アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

12月22日(金)のつぶやき

2023-12-22 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 最低気温-1、0度(今季最低)。

(ちょっと遅めの)おはようございます。

朝、目が覚めるとそこは雪国だった・・・。おーひやい。

真っ白く雪化粧をした庭に、粉のような雪が、音もなくひっきりなしにゆっくりと降っています。

車には、20センチほどの厚さの雪が積もっています。ワイパーを上げておいて正解やった。

庭から道路に続く狭いスロープは、雪の重さで大きく頭をたれた細竹たちに塞がれてます。やれやれ。

 

サクサクと雪道をあるいて沈下橋へ。

雪に慣れていない南国の住人。さすがに、この雪道を走る車は稀で、国道も静かです。

朝の川は、モノトーンリバー。

白く染まった山、川原、沈下橋のなかを、深いグレーの川が、ゆっくりと流れています。

凍てついた空気の中、ポケットのなかの、缶コーヒのぬくもりが嬉しい。

さぶいけど、(雪に)閉じ込められたけど、このレアでしぶい川景色を見られたのは、ラッキー。

ちらちらと雪が舞う沈下橋から、雪化粧をした南国の川をココロゆくまでながめました。

さて、(雪がやんで)お町に買い出しに出れるのはいつになるやろか?

 

  最高気温1、7度。

午後の空に、じこじこと青空が広がれば、それとともに、雪が止みはじめました。

やがて、流れる雲間から陽ざしもこぼれはじめました。ほっ。

暖かく眩しい光り。空を見上げて、太陽に感謝する冬至です。「ありがとSUN」と。

 

冬の太陽にさそわれた僕は、登山用のブーツを履いて、散歩にGO!

国道や陽のあたる小道は、もう黒々とした路面を見せているけど、

田畑や日陰の小道、家々の屋根は、まだしっかりと白く雪をかぶっています。

 

ニギヤカに歌いはじめているのは、この雪に、寒さに声を潜めていた鳥たち。

沈下橋をわたり、岸辺の林を縫う細道(ほとんど日陰)をゆけば、

バサバサと頭上から落ちてきた雪が、ジャケットのフードの隙間から背中にIN。

うっひゃーツメテー!!思わず僕は、飛び上がったのでした。

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12月21日(木)のつぶやき

2023-12-21 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

  最高気温6、8度。(最低気温1、5度)。

今日の四万十は、晴れた空から急に雪がぱらつく、

天気雪(とはいわないか・・・)の、めっちゃひやい1日です。

師走最強クラスの寒波襲来に、コタツに潜りこんだ僕は、

ベランダのガラス戸を全開にして、雪に霞む景色をながめながら、雪見酒ならぬ雪見ココアです。

白い雪にサザンカの赤い花。よきかな。

 

天気予報は、夜も雪が降ると伝えてます。

明朝までの降雪量によっては、明日は、雪に閉じ込められてしまうかもしれません。

冷蔵庫は、ほぼ空っぽなのに。(町のスーパーまで峠を越えて車で25分ほど)。うーむ・・・。

じっと見上げる夕方の空からは、しんしんと雪が・・・。

そして僕は途方に暮れる。

2022年12月撮影。

 

高知 土佐弁と幡多弁の境界線を徹底調査! | NHK

高知 土佐弁と幡多弁の境界線を徹底調査! | NHK

朝ドラ『らんまん』で万太郎(神木隆之介)が話していたのは土佐弁。ジョン万次郎(宇崎竜童)のことばは県西部の幡多弁でした。高知の方言の境界線はどこなのでしょう?

NHK高知放送局

 
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12月18日(月)のつぶやき

2023-12-18 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、晴れ。

ひさしぶりの朝日のまぶしさに目を細める朝です。やっほう。

川へ。昨日の大風ですっかり色を落した(落葉樹の枯れ葉が散った)岸辺。

裸の樹木は、冷たい風にカタカタと冬芽の枝を鳴らしています。

少し寂しさも感じられる冬の川景色。でも、そこには春を想像する楽しみもあるのです。

さぁ、家に戻って洗濯をしなければ、明日からは、また天気が崩れそうだし・・・。

今日の最低気温は、0、0度。

 

 最高気温9、2度。午後も晴れ。

陽ざしたっぷりだけど、冬枯れのフィールドを支配する

キリッと冷えた空気とピリッと頬に冷たい風に、しみじみと真冬の到来を感じます。

そして、クリスマスソング&年間のヒット曲が、やかましい(ほど流れる)ラジオをオフにすれば、

聞こえてくるのは、鳥の声だけ。静けさがゆるく流れる時に満ちてゆきます。

 

テレビを持たない暮らしをしている僕は、ラジオをよく聴きます(FM2局が入る)。

でも、最近は、(いつもダイアルを合わている)

