々乾燥しつつあります











戦場ヶ原の云われは以前にも記事にしたと思いますが。。。

史実として残る合戦があるとかではなく





その昔、男体山(当時は二荒山)の神様と赤城山の神様が美しい中禅寺湖がどちらの領土に属するかで戦ったというお話。


男体山は大蛇に姿を変え、赤城山は大百足となって。
戦場ヶ原では数知れない蛇と百足の戦いがなされていたとか。

戦況の悪い男体山の神様が弓の名手・猿丸を鹿に化身して(鹿とか大蛇とか忙しいこと)戦場に誘い出し、そこで加勢を頼んだそうな。
承知した猿丸は敵の大将と見た大ムカデの目をみごと弓で射てこの戦は男体山の勝利となったということです。

そのとき大ムカデの流した血でできたのが赤沼。
決着のついた地が中禅寺湖の畔、菖蒲が浜。




メルヘンですねぇ。

でも、蛇と百足の大群の戦いって・・・見たくないです。





そんな伝説とは関係なく戦場ヶ原はいつ訪れても幻想的な風景です。












 











夏も冬も変わらずここにある自然がつくりだしたオブジェ
私のお気にいり















湿原にかけられた木道もほぼ雪に埋もれ
気を付けて歩かないと木道をはずれやわらかい雪を踏み抜く危険があります

この時期の戦場ヶ原はトレッキングシューズでもすべるので
スノーシューや簡易スパイクを装着するのがおすすめです












氷のある風景には出会えなかったけれど雪の湿原を歩いて満足!
(というよりは疲れた・・・)


まだまだ雪に覆われた湿原をスキーやスノーシュー(西洋かんじき)で楽しむひともちらほらいました











さんざん歩いて湿原をようやく抜けたところで、ここからはちょっと楽して湯の湖にバスで・・・と思ったら

バスの時間はまだまだ先。



そうです。
一時間に2本程度のバス。
きっちり時間計算しないで行くとこうなります。



結局、歩いて。。。歩いて。。。歩いて。。。
湯の湖の下、湯の湖からの水を岩肌伝いに落とす湯滝を見上げる場所へ。



お昼も過ぎていたのでレストハウスでこの日最初のアルコール♪



スーパードライだけどまあしょうがない。
乾いたのどにはいいのかも。
揚げたてマイタケの天ぷらとぐいーーーーっ!

お店の方にちょっと撮影スポットの情報をいただいたりしながらね。
私が見たい氷の写真をたくさん見せていただきました。
うーん、どうやったって地元の人にはかなわない。




エネルギー充填後はさらに滝上に向かい、宿のある湯元温泉にもうひと頑張り。





・・・ビールはいっちゃったら足あがんない。


でも

バスはまだまだ30分以上も来ない。





歩くしかない。

もう気持ちに鞭打って坂登り。




ここで頑張れば、宿の夕食のお酒がおいしいぞーーーーー!



<まだまだもったいぶって続く>