アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

明日また川の上で

2007-07-27 | アークツアー 真夏

  最高気温35度。

 四万十は、連日の猛暑です。

熱くなった僕らのカラダを冷やすのは、水がきれいな支流黒尊川。

浅く透明な流れで仰向けになり、水の中に耳まで浸かります。

聞こえるのは、サラサラ流れる水の音。見えるのは、夏空ブルー。

「うーん、ゴクラク、ゴクラク」。川面の水温は、27度。

 27日は、キャンプツアーの準備日です。

買出し、料理の仕込み、装備の積み込みなどなど。

暑さで頭がクラクラした僕は、

何度も頭から水をかぶり、体を冷やしながら作業をすすめました。

数少ない今夏のキャンプツアー。

1年振りに再会するゲストの笑顔が、ピカピカに輝く2日間となりますように!

ただいま仕込み中。

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太陽がいっぱい

2007-07-23 | 四万十川 夏

 最高気温34度。

 本日、四国地方も梅雨明けです。

シーズン・イン・ザ・サン!!

「カヌー&バシャバシャ川遊び」が楽しい真夏が、四万十にもやってきました。

 

 先週の台風4号で大増水した川は、

水量がほぼ平水になり、水の透明度もよくなってきました。

あまりの暑さに頭がぼおっとした僕は、川につかってアイスコーヒーを飲んだのでした。

少年は魚に夢中だった。

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夏風の谷

2007-07-21 | 四万十川 夏

 最高気温30度。

 僕の今日の予定。

・キャンプツアー装備の確認・ツアー用の食事メニュー作り

でも結局、夏空にさそわれて川に逃亡!です。

 

 四万十川上流に向けて、ゆっくりと車を走らせました。

走りながら、今回の10メーター級の増水で「瀬が変化してないか」をチェック。

瀬の流れに、倒木など障害物が引っかかっていると、カヌーにはとても危険なのです。

特に障害物もなかった川。その水は、まだ若干にごってるけれど、

瀬もそこそこパワーがあり、カヌーで下る水量としてはグッド!気持ち良さそうです。

 

 帰路。四万十の谷が見下ろせる、

人気のない小高い山にのぼり、谷を吹きぬける夏の風を見てました。ぼんやりと。

あたたかく湿った南風に、サルスベリのモモ色の花が小さくゆれていました。

岩間沈下橋と百日紅。

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親子バシャバシャ

2007-07-19 | アークツアー 真夏

 最高気温30度。

 本日は「四万十川カヌー&黒尊川川遊びツアー」です。

まだ笹濁りの四万十川、でも黒尊川の透明度は、なかなか良いです。

*黒尊川は、最も水がキレイといわれる四万十川の支流。

 

 黒尊川の川面の水温は、23度(真夏は27~28度)。

水は最初、少し冷たく感じるけど、エイヤ!と飛び込んでしまえば、気分ソーカイ!ツーカイ!

「ばしゃばしゃ、わーわー、きゃーきゃー」

その瞬間、僕らは自然の子になったのでした。

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夏空カヌー

2007-07-18 | アークツアー 真夏

時々 最高気温30度。

 夏の初めの入道雲が、空にモクモクとそびえています。

台風の増水と濁りがまだ少し残る四万十川。

いつもより速い水の流れに身をまかせて、カヌーでのんびり下ろう。

 

 暑い空気に火照った体で、

ザブン!と川に飛び込めば、シャキッと冷たい川の水が気持E!

四万十に「夏空カヌー」の季節がやってきました。

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台風一過の青空に

2007-07-15 | 四万十川 梅雨

時々 最高気温28度。

 台風一過の青空に、さわやかな風がふいています。

長時間、強烈な雨と風で暴れまくった台風4号。

そいつは、四万十川に13メータの増水を残してさっていきました(我が家付近)。

家の庭から道路に下りるスロープの途中に、

増水に流され取り残された木屑がたくさんあります。

そのあたりまで、泥水がきてたのです(村の低い場所にある家は床上浸水)。

 昨日。

台風の大雨で、四万十川本流は増水であふれ、村の低いところは泥の湖になりました。

僕は、サイアクからだひとつで逃げるように準備していた。

8時半、それまでの猛烈な風雨がうそのようにピタリと止みました。

どうやら台風の目に入ったようです。

その後も雨がほとんど降らず、空が静かな状態が続きました。

(台風の進路が当初の予想よりも南になったため)

やっと一安心です。ほっ。

 

