アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

4月30日(日)のつぶやき

2023-04-30 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、曇り。

昨夜の雨量は、予想してたよりも少なく、

今朝の川の水位は、平水+2、1メーター1↑(川登)。笹濁り。

ダム放流量は、164㌧↓。ほっ。

水位はさほど高くありませんが、とても強い風が吹いてます。びゅうびゅう。

沈下橋をわたるときは、くれぐれもご注意を。今日の最低気温は、13、2度。

画像は、2018年4月撮影。

 

  最高気温20、3度。午後は、曇りのち晴れ。

午後の空は、少しづつ明るくなって、夕方には、青空も見えはじめました。

西日さす庭には、シトラスが甘くかおってます。ブンタンの花です。

 

ツアー支度をおえた僕は、川沿いの道をヨタヨタと走りながら、

水量が多く(でも明日には、カヌーで下れるほどの水量になる)流れがはやい川を見て思う。

明日の1ディツアーは、いつも(平水時)よりも、ずっと長い距離下ろう、と。ふふっ、楽しみです。

17:00。四万十川の水位は、平水+2、3メーター。ダム放流量は、111㌧↓。

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4月29日(土)のつぶやき

2023-04-29 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。(連休初日の)四万十は、雨。

灰色の空の下、シトシト降る雨に、若葉と花が瑞々しいすがたを見せてます。

湿った空気には、初夏の花が甘くかおってます。

聞こえてくるのは、雨音、カエルの合唱、ひかえめな鳥の歌。

そんな緑雨の空を、庭をながめながら、のんびりとコーヒーを飲む時間も、またよいものですね

今日の最低気温は、14、0度。

 

 最高気温 17、9度。午後も雨。

ポチャポチャと降りつづく雨に、気温があがらず。空気はヒンヤリ、青葉寒です。

もう暖房器具を(そして冬用の服も)かたづけてしまったひやい部屋で、

ダウンのシュラフに下半身をつっこんで、本を読んだり、ぽけっと雨の庭をながめるのでした。

「雨の日は外にでて、雨に顔を打たせながら、海から空、

そして地上へと姿をかえていくひとしずくの水の長い旅路に思いをめぐらせることもできるでしょう」

 

「雨の日は、森を歩きまわるのにはうってつけだと、かねてからわたしは思っていました。

メインの森は、雨が降るととりわけ生き生きとして鮮やかに美しくなります。

針葉樹の葉は銀色のさやをまとい、シダ類はまるで熱帯ジャングルのように青々と茂り、

そのとがった一枚一枚の葉先からは水晶のようなしずくをしたたらせます」

【センス・オブ・ワンダー】レイチェル・カーソン

 

天気予報は、これから日付が変わるころまで雨足が強くなる、と伝えてます。

と、ここまで書いて、ん?これは4日前と同じ天候(雨の降りかた)じゃないか、と思う。

ただ、4日前とちがうのは、川を取りかこむ山の(森林の)保水状況です。

4日前の雨は、ひさしぶりのまとまった雨で、山はまだ保水力が高かったのですが、

今の山は、前回の雨で保水力が低くなっています(スポンジが水をいっぱいに含んでいるかのように)。

 

水が出やすくなっている川。前回の増水が、まだ少し残る川は、

今夜、予報どおりの雨量になれば、水位が大きくあがるかもしれません。

沈下橋が、濁流に沈むほどの(29日正午。平水+1メーター。川登)。

そして、雨あがりの川は、ごぉごぉと強い風も吹きあれそうです。

よい子の皆さんは、川に近づかないほうがよろしい、かと。落ちると、キケン。

 

GWのARKツアーは、明後日からおこなう予定ですが、今夜の雨量がシンパイです。さて・・・。

泣く子とお天気には勝てない、我が水ショーバイです。じっと空を見る。

画像は、2020年9月撮影。

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4月26日(水)のつぶやき

2023-04-26 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

  おはようございます。四万十は、曇り→晴れ。

雨あがりの朝の川は、とても強い風が吹いてます。

沈下橋でマントを広げたら空に飛んでいけそうなほどの。

誰か試してみませんか?

