アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

この空の向こうがわへ

2012-06-29 | 四万十川 梅雨

時々 最高気温31度。

 梅雨は、オキナワ、アマミと南から明けてきてますね。

雨空のムコウは、もう真夏。

そろそろ四国も「太陽の季節」へカウントダウンといきたいところです。

 

 今日の四万十は梅雨の中休み。

輪郭のぼやけた雲が、水色の澄んだ空に浮かんでいます。

なぶるような陽が目にまぶしく、湿って重い空気が肌にねっとりからみついて、ふぅ、あつい!

おおぶりな夏の花が、南風にゆったりゆれる雑草の庭で、

ジーッ、鳴きはじめたばかりのセミの声は、まだひかえめ。

季節のBGMは、春の声(鳥)から夏の声(セミ)へとうつり変わろうとしています。

 ムシムシと暑い空気に、もう「エイヤ!」と川に飛び込みたい気分です。

でも四万十川は、このところ続いた雨で、ただいま増量サービス中。

川の水位は、平水時より1~3メーターほど高い状態が続いています。

その水は、色あせた笹の葉のような薄緑色です。

 

 あなたの空のムコウにある真夏の四万十川。

ぬくいキレイな川で、カヌーを漕ぎ、バシャバシャと水とたわむれ、新しい世界を発見してみませんか?

「本当の旅の発見は、新しい風景を見ることでなく、新しい目をもつことにある」マルセル・プルースト

水中眼鏡も出番を待っています。あ、でも、度付きは、ありません・・あしからず。


台風と増水とさかなたち

2012-06-20 | 四万十川 梅雨

 最高気温27度。

 コーヒー牛乳色の水が、ザァザァと沈下橋の上を流れてゆきます。

いつものゆったりした四万十川の流れは、今はもうどこにも見えない。

川は、平水時より5メーターほど増水。

この増水は、足摺の南を足早に駆けぬけていった台風4号の置き土産です。

先日の梅雨前線の低気圧、今回の台風、明後日やってくる熱低。

「うーん、川は5メーター増水、3連チャンか・・・」

 

 台風の進路にあたるコトがよくある四万十は、雨量がおおいところ。

その年平均降雨量は、(流域のおおいところで)約3500㍉(年平均気温は19度)。

川は、年に3~4回沈下橋が浸かるほど増水し、時に10メーター以上も増水します。

沈下橋が浸かるほど川が増水すれば、カヌーツアーは中止に(平水+2メーター以上で中止)。

カヌーツアーを行えるようになるのは、増水のピークから2日~3日目以降となります。

*そのときの水の引き方で変わります。

 カヌーツアーにはザンネンな大きな増水ですが、水が引いた後には良い面もみられます。

・魚や手長エビなど、川の生き物が大きく移動するので、川漁がふたたび活発に。

(増水時の魚は、水中の流れがゆるい場所にヒナンしたり、中には一旦海まで下ってしまう魚も)

・コケがついてた川底の石が、ゴロゴロと大水に転がされ、古いコケが落ちる。

 その後、新しくついたコケを食べたアユは、香りがよくなる。

・川底が洗われて、水の透明度がグンと良くなる。などなど。

 

 そんな、時々あばれる四万十川は、淡水魚の種類も多い川です。

190種以上(最新の調査では)の魚種が確認されてます。

・アユ・コイ・ゴリ・フナ・ナマズ・サツキマス・雑魚(ハヤ、カワムツ、オイカワなど)

ブラックバス、ブルーギル(外来魚)なども生息してます。

 

 以前、夏の中流域の深場にもぐった時、とてもビックリしたことがあります。

それはそこに、タイのような魚の群れをみたから、あれれ?

「ああっ、それはキチヌやろ~」と教えてくれたのは近所の川漁師のおんちゃん。

四万十川は・キチヌ・イサキ・ボラ・エバ・スズキなどが

(海や汽水域に生息する魚たちが)川の中上流域でも見られるユニークな川なのです。

*これらの魚は、春に川をのぼり秋に川をくだります。

 