地元の民放FM局がつくる番組は、スイッチをオフにするコトが多くなりました。

お口ならぬ、お耳にあわない番組が増えたので(エラソーですいません。でも・・・)。

そのかわり、ラジコやユーチューブで、ラジオ番組を聴く時間が増えたのでした。

*最近、お気に入りの番組は「Otona no Radio Alexandria」

*12月20日。四万十市のコミュニティー放送局「FMはたらんど」が放送を開始します。楽しみです。

 

そんな、ラジオ好きガイドの年末のオススメ番組は、大晦日の「NHK紅白歌合戦」です。

え?と思った方も多いとおもいますが、

見る紅白ではなく、(状況や衣装などを想像をしながら)聴く紅白は、まさに歌合戦。

室内で耳を傾けるのもよいけど、よりオツな楽しみかたは、焚き火キャンプなど野外で聴くコト。

 

ひとり旅で。

「ある年の大晦日。長いバイク旅の途中、初日の出を見ようと、海辺にテントを張った。

降るような星空の下、ひとり焚き火にあたりながら、

温めた缶詰をツマミに、ウイスキーを飲みつつ、ラジオで、紅白歌合戦を聴いた。

そして、旅を歌ったある曲に、ココロが震えた。旅歌の現場聴きだ。

それまでは好きでもなかった演歌なのに、しみじみと旅情をさそわれた僕は、思わず涙腺がゆるんだ。

その夜は、つい飲み過ぎてしまった。初日の出は、寝坊して間にあわなかった」

 

旅先で出会ったヤツラと。

『凍てついた冬の星空の下、一箇所に集まったキャンパーは、焚き火にあたりながら、食べ、飲み、語った。

吹きっさらしの川原で、タープなどで周囲に壁を作るなどの防風対策をしなかった。

おかげで、ばっちり服を着込んで焚き火にあたっていても、

体の前面はぬくいのに背中が冷たい、というジレンマにおちいったのだった。

しかたないので、時々、背中も焚き火であたためてやり過ごした。

 

誰かが持ってきてた小さなラジオから、NHK紅白歌合戦が流れてきた。

(好みではない)演歌が沁みるねぇ、と言った友人が、歌合戦の間のタイミングのよいところで大声で叫んだ。

「遠くから白組の健闘を祈る。こちらは陸の孤島四万十川、カヌー年越し部隊より!」と。

僕は、「こんなところで思わず聴く、紅白もいいもんだなぁー」としみじみ思った』。

 

「RADIO MAGIC」。さして変わり映えのない大晦日の歌番組も、少し工夫して、

いつもとは違うアプローチで、環境で聴いてみれば、新しい発見と感動があるかも、です。

さて、この大晦日。僕は、どこで紅白歌合戦を楽しもうか。

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12月17日(日)のつぶやき

2023-12-17 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

   最高気温7、0度(最低気温3、4度)。

「今日は、ひやいすねぇ・・・」

「ひやいねぇ、いきなり真冬になったねぇ・・・」

午後。沈下橋に向かう途中の僕は、そんな挨拶を、散歩をしているおんちゃんと交わしました。

 

朝の空は、雨雲に閉ざされていて、暗い空からミゾレ混じりの冷たい雨が降りました。

冷えるなぁ・・・。コタツに閉じこもって、熱いお茶をすすりつつグレーの空をながめる。

しかし、昼まえから吹きはじめた、木々を大きく揺さぶる強い風が、

雨雲を吹きながせば、じこじこと晴れ間が広がりはじめて、やがて陽がこぼれてきました。

ひさしぶりに顔を見せた太陽。その嬉しさに、ぬくさに外にでかけたくなるのは、誰も同じですね。

 

ゴウゴウと吠える風が、水面にウサギを飛ばし、岸辺の木々を大きく鳴らし、午後の川を吹きぬけてゆきます。

沈下橋の上では、しっかりと足を踏ん張らないと、川に吹き落とされそうなほど。

 

ダウンジャケットのポケットに手を突っこんだ僕は、

小雪混じりの凍えをはらんだ風に、震えながら、鼻水を流しながら川をながめました。バカですね。

でも、僕は、この真冬の爆風を待ちわびていたのです。

南国の川に、本格的な冬が来たことを、カラダとココロで感じられるし、

(デラシネガイドは)こんな強い川風に吹かれる経験も、そういつまでも出来る訳がないと知っているから。

 

風に吹かれる旅の日々。

いつか、記憶の川に吹く風のコトを懐かしく思い出すときがくるのでしょう。自分が風になるときに。

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12月13日(水)のつぶやき

2023-12-13 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、快晴。

広く深く澄んだ青空、(もっとも遅く昇る)朝日に輝く黄葉と川、

ひやい北風とぬくい太陽、美しく心地よい初冬の朝です。

コーヒーを飲みながら、ぽけっと風に吹かれ川を見ていると、あっという間に朝も終りに・・・。

四万十は、スローな時と川が流れるところです。 

今日の最低気温は、11、1度。

 

