おはようございます。四万十は、雨。
(深夜から降りはじめた雨)今は、時折ガシャガシャと激しく降っています。
ひさしぶりの大雨は、午後まで続く予報。
痩せていた初夏の川は、この雨でモリモリと太り肥満十川になるコトでしょう。
それにつけてもカメムシの臭さよ・・・(昨夜は、大量発生したカメムシが大騒ぎ)。
初夏の岸辺に、南国風の見知らぬ花が・・・。調べてみると、ブラシの木でした。
花の姿は、ビンを洗うためのブラシそっくりですね。
英語ではボトルブラッシュと呼ぶとのこと。
花言葉は、「恋の炎」「はかない恋」。イノチ短し恋せよ老若男女。
最高気温24、1度。
雨は、昼すぎにやみ、雲がゴンゴン流れる夕方の空は、晴れ間がひろがりました。
湿気と温度がグンと高くなった空気と風に、雨の季節も近し、と肌でかんじるこのごろ。
明日以降の四万十の空は、どんなかんじやろか?と天気予報を見れば、まだ晴れる日が多いようで、
この先もしばらくは、「はつなつの光りと風の四万十川」がカヌーで楽しめそうです。
*予報では、今年の四国梅雨入りは、6月半ばころ(平年は、6月5日ころ)。
16:00現在。
四万十川の水位は、平水+3、1メーター(川登)↓(家地川ダム、津賀ダム)ダム放流量は、727㌧↓
今日の雨で、モリモリと太った川。
今週末の川は、カヌーで長い距離を下るには、ぼっちり(ちょうどよい)か、と。
つい先日、川辺に、南国風の赤い花(ブラシの木)が咲いているのを見つけました。
おっ、めずらしい、とその花をながめれば、夏の足摺の海辺をあざやかに赤くいろどる、
やはり南国情緒たっぷりのアメリカデイゴの花を思い出しました。
ある年の梅雨から夏にかけて、僕は、高知西南部をバイクでキャンプ旅をした。
透明度がよく、美しく、静かな足摺の海をとても気にいり(四万十川をメインに遊ぶ予定だったのに)、
海辺のキャンプ場にテントを張りっぱなしにし、そこをベースに海や川にゆき、ひと夏をすごした。
夏の濃い緑にそまったキャンプ場を赤くいろっていたのが、アメリカデイゴの花(南米原産)。
枝いっぱいにさいた丸みのある蝶形の真っ赤な花は、エキゾチックで南国の海辺によく似合っていた。
1日海でたっぷり遊んで、夕方になると、僕はビール片手に南国の花と海をながめた。
このまま、ずっと夏がおわらなければいいのに、と思いながら。
「If you take a flower in your hand and really look at it, it's your world for a moment.
ひとつの花を手に取ってよおく見れば、束の間、世界はあなたのものになる」Georgia O'keeffe
旅の記憶のなかに咲く花を愛でる雨の午後。そんなヒトトキもときには良いものですね。