 今日は、増水に備え2階に上げたカヌーや荷物を1階(艇庫)に下ろし、

陽にあてて乾かしたりと、あと片付けをして1日を過ごしました。

「それにつけても、空の青さよ」

久しぶりの陽射しが、なんともうれしい台風一過の日曜日でした。

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台風接近中2

2007-07-14 | 四万十川 梅雨

 

 四万十は、滝のようなモーレツな雨が降り、キョーレツな風が暴れています。

大増水してきている四万十川。もうすぐ、うちの村も増水が氾濫注意水位を超えます。

(氾濫注意水位は10、4メーター)

四万十は、今日の午後から台風4号の暴風域にはいります。

まじ、怖いっす・・・。

 

 我が家の1階(艇庫)の荷物は、すでに2階に上げました。

しかし増水は、2階(住居)近くまで来るかもしれません。

サイアク様子を見てもっと高いところに避難かな?

台風の進路にあたる地域にお住まいの皆さん、充分な注意を!

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台風4号接近中

2007-07-13 | 四万十川 梅雨

 

 四万十は未明から雷雨。激しい雨が降ってマス。

台風4号&梅雨前線のコンビが暴れはじめたのです。

 

 グングン水位を上げてる四万十川。

まだこれから、台風の本体がやってくるというのに・・・。

「うーん、大丈夫であろうか・・・」

一昨年の大増水の恐怖が頭をよぎります。

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真夏へのカウントダウン

2007-07-12 | 四万十川 梅雨

時々 最高気温30度。

 午前の四万十の空は、くもりがち。

午後は、曇り空のスキマからチラチラと青空がみえました。

久しぶりの太陽の陽ざしがうれしい。空気は、ひどくむしあつくなってます。

 近づく台風4号の影響で、時々南東の風が強くふきました。

週間天気予報では19日頃から「おひさま」マークが続いてます。

この台風をやり過ごせば、いよいよ夏ホンバンになりそうです。

四万十川は、平水時より約70~80cm増。笹濁り。

*アークでは、お盆等の連休時でも少人数制でツアーを行っています。

(のんびりゆったりと四万十川の自然を楽しんいただきたいので)

ツアーのご予約はお早めにどうぞ。

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海の日の週末は

2007-07-10 | 四万十川 梅雨

時々 最高気温28度。

 早朝。目が覚めた僕は寝床から腕を延ばし、

南向きのベランダのガラス戸を開け、ぼんやりとした頭で外をながめました。

四万十は今朝も、小雨降るどんよりとした梅雨空です。

 

 コーヒー豆を挽き、フィルターに移し、熱い湯を落とす。

コーヒーを冷ました後、氷とミルクと砂糖を入れてアイスコーヒーのできあがり。

♪んちゃ・んちゃ♪ レゲエ・ミュージックを聴きながらアイスコーヒーを飲みました。

雨音にかき消されぬようにCDのボリュームを上げて。

レゲエは、長雨に湿ってじめった気分になかなかあいますね。

 

 ネットで天気予報をチェック。

「あらら、台風4号がこちらに向かってくるのか?」

四国は、台風&梅雨前線のコンビ、その後の台風本体の接近で大雨になるかも?

そうなれば、(これまでの長雨でたっぷり水を吸って飽和したスポンジ状態のような)

地盤のゆるみ、川の増水には充分な注意と警戒がひつようになります。

「週末の連休、こちらに遊びに来る方は、正確な情報のもと細心の注意をしてください」

 このところの長雨で家に引きこもっていたせいか?

なんとなく腰が重だるい僕は、思い切って雨のなか、中村の町まで自転車で往復。

とうぜん全身ずぶ濡れに。少し腰はラクになりましたが。

雨水に濡れた道端には、コオニユリがキレイに咲いていました。

四万十川は70~80センチの増水、笹にごり。

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サンデー・モーニング・ブルー

2007-07-08 | 四万十川 梅雨

 最高気温27度。

 夜明けの川は、その姿を深い霧に閉ざしています。

増水した川は、昨夕から1メーターほど水位を下げた。

しかしまだ、平水時より3メーターは水位が高いようです。

 

 「・・・・・」

事前の予報と予測でこの増水は予想できていました。

ツアー中止はすでに決定しているけど、気持ちにアキラメをつけるための最終確認です。

静かなる諦観。サンデー・モーニング・ブルー。

 梅雨の長雨に、沈没する日々(沈没とは、旅人用語で同じ場所にうだうだと留まるコト)。

僕は、部屋でゴロゴロしながら借りてきた本を読みました。

晴漕雨読も悪くないけれど・・・。そろそろ雨読にも飽きちゃいました。

 読書も飽きたよー。

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七夕と増水

2007-07-07 | 四万十川 梅雨

 最高気温28度。

 午後2時。

空が少し明るくなり、雨も上がりはじめました。

家を出た僕は、増水に浸からぬよう1キロ先の大橋に避難させた車を取りに行く。

もわんと蒸し暑い空気。近所の沈下橋は、もうすでに増水からその姿を見せています。

沈下橋へ降りるスロープの途中に、流されてきた木屑が散らかっている。

その様子からみて、川は6メーター程水位が上がったようです。

 