 最高気温19、3度。午後も晴れ。

すみずみまで晴れ渡った青空には、一かけらの雲も見えません。

「家にいるのはもったいないなぁ・・・」。

昼前。ポカポカな陽ざしのぬくさに、カラダがうずいた僕は、ジョキングウェアに着替えて路上へ。

そして、庭先で掃除をしている近所のおんちゃんと、こんなあいさつを交わしました。

「今日は、ぬくいっすねぇ」

「おおっ、まだこっちにおったか。

昨日も今日もぬくいねぇ。けんど、来週は雪が降ると(天気予報が)いっちょったぜ」

「マジっすか・・・」

このところのぬくさに、うだうだと沈没しているデラシネガイドも

そろそろ真面目に、本格的な越冬支度をしなければ・・と思うのでした。なまねこなまねこ。

 

風がなく、日当たりのよい道を走っているときは、陽ざしの強さに思わず汗をかくけど、

岸辺の林道の長い日陰に入れば、とたんにヒエヒエ空気に急速冷蔵されて、おーひやい!太陽が恋しくなるのでした。

ガサガサと落ち葉を鳴らして走ってゆく小道は、冬の陽に輝く黄葉が美しい。

ある小さなカーブを曲がる、わおっ!目の前にタヌキのスガタが。

タヌキは、興味しんしんで様子を見ているこちらを無視して、

平然と横を通りすぎたあと、とことこと林のなかへ消えてゆきました。何事もなかったかのように。

タヌキも、冬支度のコトで頭がいっぱいになっていたのかも?しれませんね。

*この辺りには、ツキノワグマはもう生息していません。

ふたご座流星群の極大は、明後日14日夜~15日明け方です。

しかし、(予報によると)四万十の夜空は、14日の午後から16日の夜頃まで、雨雲に閉ざされるようです。

うーん、ザンネン。でも、(月灯りがない)新月の今夜も、流星群を見るには好条件とのコト。

今夜は、川原か駄場(開けた場所)にコットを広げて、冬用のシュラフに包まって流星を探してみよう。

ただ、いつも早寝の僕は、果たして起きていられるか?どうか?まったく自信がありませんが。

あんたもヒマねぇ・・・。

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12月11日(月)のつぶやき

2023-12-11 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

  おはようございます。四万十は、曇りときどき小雨。

陽がなく肌寒い朝です。ぷるぷる。

朝の川は、チラリと太陽が顔を見せましたが、これから天気は、夜にむかって下り坂とのこと。

今宵は、ひさしぶりのまとまった雨が期待できそうです。

ラジオを消して、小さな雨音と鳥の声を聞く朝。川のほとりの師走は、静かです。

今日の最低気温は、8、9度。

 

 最高気温15、4度。午後は、雨。シトシト時々ザァザァと降ってます。

12月の雨に閉じ込められた日は、コタツ虫と化して、本を読んだり、メールを書いたり。

「そうはいいつつ、中年からの旅もまたいい。

若い時に旅ができなかったら、年老いた時に語るものがないのだとしたら、

中年で旅をしなかったなら、ほとんど老後、語るものはまったくなくなってしまうのである。

旅にでよう。若ければ、いや、若くなくても、旅にでよう」 オールウェイズⅢ 開高健

Kさんへ。

「おひさしぶりです。お元気ですか。

Kさんが愛する○○島には、相変わらず通ってますか。

こちら南国の朝の川に吹く風も、めっきり冷たくなり、本格的な冬がすぐそこまできているのだ、と感じます。

レモンイエローの葉を落としはじめた岸べのエノキ。樹木たちも、モクモクと冬支度を整えています。

僕は、越冬の準備をしなければ・・・と思いつつもグズグズと初冬の四万十で沈没しちゃってます。

 

冬のフィールドは寒い。

でも、冬の海、山、川の景色、空の色、寒空の星、冬の陽のぬくもりや風、水の肌触り、匂いなど、

冬にしか見られないもの、感じられないもの、がありますよね。

葉を落とした冬枯れの森は、バードウオッチング、冬芽観察に最適ですし。

冬の○○島は、どんな感じなのでしょう?一度訪ねてみたいです(夏はありますが)。

これからズンズンと寒くなっていきます。どうぞお体を大切に、楽しい冬をお過ごしください。

そして、いつかまた、四万十に遊びに来てくださいね。遠いところですが」

さのねこ拝

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12月7日(木)のつぶやき

2023-12-07 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、晴れ。

おだやかに晴れてぬくい朝です、と書いていたら、

ザワザワと強い風が、庭の木々を大きく揺さぶりはじめました。

今日は、風曜日?

冬の川の楽しみのひとつは、ビュウビュウと吹きぬける冷たい北風に吹かれるコト。

沈下橋で足を踏んばって、何も考えずに、ココロゆくまで。あなたもいかが?

