アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

カヤック・アンダー・ザ・サマースカイ

2021-07-12 | アークツアー 梅雨

 最高気温33、3度。

 「予報がはずれて良かった・・・。今日は、スバラシイ夏空に恵まれましたねぇ。

梅雨明け直後のような、フレッシュな夏色の空と景色。うーん、ナイスです」とガイド。

「ほんと、ザ・田舎の夏!って感じの景色ですね」と隣を漕ぐゲスト。

 

 7月。梅雨晴れの川を、カヤックで下りました。

カヤック・アンダー・ザ・サマースカイ

 モクモクと白い雲がわきたつ夏空の下、

緑濃い山には、サンサンと太陽が降りそそぎ、ゆったり流れる川には、ガシガシとセミの合唱がひびきます。

ときおり吹く夏の南風が、瀬をぬけて濡れたカラダに、心地よい。

ゆらり、お尻の下をゆうゆうと泳いでゆく大きな鯉。

ぬるい川の水と戯れながら、景色を愛でながら、ハナシをしながら、僕らはのんびりと夏の川をゆきます。

 

 梅雨晴れの素晴らしいリバーフィールド。

ただ、ひとつザンネンなのは、水の透明度です。

梅雨の後半に入っても、大きな増水がない川は、川底が洗われず、水の透明度があまり良くありません。

(ガイドの主観です。あまりこの川を知らない人が見れば、キレイな流れに見えるかも?)

 今日の瀬には、アユ釣り師の姿もみえました(この時期の、このコースで見るコトは稀)。

この区間も魚影が濃いのだろう(そして、天気の良い日曜日だし)。

「すいませーん、通りますよ!」。大きな声をかけて、できるだけ離れたところを通過です。

「漕(こ)ぎゆくまにまに 川のほとりにとまれる人も 遠くなりぬ」なんてね。

*土佐日記より。川のところは海ですが。

 

 ただ漕ぎくだるだけでは、オモシロクない夏の四万十川。

ギラギラ太陽の下、ぬくい水の川で、のんびりと川遊びをするのがサイコーです。

僕らは、水の透明度がよい支流目黒川で、ランチ&川遊び(約4キロ地点)。

その後、さらにくだり、岩間沈下橋で、夏の川景色をながめながら風に吹かれました(約8キロ)。

目黒川

 ゴールの芽生大橋まで下り、川からあがると、

紫色の小さなラッパ型の花(シチョウゲ)が、僕らの目を楽しませてくれました(約12キロ)。

最高気温33、3度。ほぼ平水。川面の水温、本流30度。目黒川28度。

*Oさん、ツアー画像CDは、来週はじめに(お家に戻る頃に)発送します。お楽しみに。



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