 雨空のムコウには、もう真夏の太陽がギラギラと輝いています。

ザブーン!とあなたも川に飛び込んで、四万十川の魚たちとたわむれてみませんか。


水ぬくい四万十川は

2012-06-14 | 四万十川 梅雨

  最高気温28度。

 「きゃーきゃー!!わぁぁぁ・・・」 

梅雨の晴れ間。南風にのって、子供たちのはしゃぐ声が我が家のベランダまでとどきます。

今夏も小学校のプールの時間がはじまったのです。

小さなプールの水温は、23~24度。今の四万十川も、同じくらいの水温(川面)。

そんなぬくく(あたたかく)水質もまだ良い水が、四万十川の大きな魅力のひとつです。

 

 南北に長く、気候の変化大きく、山深く、雨が多い日本には、たくさんの川が流れています(3万5000本)。

川はそれぞれに特徴があります(流れる場所の気候、地形、自然環境などの違いにより)。

四万十川の特徴のひとつは、穿入蛇行(せんにゅうだこう:おおきな蛇行曲線を描くながれ)です。

 

 源流から河口まで川の高低差が小さい四万十川は、

クネクネと大きく曲がりながらゆったりとながれます。そのため川の水温が高くなりやすいのです。

真夏の四万十川の川面の水温は、30度前後(中下流域)。 

目黒川や黒尊川など、支流の最下流域も、本流とほぼ同じくらいの水温になります。

(本流の真冬の水温は6~8度ほど)

ゆったりながれるということは、水が汚れやすいとも言えますが、

流域の人口がとても少ないこの川は、川の水もまだ比較的キレイなのです。

 

「四万十川がぼちぼち太うになってきた窪川町から河口まではまだ130キロメートルあるいうけんど、

そこと河口の標高差は100メートルしかない。

西土佐村の江川崎から河口までは40キロメートルで40メートルの差よ。

ほしたら、勾配はだいだい1000分の1いうことになりよるじゃろ」四万十川がたり 野村春松

 

*四万十川には、本流に家地川ダム、支流に津賀ダムがあります。

ダムは、ダム下流域の自然環境(水質、水量、生物など)に大きな影響を及ぼしています。

 思えば、僕がカヌーツーリングデビューした長野の犀川は、アルプスの冷たい雪どけ水がながれる川でした。

真夏でも水温が低く、8月の終わりに半そでのウエットスーツを着てカヤックを漕いだものです。

水温が低い犀川には、カヤックに危険な人工の障害物も多く、

「うーん、沈はしたくないなぁ・・・」やや緊張して下ったことをよくおぼえています。

ちなみに、僕が学んだ老舗カヌースクールのプログラムは。

1 昼間は野尻湖でカヤック基礎レッスン。

2 その夜は講義。

3 翌日は犀川に移動しカヤックツーリング。

この基礎トレーニングを何度もやった僕は、カヤックの基礎技術をすっかりおぼえてしまいました。

(今、とても役だってます。仕事の関係でやったんだけど)。

 日本一あつい真夏の四万十(2012年時)。最高気温35度オーバー。川面の水温30度。

・沈下橋からとびこむ・カヌーで沈する・水の掛けあいっこをする

・水のキレイな支流でシュノーケリング&手長エビさがし

・ライフジャケットで川をプカプカとながれる。などなど。

水ぬくくキレイな四万十川は、「バシャバシャ川遊び」もまた楽しい川なのです。

 

 「夏の四万十川は、カヌーで下るだけじゃぁもったいない。

ゲストにその魅力である、ぬくくきれいな水をの~んびりと楽しんでもらいたい」

そんな思いから、アークでは少人数制の「カヌー&川遊びツアー」をおこなっています。

岩間沈下橋

 支流目黒川

支流目黒川


青時雨と夏シュラフ

2012-06-08 | 四万十川 梅雨

 最高気温23度。

 シトシト時々ザァザァと雨が降る、少し肌寒い朝です。

薄い夏のシュラフに下半身を突っ込んだ僕は、コーヒー片手に新緑の庭をながめました。

雨に濡れる若葉、アジサイ、クリ、ミズキの花。

道ばたでは、バラの花と入れ替わるように、おおぶりな白いユリの花が咲きだしています。

 ごろ寝でラジオを聴いていると、

「本日、四国地方は梅雨入りしたもようです」とのニュースが。

平年よりも3日遅れの梅雨入りです。

 

 ♪3日遅れのぉ~便りをぉ~のせてぇ 船はぁ~ゆくゆく ハブ港ぉ~

 アンコ便りは アンコ便りは ああー 片便りぃ~♪

なんて歌もありましたねぇ・・・。すいませんハナシが脱線しました。

 