今日の最低気温は、7、1度。

 

 最高気温15、8度。晴れ。風さわがしい午後です。

昼前、近所をブラブラ歩いていると、自宅からでてきた顔見知りのおんちゃんとばったり会いました。

おんちゃんは、「おお、まだこっち(四万十に)おったか、ちょっと待っててや」と言ったあと、

家にもどり、今度は、ふくらんだ透明のビニール袋を片手にでてきました。

「これ、食うたや!」

ん?受けとると、ビニール袋のなかには、氷と小振りのアユ(15センチほど)がこじゃんと入っています。

「今年は豊漁やけん、こまいけど。とってもとってもおるけん。皆にわけてるんよ。メスは卵をもっちゅうぜ」

「ありがとうございます」。僕は、あいまいな笑みを浮かべて受け取りました。

少し困惑したのは、うれしいけど、一人で食べるには多すぎると思ったから。

夕方、いただいたアユを料理するコトに。

・塩焼き(炭火を用意して焼くのは、手間がかかるなぁ) 

・塩煮(うーん、ツマミにはどうかなぁ。食べたことがないけど)

・唐揚げ(小ぶりのアユは、頭からがぶりといけるし。地元産のユズもあるし)

あまり迷わずに、唐揚げに決定。ネットで料理の仕方を確認してから調理開始(便利な世の中ですね)。

30分後。出来上がったのは、

「四万十川の落ちアユの唐揚げ。黒尊産のユズをそえて」

 

うーん、なかなか美味そうですが・・・。♪だけども モンダイは 今日の酒 ビールがない♪

めんどくさがって、町まで買い出しに行くのを先延ばしにしてたツケが回ってきたか・・・。哀号。

(ビールは、町までいかないと手に入らない。車で所要25分ほど)。

しょーがない、飲み物は、(まだ残っている)安い白ワインの炭酸割りでいきますか。

自然豊かな川の肴と貧弱でチープな酒、

なんとも、「画竜点睛を欠く」今宵のハッピーアワーなのでした。いやはや。

さて、お味は?


海に近い河口付近で生まれたアユは、一度海に出て稚魚となり、

やがて春になると川の上流へ向かって上りながら成長します。

そして、風が冷たくなり秋を迎えるころになると、産卵するために再び海を目指して川を下り河口付近で産卵します。

落ち鮎とは、秋の産卵期に川を下ってきた鮎のことをさします。

腹に卵をもち、体色は変化し鉄サビのような色になることから「さび鮎」とも呼ばれます。

繁殖期である為あまりエサをとらず、メスはそのうえ卵に養分を奪われ、オスメス共に痩せています。

しかし、落ち鮎は身の締まりや甘みに成熟したうまみが加わり、夏に旬を迎えた鮎とはまた違った魅力があります。


 

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12月5日(火)のつぶやき

2023-12-05 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、雨。

シトシトと冷たい雨が降ってます。

ひさしぶりの雨は、(雨量が少なかった秋の)乾いた山に大地に、痩せた川に、生き物に恵みの雨です。

でも、予報を見ると、まとまった雨にはならないようで、そこが少しザンネンです。

「雨音に ココロ潤う 師走かな」

今日の最低気温は、5、5度。

 

  最高気温8、8度。午後は、雨のち曇り。

ポチャポチャと降る冷たい雨は、遅い午後には止みました。

寒い今宵は、♪あったかいクリームシチューを食べよう♪

といきたいところですが、冷蔵庫のなかは、 紅葉が終わった初冬の森のように、スカスカで寂しい。

買い出しにイカネバの娘。

だけど、雨だし、コタツからでたくないし、町まで遠いし(最寄りのスーパーまで車で25分)。

こんな時は、田舎暮らしの不便さをしみじみ感じます(こんな僻地でも、ネット通販ができるのは便利ですが)。

 

さて、いつまでも、ぼんやりと夕空をながめていてもしょうがない。

こんなときは、テキトー雪見鍋をつくろう。冷蔵庫の残りもので(メンドクサイ時にもよくつくります)。

・土鍋に、白菜、豚バラ、豆腐、舞茸などを(適当な大きさに切って)いれる。

そこに、たっぷりの大根おろしをのせる。

・土鍋に、水、だし汁(だしの素)、日本酒(好みの量を)をいれ、火にかけて煮る。ぐつぐつ。

・ポン酢につけて食べる。薬味にはネギを。

*冷凍ギョーザやソーセージ、餅をいれるのも、またよろし、です。

 

