アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

もうすぐ連休ですね

2013-04-22 | アークツアー 春

 最高気温20度。

 さぁいよいよ、皆さんお待ちかねの大型連休が、週末から始まりますね。

「アークツアー」へ参加する方。

初夏の四万十川を、カヌーで思いっきり楽しみましょう!

 

 「ふん、連休は仕事さ!」

と、なかには僕とおなじく、お仕事の方もけっこういるんじゃないかと思います。

おつかれさまです。忙しいときほど、ほどよい加減でがんばりましょう。おたがいに。

そして連休明けの休みにでも、四万十川に遊びにきてくださいね。

 

 連休のアークツアーは週末からです。

さてこの連休、ツアーにはまだ空きがあります。

「風かおる初夏の四万十川カヌー」で、非日常の時間をのんびりと過ごしませんか。

 

 土曜日から、四万十川沿いの狭い国道(酷道)は、他県ナンバーで混んできます。

時間にはじゅうぶんな余裕を持った移動を。

ハンドル・ウイズ・ケアです。


ひかる風の川で

2013-04-05 | 四万十川 春

 最高気温20度。

 「ふぁぁ・・・フネの上でもフネを漕ぎたくなるなぁ・・・」

あたたかな陽、風、水が、イネムリを誘う、うららかな春の一日。

カヤックにお弁当を積んで、僕たちは、春のリバーピクニックに出かけました。

 

 昨日の大風は、どこへやら。今日の川は、おだやかそのものです。

白い雲が、霞がかった青空を、のんびりと流れてゆきます。

萌えはじめた山と空を映す、鏡のような水面。

頬をやさしくなでてゆく、甘い風。目をたのしませてくれる、花と若葉。

聞こえてくるのは、鳥やカエルの歌、瀬、風の音。

 南国の山と岸辺は、一年でもっとも色彩が豊かな季節です。

春の山肌は、黄緑、茶紫、萌黄、鮮緑、濃緑。

サクラの花が終わった岸辺は、赤紫、黄、白、萌黄、若緑、濃緑。

 

 雨が少ない冬を過ごした川は、その流れを少し細くしています。

春の川は、すき返した田から入る濁った水でくすんでいる。

手をのばしてふれる水は、まだ少し冷たく感じます。その水温は14度。

 下るにつれ強くなった太陽のヒカリは、僕らの服を一枚ずつ脱がせてゆきました。

♪僕らは薄着で笑っちゃう~♪ 

南国の川に、まぶしい陽ざしのなか、薄着で漕げるシーズンがやってきました。

 ふと、見上げた空にヒコーキ雲。

「あっ、ゲストがヒコーキの時間に間にあうようにしなくちゃ・・・」

と思ったガイドは、パドルを漕ぐピッチを、少しはやめたのでした。


春の声をききに

2013-04-01 | 四万十川 春

のち 最高気温20度。

 霞がかった青空。

やわらかな南風が、川べをふきぬけてゆきます。

ぬくい風に誘われた僕は、川沿いをゆっくりとチャリではしりました。春の音(歌)をききながら。

 

 春風は、萌黄色の若葉をサワサワと揺らし、

濃緑(常緑樹)の葉をパラパラと落とし、竹林をカタカタと鳴らしています。

ウグイス、シジュウカラが、にぎやかに恋を歌うなか、

ヤマドリが、目の前をバサバサと飛んでいけば、

チョットコーイ!コジュケイが、やかましく僕を呼ぶ。いかないもんね。

 川沿いに自転車をとめると、

ザァーザァーと流れる瀬音と、フィフィフィ―とカジカ蛙の歌が聞えてきます。

瀬終わりの渦では、流れに乗りきれなかったサクラの花びらが、クルクルと回っていました。

ふと、見上げた空には、綿のような春の雲。

 

 春の四万十川は、自然の音に色に満ちあふれています。

カヌーにお茶やらお弁当を積んで「春の声」を聞きにでかけませんか。