 梅雨から夏は、フィールドで雨を体験するのによい季節です。

梅雨の晴れ間は、もう夏の空、夏の暑さ。

四万十で「バシャバシャ川遊び&カヌー」が楽しめるのは、これから9月半ば頃までです。


5月の花にあらし

2011-05-30 | 四万十川 梅雨

のち 最高気温23度。

 5月29日。午後7時。 

薄茶色の水が沈下橋の橋脚にぶつかり、

「ざぁざぁ」と音をたて僕の足下をスバヤク流れてゆきます。

ケータイで「0120ー27ー5430:ダム放流情報」を聞ききました。

「19時00分現在、

佐賀堰堤(家地川ダム)津賀ダムの合計放流量は980㌧。現在放流量は増加中」

降りはじめからの総雨量は、上流の窪川で270ミリ。

 

 5月29日 昼さがり。

足摺岬の南を北東にすすんだ台風2号は、その後熱帯低気圧に。

四万十は、朝から昼頃にかけて風が強まり、激しい雨もふりはじめました。

雨は、午後2時頃いったん上がり、雨雲の切れ間からチラチラと青空も見えました。

「それっ」4日間も雨に降り込められ走れず

体がうずいていた僕は、急いで短パンに着替え水たまりの路上にとびだしました。

 

 吹きかえしの強い風に木々の葉が舞い、風に散ったバラの花が水たまりに浮かんでいます。

折り返し地点で、また雨が降りはじめた。そしてドシャ降りに・・・。

家に着くころにはパンツまでずぶ濡れ。顔を流れるしずくがやけにしょっぱい。

 

 風呂を沸かし、あたたかな湯につかりながら雑誌のコラムを読む。

そこには、こんなことわざが紹介されていました。

『英語には「4月の雨が5月の花を咲かせる」ということわざがあるそうです。

April showers bring May flowrs

雨(困難)に耐えていれば、いつか美しい花が咲く(良いことがある)とも解釈されます。

5月の花とは、困難な先にある希望のことなのです。

そういえば、かつて、

自由を求めてヨーロッパからアメリカを目指した人々が乗ってきた船の名も「メイフラワー」でした』

「梅雨の雨が、8月のヒマワリを咲かせるのだ」

外で吹き荒れる雨と風の音をききながら、僕はひとりつぶやきました。

 

 翌30日は午後から晴れて、久しぶりに太陽が顔をみせました。

今回の増水は、ホタルの数に多少の影響をあたえるかしれません。 


はやい入梅と台風2号

2011-05-26 | 四万十川 梅雨

 最高気温17度。

 「本日、四国地方は例年より10日早く梅雨入りしました」 

どす黒い雨雲が、びゅんびゅんと西の空に流れてゆく。

空はまるで雨雲のハイウェイです。

 

 ゴオーゴオーと強い風が庭の木々を大きく揺さぶり、

バラバラと大粒の雨がベランダの波板を強く叩いています。

のほほんとかまえて雨の季節をむかえる準備をおこたっていた僕は、

あまりに早い梅雨の到来になすすべもなく空を見上げるのでした。

「雨樋の掃除や屋根の補修をしなくては・・・」

 

 前線を通過してゆく低気圧と、そこに流れ込む台風2号のあたたかい風。

予報どおり台風が四国に接近すれば、

週明けの四万十川は増水し、沈下橋はひさしぶりに濁流に沈みそうです。

  最高気温27度。

 梅雨入り直前、5月最後の晴れた日。

友人のミスターTと四万十川を下りました。

雨上がりの山は、初夏の陽差しにキラキラと輝いています。

甘く薫る風が、気まぐれに水面を吹きぬけていく。

川面の水温は、20度。手をつけてみる、うーん、気持ちE!!