手軽だし、安いし、美味いし、カラダもぬくもりますよ。

美味しく食べるコツは、(少しお高めの)高知産のポン酢を使うコト。

(ユズ採り終了時に貰ったユズが沢山ある我が家は、自家製のポン酢を使用。飲み物は、ユズ酎で)。

高知だけでポン酢が30本も!? また、ユズだけでなく、

直七(田熊すだち)を使ったポン酢もあります。 高知県産 直七ポン酢360ml | 旭フレッシュ

画像は、いつかのキャンプツアーで作ったローストチキン。

お腹に、冷凍エビピラフを詰めてます。クリスマスに作ろうかな。

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12月3日(日)のつぶやき

2023-12-03 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、晴れ。

おーひやい。田畑がうっすらと白く染まった(霜)今朝は、

この秋(もう冬か・・・)一番の冷え込みに(最低気温は、-0、9度。今季最低)。

ぷるぷる。冷えた朝の川には、水に浸かって落ちアユ漁をするおんちゃんの姿も見えます。

今年は、(形はこまいが)豊漁のようです。

 

 最高気温15、6度。午後も晴れ。

風裏や日陰は、ひんやりと風が冷たいけど、風表の日向は、ぽかぽかと陽ざしが暖かい。

そんな、ぬくい日溜りで、のんびりとコーヒーを飲みながら、

「ああ、いよいよ寒い冬が —星空もキレイな冬が—  はじまったのだなぁ・・・」と思う昼下がりです。

 

『冬の定番天文現象「ふたご座流星群」。

12月14~15日ごろを中心に、たくさんの流れ星が飛びます。

今年は月明かりの影響がまったくないという好条件に、放射点が高い時間帯に極大を迎えるという好条件も重なり、

非常に多くの流れ星が飛ぶと期待されます。一晩で100個以上見えるかもしれません』

アストロアーツ 星空ガイドより

 

四万十は、時々「陸の孤島」と揶揄されます。

都市からは遠く、山深く、たいした産業もなく、人が少ないから。

でも、そのようなところなので、山、川、海の豊かな自然が残っているのです。

空気もきれいで、真夏でも沢山の星、流星、天の川が見られます。

空気が澄む冬は、夜空高く吹きぬける凍てついた季節風が、星の光をあざやかにゆらします。

 

そんな、流れ星の夜に「星の下で眠る」のは、なかなかオツなもの。

山に囲まれた川べで、星空をながめるのなら、ひろびろとした川原がおススメです。

冬の宵、キンと冷えた空気のごろた石の川原で火を起こす。

焚き火にあたりながら、ウイスキーを舐め、星空をながめる。

そして、コットにひろげた寝袋にもぐりこみ、いつの間にか眠ってしまう。流れ星を見ながら。

これはさながら、三ツ星キャンプならぬ「夜空の宝石箱キャンプ」です。

ただ、このキャンプ場では、気をつけないと、爆ぜた火の粉で寝袋に穴が開くし、夜露に濡れてしまいますが。

焚き火のそばで過ごすときは、穴が開いても惜しくないウェア&シュラフがベターです。

 

願いごとを3回も言えるほど長く流れる星を、あなたは見たコトがありますか?

(何度も流れ星を見ていますが)僕は、一度も見たことがありません。

願いごとが長すぎるのかな・・・。

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11月29日(水)のつぶやき

2023-11-29 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、晴れ。

キリッと冷えた大気、ピリッと頬に冷たい風、クタッと萎れかけた川原の紅葉(ヤナギタデ)。

今朝の川は初冬の装いです(今日の最低気温は、3度。昨日は、10度)。

雨の少ない秋。四万十川は、水量が少なくやつれて見えますが、水の透明度は良いです。

 

 最高気温15、6度。午後も晴れ。

小春日和の心地よい昼どきは、「家にいるのがもったいないなぁ・・・」

というコトで、お弁当とお茶セット、文庫本をザックにいれて川へGO!

 

川原へ降りる小道には、たくさんのドングリが転がっています。

パキパキ!とドングリを踏み鳴らしながら、川原へ。

*今年は、生り年。家の屋根に落ち、雨樋に詰まったドングリの掃除がたいへんだ・・・。

岸辺の檸檬色の(主にエノキの)葉が、やわらかな陽ざしに輝いて美しい。

ピィーヒョロロ!北風がわたる空では、トンビが優雅に、気持ちよさそうに空を舞ってます。

聞えてくるのは、風の音、鳥の声、小さな瀬音。

晩秋のなかに(季節のなかに)どっかりと座り、のんびりとご飯を食べ、お茶を飲んだあと、

ごろりと川原に寝転んでポケっと空をながめる。それはいわゆるひとつの少確幸です。

「とはいえ、明後日からもう師走ですよ!こんなにのんびりしててイイんですか?」。

どこからか、そんな声も聞えてきますが、陽ざしと風の心地よさに、

まぁ、いいか・・・と何も考えられなくなるデラシネガイドなのでした。なまねこなまねこ。

 

「何もしなくても満ち足りて一日を過ごしてしまうのが、田舎の生活の良い点であり、

悪い点でもある。何もしないうちに一日が一週間になり、またたく間に一ヵ月が一年になる」野田知佑

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11月28日(火)のつぶやき

2023-11-28 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、晴れ.。

霞がかった空から届く柔らかな朝日に、雨粒をまとった黄葉が淡く輝いています(昨夜は弱い雨が降った)。

川へ。映える画像を撮ろうと、岸辺の道なき林をガサガサと歩いていけば、

頭上からバラバラと水滴が落ちてきて、おおっ冷たい!おまけに、濡れた岩の上で転んで、おおっ痛い!