失敗して(今日は濁流の)川に落ちたら、別の空(天)に昇ってしまうかもしれませんが。

四万十川の水位は、平水+2メーター↑(川登)。ダムの放流量は、430㌧↓(家地川ダム、津賀ダム)。

今日の最低気温は13、9度。

 

 最高気温19、6度。

よく晴れた午後も、吠える北風はやまず。

強い風は、新緑の岸辺をザワザワとにぎやかに鳴らし、満開のシイの木の花を散らし、

水辺に咲きはじめたトサシモツケの花を大きく揺らしてます。

沈下橋をチャリで渡る、と一瞬の突風に、川に吹き落とされそうに。おっとっと。

増水した川の流れは、速く冷たい。落ちるな、きけん、やけん、いけん。

16:30分。四万十川の水位は、平水+3、1メーター↓(川登)。

 

川は、風のハイウェイ。強い風が吹くことも多いです。

川沿いでキャンプするときは、強い風が吹いてもいいように、

テントやタープは、ペグだけでなく、ロープや石なども使いがっちりと固定したほうがベターです。

遊んでテン場にもどったら、テントが川まで飛ばされて水に浸かってた、なんてコトにならぬように。

(僕もやらかしたコトが・・・)。

 

僕は、キャンプをするときに、大風でテントが張りにくければ(そして、雨も降らないようなら)

地面に敷いたマットの上で、シュラフ(シュラフカバーをつけて)だけで眠るコトがあります。

晴れていれば、目の前の星や月を楽しめるし、翌朝の撤収も楽だし。

ときには星の下で眠るのもオツなもの、と思ってもいるので。

 

そんな、テントを張らずに眠ったソロバイク旅のある朝のコト。

北国の国道沿いのドライブインのべンチで寝ていると、ふと、何かを感じた。

んんっ?目をあければ、僕の頭は、なぜか見知らぬオジサンの太ももの上にあった。

太ももは、生あたたかった。オジサンは、僕の頭をやさしくなで、起こしちゃってゴメンね、と言った。

そして、コーヒ飲む?とあたたかい缶コーヒを差しだした。

ねぼけ頭のなかは、ハテナマークでいっぱいになった。そのあとオジサンは・・・。

ときに旅は、生きる旅を、ヘンテコな思い出でいろどってくれますね。

その顛末は、そのうち「旅雑文」に書きます。たぶん。しらんけど。

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4月25日(火)のつぶやき

2023-04-25 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、雨。

シトシト降る雨が、新緑の川辺をしっぽり濡らしています。

おーさぶい・・・。厚手のフリースが恋しい朝です(もう仕舞って、シマッタ!)。

熱いコーヒー片手にベランダでる、と若葉瑞々しい庭先に、あざやかな黄色が一つぽつりと見えます。

キショウブの花です。おっ、もうそんな季節か・・・。ショウブやアヤメは、雨に似合いますね。

今日の最低気温は、9、9度。

 

 最高気温13、8度。午後も雨。

ポチャポチャ雨が降りつづく今日は、気温があがらず。空気はヒンヤリ、若葉寒です。

もう暖房器具を(そして冬用の服も)かたづけてしまったひやい部屋で、

ダウンのシュラフに下半身をつっこんで、本を読んだり、ぽけっと雨の庭をながめるのでした。

「確かに川旅は「男の世界」である。

自分の腕を信頼して毎日何度か危険を冒し少々シンドクて、 孤独で、いつも野の風と光の中で生き、

絶えず少年のように胸をときめかせ、海賊のように自由で-」

「カヌーで行く時は、他の乗り物と異なり、

目に入るすべての風景は自分の腕で稼いだものだから、それだけ感銘も深い。

この山の向こうにどんな世界があるのか、とカーブを曲がる時は胸がときめく」野田知佑

10日ぶりの雨。天気予報は、これから日付が変わるころまで雨足が強くなる、と伝えてます。

今宵の雨で、痩せはじめていた川が、もりもりと太れば、

明日からの川は、(カヌーで長距離を下るには)よい流れとなりそうです。

そして、週末からはじまる大型連休の川も、

よい水量とよい天候と恵まれてほしいところですが、なにせ相手が自然なので・・・。どうかな?