 

 夕方、近所の沈下橋までホタルを見に行きました。

今年は、季節の歩みが少し遅いようで「ホタルのピークは例年より遅めかな?」との予想。

でも今夜は、けっこうな数のホタルの光を見ることができました。

 


梅雨の晴れ間の川遊び開き

2010-07-01 | 四万十川 梅雨

  最高気温32度。

 7月1日は・山開き・海開きをするフィールドが多いですね。

個人的には—久しぶりに朝から太陽が顔を見せた―

今日を「四万十・川遊び開き」にしたいなぁ、と思います。

 

 梅雨の貴重な晴れ間をムダにしないように、まずは、洗濯&布団干しからスタートです。

つぎに、湿っぽくなっている1階の艇庫から、テント、シュラフなどのキャンプ道具を取り出し、

庭にひろげ陽にさらしたあと、水中眼鏡&シュノーケルもゴシゴシ洗って干しました。

あとは、夕方まで太陽の仕事さ。

  午後、1時間ほど近所をジョギングです。

夏の道ばたをいろどるのは、ヒメヒオウギズイセン、ヤブカンゾウ、ネムノキの花。

カラフルなハンミョウが、僕を先導するかのように前に前に飛んでゆく。

走り終えれば、汗をたっぷりかいたシャツのまま、ザブーン!!川に飛び込みました。

「うひーっ、まっこと気持ちいいぜよ」

 

 「この夏も楽しいツアーができますように!」 

川につかったまま僕は、夏空に願いをかけました。

まだ少し先週の増水が残った川は、笹にごり。水温は、22℃~23℃くらいかな?

これから真夏にかけて水温は、30℃前後まで上がってゆきます。

梅雨も後半、もうすぐ四万十にホンカクテキな夏がやってきます。


太陽と水の季節へのいざない2

2010-06-26 | 四万十川 梅雨

 最高気温27度。

 四万十に、雨の季節がやってきて、はや半月。

空は連日、レイニーグレーの雲に閉ざされ、雨量もそこそこあります。

 

 26日正午。四万十川は、昨日からの大雨で増水。

近所の沈下橋は、濁流に沈んでいます(平水時より4メーター増)。

これから雨は、明日まで断続的に激しくふる予報。

明日の川は、さらに大きく水位があがりそうです。

 下馬評をくつがえし躍進するサッカー日本代表の姿に、日本中が熱く沸きたっています。

日本の勝利は、チーム、選手、関係者、サポーター、社会に大きなカタルシスを与えていますね。

そんなワールドカップも、もう、あと決勝トーナメントを残すのみ。

はたして、日本代表がどこまで勝ちあがっていけるのか?非常に楽しみです。

でも、どんなに熱くなっても、それはしょせん「テレビの中のゲーム」。

他人のゲームを見終わったら、この夏は、自分のために「リアルで新しい体験」をしてみませんか?

 

 忙しい日常をぬけだし、非日常のドキドキとワクワクを自然の中で体感する。

「カヌー&川遊び」で夏の四万十川をのんびり遊べば、そのリアルな感動はジブンだけのものです。きっと。


太陽と水の季節へのいざない1

2010-06-18 | 四万十川 梅雨

 最高気温28度。

 梅雨をむかえた空は、どんより冷たく湿っています。

暗い思いにココロを支配された人のように。

ベランダのひさしから滑り落ちる雨だれを、僕はボンヤリとながめています。

 

 外気温が高い「梅雨~夏」は、アウトドアで雨を楽しめる季節ともいえます。

フィールドで雨を楽しむ時のコツ。

それは、少しフンパツして、ゴアテックスの高性能レインウェアなど、

機能&デザインに優れたレインギアで身をかためることです。

出来るだけ「ドント ゲット ウエット・キープ ドライ」を心がけましょう。

*真夏でも(短時間でも)雨にぬれるとかなり冷えます。レインウェアは必携です。

 

 雨の日にカヌーを漕げば、晴れた時には見られない雨にけぶるシブイ川が見られます。

また、真夏の雨に、思いっきりズブ濡れてしまうのもオツなものです。

そんな雨の日のカヌーも、ときにはわるくないものかな、と。

 梅雨空晴れの川は、ギラギラ太陽が目にまぶしく、ひどく蒸し暑い。

最高気温32度。(晴天時の)四万十は、カヌー&バシャバシャ川遊びが楽しい季節に。

 

*アークでは今夏も「1ディ」をメインに、

少人数で、のんびりたっぷり楽しめる「カヌー&川遊びツアー」を行います。

ツアーの予約はお早めにどうぞ。


梅雨がやる気になってきた

2009-06-30 | 四万十川 梅雨

時々 最高気温31度。

 沖縄が梅雨明けし、梅雨前線が北上。

梅雨前線は、西日本でも暴れはじめました。

 