そして、駄場(開けたところ)にでれば、太陽は雲の中に・・・。

「欲す鷹は爪落とす」ですね。 

今日の最低気温は、10、0度。

昼どきの山。

昼どきの川。♪風が強い日 雲がながれてく♪

 

 最高気温17、2度。午後も晴れ。

朝は静かだった川は、昼前から風がさわがしくなりました。

強い風に散った、たくさんのレモンイエローの枯れ葉が、路上に舞ってます。

 

最近ちまたでは、冬キャンプも流行っていると聞きます。

晩秋~早春にかけての四万十川は、

ゴウゴウと強い北風が吹くコトが多い(時に沈下橋からカラダごと吹き落とされそうなほどの)。

川沿いでキャンプする時は、強い風が吹くことを想定し、

テントやタープは、ペグだけでなく、ロープや石なども使ってがっちり固定しましょう。

(川は風のハイウェイ。冬以外でも強い風が吹くコトは多いです)。

遊んでBCに帰ってきたら、テントやタープ、イスが川まで飛ばされて水に浸かってた。

なんてコトにならぬように(かつて僕もやらかしたコトが・・・)。

できればテントは、ファミリーテントではなく、山でも使えるような風に強いテントがベターか、と。

 

さて。川沿いでキャンプする時は、強い風に注意が必要だ、

と書いた僕は、これまでのキャンプ旅でも、何度も大風に翻弄されたコトがあります。

その中でも、大風とセットで記憶に残っているデキゴトが、以下に書いた「カンガルー大陸でキジ撃ちを」です。

くだらない旅バナシなので、キョーミのない方は飛ばしてくださいね。すぐ削除します。たぶん。

 

「カンガルー大陸でキジ撃ちを」

 クソ、まじかよ!まさかヤツがいきなり飛び出てくるなんて・・・。

これは、ウンの尽きか、それとも、ウンが付いた、のか?

土獏にひっくり返った僕は、でっかい青空をボーゼンとながめながらそう思った。

 

 それは、カンガルー大陸(豪州)をオフロードバイクで旅していたときのコト。

夕刻、360度地平線の赤茶けた荒野には、ビュウビュウと強い風が吹いていた。

止めたバイクが風で倒れてしまうほどの。

 

 「まいったなぁー、この風ではテントが張れないぞ・・・」。

一日中(ゴツゴツ小岩の硬い路面とサラサラ赤砂の柔い路面が入れかわりあらわれる)

フクザツな悪路を、長時間神経をつかって走り、カラダもココロもくたくたに疲れていた。

しょがねぇなーと、倒れたバイクの燃料タンクのコックをオフにし、よろよろと荷物を外し、

食料、コッヘル、ストーブをバッグから取り出し、砂埃に辟易しながら、メシをつくり食べ、茶を飲んだ。

そして、大地にマットをひき、寝袋にもぐりこみ・・・

期間限定公開終了。続きは、カテゴリー「レター&旅雑文」でご覧になれます。

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11月24日(金)のつぶやき

2023-11-24 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、晴れ。

穏やかでぬくい晩秋の朝です(今日の最低気温は、8、7度)。

沈下橋へ。ひさしぶりに(ユズ採りも終わったので)のんびりと、

ぼおっと心ゆくまで川景色をながめていると、顔見知りのおんちゃんとばったり顔をあわせました。

 

眼下でパシャパシャ跳ねるアユを見ながら、僕が「もうすぐっすね」と聞くと

おんちゃんは「おおっ、もうすぐよ。楽しみよ」と言った*12月1日、落ちアユ漁解禁。

「山はどうっすか?」。「おおっ、山はもう始まっちょるけん、

あちこちに罠かけるのに忙しいわ。(イノシシやシカが)どっさり獲れたら肉を分けちゃるけんね」。

川の恵みに山の恵み。それぞれの季節に、(収穫や猟の)楽しみがある自然のなかの暮らしです。

大きな冷凍庫用意しておいた方がいいかな?