 

「Mother nature runs a show in Alaska, not us.」

アラスカでは人間ではなくマザーネイチャーがドラマを進めてゆく。

アラスカの人は、天候が悪く山などに入れないとき、このように言うそうですが、

四万十でも、自然がドラマを進めてゆくのです(スケールは、ずいぶんと小さいけど)。

予定どおりにうまくいかないコトも多い、自然相手の水ショーバイ。

でも、だからこそ、うまくいったときは、ヨロコビもひとしおです。

それは、我が心のタカラモノ(ARK)。他人からみたらガラクタなのかもしれませんが。

 

さて、若葉寒の今宵は、鍋でもしたいところですが、ああっ、冷蔵庫は空っぽ。

買い出しにイカネバのムスメ。だけど、雨だし、最寄りのスーパーまで車で25分。ああメンドーだ・・・。

こんな時は、田舎暮らしの不便さをしみじみ感じます(こんな僻地でも、ネット通販ができるのは便利ですね)。

さて、いつまでも、ぼんやりと雨空をながめていてもしょうがない。

我がキャンプ旅のお手軽メシ、魚肉ソーセージ入りのサッポロ一番でもつくりますか。

キャンプ気分も味わえるように、ストーブとコッフェルで。そこに、ぽとりとタマゴをおとせば、ん~少確幸です。

画像は、いつかのキャンプツアーでつくったラフテー。

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4月21日(金)のつぶやき

2023-04-21 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 晴れときどき薄曇り。最高気温27、2度 今年最高(最低気温13、5度)。

このところ四万十は、いちだんと陽ざしが強くなり、夏日が続いてます。

Tシャツ&短パン姿で、花かおる川辺を散歩すれば、

萌える新緑のなかで、センダン(高木)やブンタン(低木)の花も、もうほころびはじめてます。

岸辺の松林では、ギュウイ、ギュウイとハルゼミも鳴きはじめています。

そして、僕は思う。えっ、もう、咲きはじめるのか。えっ、もう、鳴きはじめたのか、と。

 

そういえば、サクラの開花もはやかったなぁ・・・。

今年は、季節のすすみかたが、いつもより少しはやいようです。

もう夏のように照りつける陽ざしをうけて、

初夏の山と川は、新緑はバクハツだ!とでも言いたげに、あざやかで青々しい景色を見せてます。

 

急ぎ足でゆく季節に、虫たちの動きも活発になったもよう。

昨夜は、はやくもデカムカデの襲撃をくらいました。

 

21:00。さぁ、もう眠るか。

千べえ布団をしき、毛布をかぶる、と腰のあたりに何かごそごそ動くものが・・・。

ぎゃ!でた!飛びおきて、がばっと毛布をめくりたいところを、ぐっと我慢する。

あまり動かずそっと毛布をめくれば、やはりお前か、デカムカデ。おのれおのれ、今退治してくれるわ。

(あわてて動くとムカデは、隙間の多い板張りの床のなかにスバヤクにげこんでしまう)。

♪片手にピストル 心に花束 唇に火に酒♪と口ずさみながら、

右手にハエ叩き、左手に殺虫スプレー、心はクールに。プシュー、バシッ!あばよデカムカデ。

 

ここに移り住んで、はや22年。

母さん、僕は、ムカデ退治もすっかり上手なオトコになりました。

ネズミ退治は、なかなかうまくなりませんが(そんなもんうまくなってどうすんねん)。

(繁殖がピークの春~初夏は、ムカデ以外にも、天井で運動会をするネズミ退治もかかせません)。

 

自然ゆたかな過疎の川のほとり暮らしですが、ときにはこのようなリスクもあります。

(それ以外に、水害や医療、買い物の不便なども)

でも、キケンな生き物もいるけど、それ以外の多様な生き物や自然との出会いも多く、

ここでは人間は、マイノリティーで、自然のなかで生かされているのだなぁ、と感じいることもしばしば。

また、(物理的な)人との距離がちかすぎず、静けさがあり、時間もゆっくりとながれているのもグッドです。

 

 

高知県人口減、66万人台に 1年で8372人減、自然減拡大 過去100年で最少 | 高知新聞

 高知県の人口が4月1日時点で67万人を割り込み、66万9516人になったことが20日、県の推計で分かった。昨年4月からの1年間で8372人の減少。死亡数が出生...