 7月5日(日)にツアー予約をしているゲストの方へのメール。

〇〇様 

ツアーへのお申し込みありがとうございます。

川の状況について。

四万十は6月29日夜に、ややまとまった雨が降りました。

(上流の山で120~130㍉。津賀ダム&家地川ダムの放流量は、220㌧)

 

30日14:00現在。

川は、約1、5メーターの増水、コーヒー牛乳色。

30日の空は、曇り時々晴れ。もう増水は、少しづつ引き始めています。

しかし予報では、1日の夜から2日にかけて雨。

4日と5日は、曇り時々晴れ。5日は1日~2日の雨量次第で状況が変化しそうです。

・1日~2日にかけて、雨量が多い場合。

5日の水位は、増水した水がどこまで引くか?によります。

*ツアー日に、川が「1、5メーター以上」増水している時は、ツアーは中止になります。

・1日~2日にかけて、あまり雨が降らない場合。

5日の水位は、平水時より少し高く、水は笹濁りとなりそうです。

*いずれにせよ3日の夕方に川の状態について再度メールいたします。

 

しかし「せっかく遠くから行くのに、濁った川でのツアーは嫌だ。今回はキャンセルしたい」

という事であれば、お手数ですがこちらにその旨ご連絡ください。

もちろんキャンセル料は発生しません。

アーク佐野

 

*津賀ダム&家路川ダムの放流量は、1000㌧前後。

その時の川は、6~7メーターほどの増水となり、我が家付近の沈下橋は泥水に沈下します。

川が平水に戻るのは4~5日後。

濁りが完全にとれ、透明度までよくなるには7~10日程かかります。

(急激な天候の変化等で増水した場合。

ツアー日直前、もしくは当日の朝にツアー中止を決定する事もあります)


 

「山をゆっくり歩き、川をのんびり下り、海をぱしゃぱしゃ行く大作戦」

9月19日20日21日22日23日の晩夏の大型連休。

arkでは19日の午後~23日の朝までの4泊5日のツアーを提案します。

ツアー決行は、皆さんからの反応や問い合わせ状況次第、なのです。

19日 15時頃 口屋内集合。

20日 午前 トレッキング 黒尊山塊八面山登山口~黒尊川源流点~もみじ橋登山口。

午後 黒尊川沿いを自転車で下り、BCへ。(ベースキャンプ)

BCにて夕食。宿泊は、BC室内宿か希望者はBC下の川原でキャンプ可。

21日 四万十川カヌーツーリング 下る距離:15キロ予定 夕食&宿泊はBCにて。

22日 早朝 車で土佐清水あしずり港へ移動。

シットオンタイプのシーカヤックで沿岸を海遊びツーリング。

宿泊&夕食は海の傍の芝生の上でのキャンプ。

23日 朝9:00頃 現地(土佐清水)にて解散。

四万十の山と川と海のフィールドをガイドの案内で遊び尽くす4泊5日です。

 

*料金等の詳細については、メールにてお問い合わせください。

*最小開催人数4名。最大10名まで。

*問い合わせや予約状況が芳しくない場合、1ヶ月以上前の日程変更があります。

夏は四万十でカワガキになろう。

カラスアゲハ


梅雨ときどき夏

2009-06-28 | 四万十川 梅雨

時々 最高気温30度。

 梅雨の半ば。雨が少ない四万十は、

むわっと熱い空気が体にからみつく蒸し暑い日が続いてます。ムシムシ。

四万十川の水量は、平水より少なめ。

川はこの2年、川原や水中の大きな石が転がるほどの大きな増水が無い。

そのため、川原はずいぶんと広くなり、雑草の海になっています。

 生あたたかな南風が、さわさわと雑草をゆらしてゆきます。

この時期、太陽が顔を見せていれば外気温は30度を軽くこえます。

川の水温は25度ほど。メイビー(水温計をこわしてしまった・・・)。

いやっほー!今年も、「バシャバシャ川遊び」が楽しい季節がやってきました。


夏空が目にしみる

2008-06-12 | 四万十川 梅雨

 最高気温30度。

 ~中略~ この男女の生理の違いについて、もっと素朴な海岸地帯の田舎では、

「男は丸干しじゃけん、女は開きじゃけん、乾きの速さが違うんよ」

と、漁師達は説明している。

さて、どっちの学説をとるか、諸君は今晩もためしてみればよろしい。

「知的な痴的な教養講座」開高健著 小さな死より

 

 はははっ、なるほど・・・。誰もいないヒミツの川原。

そこで真っ裸で「丸干し」をしてた僕は、手にしてた本の一文に思わずニヤリです。

 四万十川は、朝までのまとまった雨で少し増水しました。

笹色の早い流れが、川原に寝ころんだ僕の足先を流れて行きます。

久しぶりの夏空が目にしみる夏の暑さの日。

少しヒンヤリした水は、のんびり泳ぐには、まだちょっとはやいか?