 

 最高気温17、5度。午後も晴れ。

「凩やかぎり知られぬ星の数」加藤楸邨 

ビュウビュウと北風が、さえた晩秋の空を吹き渡っています。

風さわがしい川。遅咲きのヒマワリ花も大きくゆれています。

 

南国土佐も木枯らしの季節となりました。

川は風の通り道。冬の川は、強い北風(時に爆風)が吹く日も多くなります。

そんな冬の風と沈下橋の上で戯れるのもまたオツなものです(川に吹き落とされないようにね)。

以下は、ある秋の日のデキゴト(雑文)です。ヒマにまかせて書いてみました。

キョーミない方はとばしてくださいネ。

 

「歩いて帰ろう」

 うわっ!気がついた時には、すでに遅し・・・。

道路に散らばったガラス破片の中に、自転車の前輪が突っ込んでいた。

空気のぬけた前輪は、ぺったんこに。「あーあ、やっちまったなぁ・・・」

 

 それは、ある秋晴れの日、昼下がりのデキゴト。

家から14、5キロ地点。不幸中のさいわいは、もう街に入る寸前だったってコト。

パンクした自転車を市役所の駐輪場におき、

近くのスーパーで買い物をすませ、さぁーて、どうやって家に帰ろうか?と思案する。

①バス(日に3本:運休)②ヒッチハイク(おっさんは乗せてくれないだろうなぁ)

③歩き(家まで15キロ)④タクシー(手持ちがない:カードは持たず)

③しかないではないか。余儀なくだけど、最近足がなまっているからなぁ。よいトレーニングになるかな?

 

 背中のザックは、 スーパーで買い出した食料でいっぱい。

そして、向かい風のなか、四万十川沿いのせまい旧道を家に向かって歩きはじめた。

「川のよい景色と空気が美味い15キロのナイスなトレッキングルート、と思えば・・・。無理があるか・・・」。

もくもくと一定のぺ―スで歩く。

時折ザックを下ろし、谷を流れる沢水で喉をうるおし、岸辺を渡る風で体をさましつつ、距離を重ねてゆく。

♪走る街を見下ろして のんびり雲が泳いでゆく 

だから歩いて帰ろう 今日は歩いて帰ろう♪そんな歌を口ずさみながら。

 

 日常に車がたよりの田舎暮らしは、思ったよりも歩かない。

体力勝負のガイド仕事をしてるけど、

オフシーズンに入ると(意識してトレーニングしないと)足はすぐになまってしまう。

むしろ東京で暮らしていた時の方が、

毎日、通勤で往復80分程、歩いたり階段の上り下りで、足腰が強かったような気がする。

(休日も、街中や山をよく歩いてたし・・・)

「1に足腰、2にガイド」というのが僕の人生のモットーです。

 

 家まで、あと2キロというところで、急に足を進めるのがしんどくなった。

ようやく家に到着した時には、足はすっかり棒のように。

「望んで歩くのと、余儀なく歩くのとでは、感じ方、疲れ方が全然違うものだなぁ・・・」。

背中のザックを降ろし、腰を延ばし、やれやれと秋空を見上げました。所要3時間10分。

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11月18日(土)のつぶやき

2023-11-18 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

  おはようございます。

四万十は晴れてますが、空低く速く通り過ぎる雨雲が、時折パラパラと雨をまき散らしていきます。

冬のような(冬型の気圧配置な)晩秋の朝。

小雨混じりの北風がひやい沈下橋で、川を見ていると、目の前の山に薄く虹がかかりました。

なんかラッキー。「虹を見たければ、ちょっとやそっとの雨は我慢しなくちゃ」ですね。

水面では、カモたち(冬鳥)が楽しそうに戯れてます。

 

  最高気温9、7度。晴れたり、雨がパラついたり、午後もひやいです。

陽ざし少なく冬のように冷える本日は、早くもコタツを出し、コタツ虫と化しました。

このところ西日本は、短い周期で冬型の気圧配置になり、雨が降るようになったのはありがたい(少雨の秋なので)。

しかし、農作業(ユズ採り)のお手伝いをしている身としては、雨が降ると休みになるので、

カラダを休められるのはイイけど(単純作業だけど、肉体的にはなかなかハード。腕をメインに棘の傷だらけ)、

あと7日ほどで採り終えるというところでの(早く採り終えたい)、雨天中止や中断には、ココロが湿るのでした。

自然とともにある暮らし。泣く子と天気には勝てないのは、我がガイド業と一緒です。

しょーがない。今宵は、ゆっくりユズ風呂に入って、ユズ割り焼酎でも飲んで、明日への英気を養うとしますか。

 

さてさて、晩秋をむかえた南国の川は 

山に陽が落ちるのがグンとはやくなり、水面が陰るのもずいぶん早くなりました。

これから陽が短い季節のカヌー下りは、水面に陽があたる9時30分頃~15時頃までがおススメです。

 

ある年の冬、友人と2人カナディアンカヌーで四万十川をくだったときのコトです。

穏やかで心地よい午後の陽にユダンして、のんびり寄り道をしまくってたら、

あたりがズンズン暗くなり、気温もグングン下がってきました、まだ、ゴールまでずいぶん距離があるというのに。

あせった僕らは、わっせわっせと懸命にパドルを漕いだけど、

やっとの思いでゴールするころには、手元が見えないくらいの暗闇に包まれて、やれ恐ろしや。

あやうく、真冬の暗く冷たい川(川面の水温は、6度ほど)に飲み込まれてしまうところでした。

冬のアウトドアフィールドでは、午後の早い時間には、行動を切り上げたほうがベターですね。

ある冬の日に。

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11月13日(月)のつぶやき

2023-11-13 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、雨。

ポチャポチャと冷たい雨が降っています(予報は、晴れだったのに)。

おーひやい・・・。コタツ恋しい晩秋の朝です。そろそろ冬支度をしなければ。

寒暖差が激しい今秋。皆さんも、くれぐれも体調管理にお気をつけくださいね。

今日の最低気温は、5、9度(今季最低)。

晴れてきた。

 