 沈下橋をわたる、と上流から流れてくる泥水が、

足下1メーターのところで橋脚にぶち当たり、

ゴォーゴォーと激しい音をたてて、橋の下流に荒い波をつくっています。

慣れていてもやはり足がすくんでしまいます。こわっ。

 雨は昨夜、日付が変わる頃から、ガシャガシャと断続的に激しく降りはじめました。

僕は、1時間毎にネットと携帯で、

雨雲のうごき、ダム放流量、水位をチェックし川がどこまで増水するか警戒です。

(近年の集中豪雨は、記録的な雨量となることも多くユダンがなりませんね)

川がひどく増水して村が泥水に浸かりはじめると、車の逃げ場が無くなってしまうのです。

 

 4時頃、川の水位がかなり上がってきた。

土砂降りの中、僕は車を大きな橋の上まで移動しました。

雷鳴とイナビカリもブキミな帰路は、合羽も役立たず・・・。全身ずぶ濡れです。

 

 蒸し暑い部屋に戻り、まんじりともせず七夕の夜明けをむかえました。

サイワイなことに、早朝に雨足は弱まりはじめた。

少しほっとした僕は、そのまま眠ってしまいました。

四万十川本流があふれて、村が泥の湖となるコトはなさそうです。

 

 七夕のこよいは、あいにくの曇天&増水。

「ささやかな願いゴト」をかいた短冊を笹にくくりつけてみました。

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梅雨空のブルース?

2007-07-06 | 四万十川 梅雨

 最高気温27度。

 「ずざぁーっー」

今朝は、屋根や窓を激しくたたく雨音で目がさめました。

西隣の九州に大雨を降らしている雨雲が、次々と四万十に流れ込んでいるのです。

明日朝までの四国の予想雨量は、多いところで250ミリ。

警報は・大雨・洪水・雷・強風・波浪とロイヤルストレートフラッシュ?

 今日は、気温が上がらず涼しい・・・。

長袖のシャツを着た僕は、熱いコーヒーを片手に、窓の外の雨をなすすべもなく眺めました。

雨は昼頃いったん上がったけど、午後はまた大雨が降ったり止んだり。

四万十川は再び増水してきています。

 

 今日の午後の時点で約1、5メータの増水、ウグイス色の流れ。

これでは、しばらく川へは出れないかな?

我が4駆は再々防水シールをしたけど、ぽとぽと雨漏りがなおらない。

やれやれです。

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太陽の季節の前に

2007-07-05 | 四万十川 梅雨

 最高気温28度。

 久しぶりに四万十川を増水させた雨もひと休み。

今日の四万十は、うす曇りの蒸しあつい1日になりました。

今回、沈下橋が浸かるほどの水は出ませんでした。

今日の午後の時点で、四万十川は約2メーターの増水。流れる水はカーキー色です。

 

ベランダでハダカになり、

アイスコーヒーを飲む僕のかたわらで、ジーッ・・・セミが合唱しはじめました。

7月の山道では、ノカンゾウや

ヒメヒオウギズイセンが、鮮やかなオレンジ色の花を咲かせてます。

もうすぐ本格的な夏の到来です。

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ただいま放流中

2007-07-04 | 四万十川 梅雨

 最高気温28度。

 四万十は昨夜から、活発な梅雨前線の影響で、

カミナリをともなった激しい雨が断続的に降りはじめました。

 

 四万十川上流の家地川ダム(佐賀堰堤)と支流梼原川の津賀ダムは、

時間が経つにつれ、ダムの放流量を増やしています。

夕方、両ダムあわせて430㌧の放流。

四万十川は、約2、5メーターの増水となっています(下流:川登)。

*家地川ダムも津賀ダムも、主に水力発電用に戦前に作られたダム。

家地川ダムでは、上流から流れて来た水のほとんどはダムに取られてしまう。

そのためダムのすぐ下流は水が無く、カヌーでは下れません。

 

 四万十川はダムのある川です。

大雨の時などは急激に増水することも(川原でのキャンプ時などはご注意を!)。

今夜の雨の降り方によっては、明日、沈下橋が増水した流れに沈むかもしれません。

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