最高気温19度。
11月24日(土)真夜中。
「シュゴーォオー、グォーオー、シュシュー」
夜の静寂を引きさいて、大きないびきの競演がはじまりました。
ここは、土佐清水の港にあるダイビングショップの事務所です。
「あんたたちは蒸気機関車か?」。僕は思わず心の中で突っ込んだ。
それは、ビール&日本酒をがぶ飲みしたはての海のおんちゃん達の惨状です。
(まぁ、僕が酔った時のはぎしり&いびきも相当なモノなので、他人の事はあまり言えませんが)
こんな時は、とにかく早く寝たモン勝ちなのだが・・・いかん、寝そびれた。
「だめだ、こりゃ寝れん・・・。外の自分の車の中で寝よう」
僕は、寝袋を抱えて戸外に出た。
満月浮かぶ夜空。今夜の夜風はまだ冷たくありません。
すぐ近くの浜にすわり、潮騒を聞きながら月光に鈍く光る海をぼんやりと眺めました。
広島の大兄貴(笑)日本酒旨かったっす。BYカズ君。
今回の料理長ナル君。総ての料理が美味かったよ。サンクス。
海関係の仕事でアークがお世話になっているダイブショップの親分。
親分に明日のシーカヤック体験の引率をたのまれた僕は、久しぶりに足摺まで足を延ばしました。
足摺の海を仕事で漕ぐ前夜は、
事前の準備&打ち合わせと称して、ほぼ毎回土佐清水で飲んだくれて泊まるコトに。
(我が家から遠路という理由もありますが)
ダイブショップの親分は、
体内水分の99パーセントがビールじゃなかろうか?と思えるほどのビール大好き人間です。
「こっち(土佐)の人は、本当に良く飲むなぁ・・・」
飲みはじめれば、あっという間にビールの空き缶の山、山、山。
今宵は親方が湾内で釣った真鯛を、さしみ、焼き、鍋、にして飲みました。
「うーん、ウマイ!」
翌早朝。事務所で寝てたカズ君に聞くと、
「いびきがうるさくて・・・全然寝れんかった」と眠そうな顔でぼやきました。
翌日の午前中。少し風が吹く足摺の海。
僕は、シーカヤックを体験したい人達を連れ、約1時間足摺の海を漕ぎました。
気温18度、水温22度。
四万十川の水温は14度なので、海との水温差は8度ありました。
ガラクの浜で拾ったよ。