 四万十市は、32381人(△35)2月末日現在

自然がいっぱいな高知県(森林率84パーセント。全国1位)。

でも、人工は、じこじこと減ってます(四万十市:32381人。1月から△35人。2月末現在)。

山、川、海をとりまく自然環境も昔とくらべてわるくなっている、と聞きますし実感してます。

高知の多様な自然を目当てに、もっと人に来てほしい、住んでほしいのであれば、

—経済や生活環境をよくすることはもちろん—

山、川、海の自然環境の保全についても、もっと力を入れたほうがよいのでは?と思います。僭越ながら。

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4月17日(月)のつぶやき

2023-04-17 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、晴れ。

まばゆい朝日と緑かおる風に、岸辺の若葉が、花がキラキラかがいてます。

むらさきの花が、笹色の川をさらさら流れてゆきます。

トンビがゆうがに空を舞い、ウグイスがにぎやかに恋を歌う。

そんな美しい初夏の川をながめながら、のんびりとコーヒを飲めば、あらっ、もう9時・・・か。

気持イイ時間は、あっという間に過ぎてゆきますね。

今日の最低気温は、7、8度。

 

 最高気温21、8度。午後も晴れ。

昼どきの陽光は、目にまぶしく、肌にほの暑い。朝のフリースよさようなら、Tシャツよこんにちは、です。

そして、裸族の季節をまえに、お腹をひっこめなければ!と川沿いの細道をヨタヨタ走れば、

ノアザミの紫の花も風にゆれる岸辺で、2羽のツバメが低く飛んでいるのが見えました。

ウェルカムバック!ツバメちゃん。

低く飛んでいるということは、天気はくだるのかな?洗濯物がたまっているのだけど。

 

走りながら見る新緑の山には、こんもりとした淡黄色の部分がかなり目立つようになってきました。

もこもことブロッコリーのような樹形(の群落)も特徴的な、シイの木。その花です(主にツブラジイ)。

初夏に花を咲かせるシイの木は、翌秋に殻(殻斗)につつまれた小さなドングリをつけます。

このあたりでは、その小さな実を炒って食べたりします。

ナッツのような食感のこうばしくほの甘いドングリは、コーヒーにもなかなかあいます。

ただ、食べすぎるとお腹をこわす、といいますから、ご注意を。

 

これから川に吹く風には、シイの木の花が甘く濃くかおります(クリの木の花のような強いにおい)。

そんな、花と緑かおる初夏の川に、カヌーでくりだすのもまたオツなものですよ。

美味しいモノをこじゃんと積んで。ぜひ。

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4月13日(木)のつぶやき

2023-04-13 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、快晴。

思ったよりも朝の川に吹く風は冷たく、

薄着できてしまった僕は、肩をすくめながら川見をしたのでした。ぷるぷる。

あたたかいコーヒを持ってくればよかった。

岸辺に咲きはじめたマルバウツギの白い花も小さくふるえていました。

今日の最低気温は、6、4度。

ムベの花。花言葉は、愛嬌。

 

 最高気温25、3度。午後も晴れ。夏日。

やわらかな陽ざしと、やさしい南風が肌に心地よい午後は、

春霞の空や萌える新緑の山を、ぽけっと眺めたり、本を読んだり、

飲んだり食べたり、ヒルネしたり、無所属の時(沈没の時)をうだうだと過ごすのでした。

まあ、そんなに急(せ)かんでも、ええのんとちゃうやろか、とひとりごちながら。

 

「何もしなくても満ち足りて一日を過ごしてしまうのが、田舎の生活の良い点であり、悪い点でもある。

何もしないうちに一日が一週間になり、またたく間に一ヵ月が一年になる」野田知佑

初夏の四万十は、沈没するにもよいところ。あなたも、いかが?