 最高気温13、3度。午後は、晴れ。

冷たい雨は、昼前にはあがり、早瀬のような空をゴンゴンと雲が流れ、午後は、大きな青空が広がりました。

空が明るくなると、地上にも冷たい風がビュウビュウと吹くように。

岸辺の木々を大きく揺さぶり、ラウドにざわめかせる風は、川の水面に白うさぎを飛ばしています。

沈下橋をわたるときは、風に吹き落とされないように、足を踏ん張らないといけないほど。おっとっと。

 

「こがらしや 海に夕日を 吹き落とす」漱石

南国の四万十にも、木枯らしの季節がやってきたのです。とつぜんに。

ついこの間までは、夏を思わせるほどの暑さだったのになぁ・・・。

いきなりの初冬の寒さに、なかなかカラダとココロついていけません。皆さんも、お気をつけて。

ココロゆくまで冬の川風を堪能したあと家に戻る、

と庭の前の道路の小さな水溜まりに、ツガニ(モクズガニ:メス)の姿が見えました。

(産卵のため)海まで下る途中で、道に迷ったのカニ。

「四万十の小道の窪みの水溜まりに われ泣きぬれて蟹とたはむる」

近くの小川にカニをつれてゆき、そこでリリース。無事に海までたどり着けるとイイね。ボン・ヴォヤージュ!

そして、庭には —雑草の海と化している庭には—

ベランダの手すりに干しておいた洗濯物が、あちこちに隠れて散らばっていました。

回収すると、靴下の片方が行方不明に。探すのを止めると見つかるといいますが・・・。さて。

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11月10日(金)のつぶやき

2023-11-10 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、雨。

シトシトと秋雨が降っています。

ベランダでコーヒーを飲む僕の耳に聞こえてくるのは、小さな雨音、鳥の声だけ。

静かな朝です。ふぁぁ・・・。

一雨ごとに深まる秋。庭のナンキンハゼ(落葉樹)の葉も深く色づいてきました。

黒尊渓谷の紅葉もそろそろ見頃となりそうです。

明日、11日(土)は、「しまんと黒尊むらまつり」が開催されます。

今日の最低気温は、14、8度。

 

 最高気温18、4度。小雨そぼ降る午後です。

「雨の日は外にでて、雨に顔を打たせながら、海から空、そして地上へと姿をかえていく

ひとしずくの水の長い旅路に思いをめぐらせることもできるでしょう」レイチェル・カーソン 

やみそうでやまない小雨の中、長靴を履いて散策へ。

(田舎暮らしで長靴を履くときは、履く前に逆さにして振り、ムカデなどが侵入してないか?確かめませう)。

秋雨に、沈下橋も煙ってました。

*6月撮影。

明後日13日は、新月。そして、おうし座北流星群の活動が極大となります。

星の秋。だれっちゃおらん真っ暗な川原、澄んだ夜空。秋の四万十川は、星を見るのによいフィールドです(月もね)。

秋の夜長、ごろり川原に寝転んで流れ星を見ませんか。焚き火にぬくもりながら。

そうそう、星降る夜の川に、カヌー(カナディアン)で漕ぎだすのも、またオツなものですよ。

「凩やかぎり知られぬ星の数」

晩秋の川は、一雨ごとに木枯らしが、冬の寒さを連れてきます。

冬枯れてゆく川。凍てつく風が吹きぬける沈下橋にたたずみ、

ただただ風の歌を聴く時間も、なかなかよいものですよ。冬ブルーの空と川の間で。

「冬の四万十川はまっこと静かよ。紅葉に染まった山も色を落として、

川の水も落ち着いた色になる。動くもんといったら、

薪で風呂を焚く家の煙と越冬に来よった渡り鳥ぐらいのもんじゃろ」野村春松

 

冬の四万十川をカヌーで下れば(ある冬のツアーに参加したゲストからいただいたメールより)。

「・・・パソコンの画面を息子と見ながら、冬の四万十川は川底がきれいに見えるくらい澄んでいて、

山肌を映す水面がとてもきれいだけど、実際はそれが四方に広がって、

漕いでいる時間がその深さを与えてくれる、と、息子に自慢するととても悔しがっていました。

そして、Paddle your own canoe.は、自分のことは自分でやれという意味ですが、

自分でやってみないとすばらしい体験はできないという意味もあるのだ、と、いってやりました・・・」。

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