でも、えいっ!と思い切って水に飛びこんでしまえば、なんともソーカイ!でした。

 

 天気予報は、「しばらくはよい天気がつづくでしょう」と伝えてます。

週末のツアーは、生まれたての夏空の下、良い水量の川を楽しめそうです。


つかのまの夏の空

2008-05-29 | 四万十川 梅雨

のち 最高気温31度。

 昨日、四国地方は例年より7日早く梅雨入りです。

梅雨入り初夜は、ザァザァとまとまった雨に。

翌日は、雨上がりのすっきりブルーの青空にモクモク入道雲。

気温は30度をこえ、しめった空気にじとっと蒸し暑さをかんじます。

この雨で四万十川は、約3メーターの増水。泥色の水がはやく流れてます。

 標高が低い山から流れはじめる四万十川は、

上流~下流まで大きくクネクネ蛇行しながらゆったりと流れます。

そのため四万十川は、年間の水温が高く水が汚れやすい。

 

 川は、台風や低気圧の大雨で年に4~5回5~6メーターほど増水し、沈下橋がつかります。

川が大きく増水すると、川底の砂利や大きな石が転がり、

古いコケや藻が流され生き物も移動し、ふたたびシンセンな水の流れがよみがえります。

瀬の石に付いたあたらしいコケを食べて育った鮎は、香りがよくなるといいます。

 

 近年は、前線と台風がタッグを組んで大暴れするコトも多く、

川は、毎年のように10メーターを超える増水に見舞われています。

そのたび僕は、自然の脅威にびびってマス。

あと、増水時と減水時では、水位の差が大きくなっているのも気にかかるところです。

(河状係数というのだそうだ)

山の保水力が落ちているのであろうか?

夕方には再び、ドヨーンとした雨雲が空いっぱいに広がりました。


台風一過の青空に

2007-07-15 | 四万十川 梅雨

時々 最高気温28度。

 台風一過の青空に、さわやかな風がふいています。

長時間、強烈な雨と風で暴れまくった台風4号。

そいつは、四万十川に13メータの増水を残してさっていきました(我が家付近)。

家の庭から道路に下りるスロープの途中に、

増水に流され取り残された木屑がたくさんあります。

そのあたりまで、泥水がきてたのです(村の低い場所にある家は床上浸水)。

 昨日。

台風の大雨で、四万十川本流は増水であふれ、村の低いところは泥の湖になりました。

僕は、サイアクからだひとつで逃げるように準備していた。

8時半、それまでの猛烈な風雨がうそのようにピタリと止みました。

どうやら台風の目に入ったようです。

その後も雨がほとんど降らず、空が静かな状態が続きました。

(台風の進路が当初の予想よりも南になったため)

やっと一安心です。ほっ。

 

 今日は、増水に備え2階に上げたカヌーや荷物を1階(艇庫)に下ろし、

陽にあてて乾かしたりと、あと片付けをして1日を過ごしました。

「それにつけても、空の青さよ」

久しぶりの陽射しが、なんともうれしい台風一過の日曜日でした。


台風接近中2

2007-07-14 | 四万十川 梅雨

 

 四万十は、滝のようなモーレツな雨が降り、キョーレツな風が暴れています。

大増水してきている四万十川。もうすぐ、うちの村も増水が氾濫注意水位を超えます。

(氾濫注意水位は10、4メーター)

四万十は、今日の午後から台風4号の暴風域にはいります。

まじ、怖いっす・・・。

 

 我が家の1階(艇庫)の荷物は、すでに2階に上げました。

しかし増水は、2階(住居)近くまで来るかもしれません。

サイアク様子を見てもっと高いところに避難かな?

台風の進路にあたる地域にお住まいの皆さん、充分な注意を!