*沈没:バックパッカー用語。

観光など本来の旅の目的からはなれて、一か所に長期滞在し、だらだら、うだうだと時を過ごしてしまうこと。

 

「人生をちょこっと休みたいな、思うたら、ここへ来たらええよ。

自然のもんのいろんな姿が見える。自然のもんは長いこと見よっても、飽きることがないけん。

いろんなことがじこじこわかるいうことは、元気の素にもなるけん」野村春松

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4月10日(月)のつぶやき

2023-04-10 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 最高気温22、1度(最低気温4、4度)。

このところの朝は、寒のもどりで空気がひんやりと冷たく、

春はあけぼの、とうそぶくさのは、あたたかい布団のなかで、2度寝3度寝をするていたらくです。

やがて、窓からさしこむ朝の光で、部屋がぬくもると、ようやくのそのそと起きだすのでした。

 

ベランダにでて、コーヒーを飲むねぼけまなこオトコを、

心地よい春の風が、目にあざやかな緑が、鳥やカエルの歌が、外に遊びにいこうよ、とさそってきます。

そうさ、家にいるのはもったいない!お弁当とお茶を、ザックにいれて川原へでかけました。

もう葉桜となったサクラの木のそばで、背の高いセンダンの木も芽吹きはじめています。

あざやかな新緑の岸辺をぬけ、川原へおりれば、

先週の雨で、まだ少し太い笹色の川が、さぁさぁ、ごぷごぷと音をたて、いつもよりはやくながれてます。

 

川をとりまく岸辺や山々は、新緑が目にまぶしい季節をむかえています。

萌黄、黄緑、若緑、濃緑。さまざまな木の葉の緑のなかに、

海老茶色、橙色(常緑樹の新芽)や黄褐色(樫の木の花)も見えます。

南国の初夏の岸辺や山は、秋の紅葉のころよりも、ずっとカラフルで見ごたえがあります。

 

ほのかに花が甘く香る風のなかで、さのは、萌える緑の饗宴にすっかり心をうばわれてしまいました。

なんてステキな日なんだ・・・。そして、流れる水のそばにこしをおろして、お弁当をひろげました。

もう初夏のように強い陽ざしに、カラダが熱くなれば、足をのばして水に足をつけてみます。

うひゃー!思いもよらぬヒンヤリ冷たい水に、おもわず声をあげたのでした。

家にもどるとちゅうの道端に、イタドリ(スカンポ)の新芽がすっくとのびています。

これはいい、ぽきぽきとイタドリをつめば、ノーテンキなオトコは、もう川のことは忘れて、

イタドリをどうやって食べるか(酒の肴にするか)ということで、頭がいっぱいになっていました。

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4月7日(金)のつぶやき

2023-04-07 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

  最高気温18、9度(最低気温、13、7度)

3日にわたり降りつづいた春の雨は、

午後にはやんで、西の空は少しずつ明るくなっています。

四万十川は、昨夜から朝にかけての(小さな春嵐のような)まとまった雨で、じこじこ水位があがりました。

ひさしぶりの増水です。沈下橋は沈みませんでしたが。

 

16:30。

四万十川の水位は、平水+3、1メーター↑。ダムの放流量は342㌧↓(家地川ダム、津賀ダム)。

日曜日から週明けにかけての川は、水量たっぷりの速いながれとなり、

カヌーでロングコースをくだるには、よいフィールドとなりそうです。スイスイ。

*土曜日の川は、まだ水位が高すぎるし、強い風が吹くことも予想されるので、カヌーはNGです。

 

風吠える夕方の空は、ねずみ色の雲がゴンゴン流れて、少しずつ晴れ間がひろがっています。

ん~イイね。春宵一刻値千金。

今宵は、春風のベランダで、1日遅れのピンクムーンを待ちながら、一杯、また一杯やりますか。

酒は、四万十の有名な栗焼酎ダバタ火振りで。

「春の月 さはらば雫(しずく) たりぬべし」一茶

2019年5月撮影。

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4月6日(木)のつぶやき

2023-04-06 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、雨。

ひさしぶりの雨が、緑萌える川辺をしっとりと濡らしています。

ラジオをオフにして、ベランダで蛙のよろこびの合唱、鳥のひかえめな歌、雨音を聞く。

そんな自然の音に、ぽけっとひたっていると、

「お騒がせして申し訳ありません!」選挙カーが、がなりはじめました。やれやれ。

今日の最低気温は、14、7度。

 

 

「ムツゴロウ」畑正憲さん死去 北海道に「動物王国」、映画でも活躍:朝日新聞デジタル

 「ムツゴロウ」の愛称で親しまれ、テレビの動物番組で人気を博した作家の畑正憲(はた・まさのり)さんが5日、心筋梗塞(こうそく)で死去した。87歳だった。葬儀は家族で...

朝日新聞デジタル

 

ムツゴロウさんが・・・。

開高健、立松和平、星野道夫、CW二コル、野田知佑。

また1人、好きな作家がこの世を去ってしまった。合掌。

 

 最高気温18、5度。午後も雨。

シトシト降っていた雨は、夕方になると、ときおりザァザァと降るように。

天気予報は(四国は)、今夜から明日早朝にかけて、風雨がかなり強まるでしょう、と伝えてます。

雨漏りがシンパイな我がボロ家。

春の小さな嵐に、今夜は心をゆさぶられそうです。心の雨漏りもシンパイさぁ。

でも、旅先の土漠、山頂、海辺で嵐にもてあそばれたときにくらべれば、まだマシか(テントはあっけなく潰れた)。

明日朝までの予想雨量は、150㍉(多いところで)。

沈下橋は、今年はじめて濁流に沈むかもしれません。

 

嵐の夜に、今夜の満月(ピンクムーン)は、見られそうにありません。うーん、ザンネン。

日本には、「雨夜の月」や「月に叢雲 花に風」といったことわざがあります。

アラスカの人は、天候が悪く山などに入れないとき「Mother nature runs a show in Alaska, not us.

アラスカでは人間ではなくマザーネイチャーがドラマを進めてゆく」というそうです。

アークさのは、「カヌーに増水 キャンプに大雨」とぼやく。

つまり自然は、自分が思うように物事がうまく進まない、ということを教えてくれます。

でも、だからこそ、物事がうまく進んだときは、ヨロコビもひとしお大きく深くなるのでしょう。ほんとうに。

画像は、12月の満月。

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4月3日(月)のつぶやき

2023-04-03 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、晴れ。

大きな橋から見おろす岸辺に紫色の花が見えます。

おっ、咲きはじめましたか・・・。橋をくだり崖をのぼり花咲くところへ。

少し汗ばんだ僕を、ヒンヤリ冷たい川風とフジやキシツツジの花々がむかえてくれました。

初夏近し。今日の最低気温は、9、3度。

 

 最高気温23、5度。晴れときどき曇り。風さわがしい午後です。

「春なのに、秋色になるのはなに?」

それは竹です(竹は春に黄変する。これを、竹の秋という。筍に栄養分を費やすため。

逆に、秋には、筍が一人前の竹となり、若葉を茂らせる。これを竹の春という)。

春になると、近所の方から、タケノコをいただくことがあります。

この春もまた、とれたてをどっさりと。

 

刺身はもちろん、焼く、煮る、揚げる。うーむ、食べきれるかな・・・。

これからしばらくは、タケノコ漬けの日々となり、気がついたらタケノコになっているかもしれません。

「ある朝、さのがなにか気がかりな夢から目を覚ますと、

自分が寝床の中で、巨大なタケノコに変わっているのを発見した」。タケノコマン誕生です。弱そうだ・・・。

 

南国をながれる川。その川岸には(植生の特徴のひとつとして)、竹林がよく見られます。

種類は、細いヤダケから太いモウソウチクまで、7~8種ほど。

竹には、食べる以外にもさまざまな使いかた、遊びかたがあります。

・テーブルやイス、竹とんぼなどの竹細工・竹炭・流しソーメン・竹いかだ・竹炊飯・竹竿

・夏の川原に置いた、長く太いモウソウチクは、泳ぐ人たちのフロートがわりに。

そして、酒飲みには、青竹のコップに酒を入れ、焚き火で燗をつけたカッポ酒がオススメです。

青竹の油分が酒にとけこんだカッポ酒は、2級酒が特級酒になる、といわれるほど、香りよく味が深くなります。

あと、個人的には、強い風に竹林がカラカラ鳴る音を聞くのが好きです。

 

食べる、使う、遊ぶ、いろいろな楽しみかたができる竹。

四万十川流域でキャンプをするとき、カヌーでくだるときは、

竹文化にも目をむけ、ふれてみると、またあたらしい視点で川を、自然を見ることができますよ。たぶん。

*土地所有者の許可なく、かってに竹を切ったり採ったりは、もちろんできません。

花の春。オンツツジも咲きはじめました。

 

 

坂本龍一さん死去 生前には県内の森林保全にも強い関心|NHK 高知県のニュース

【NHK】「イエロー・マジック・オーケストラ」=「YMO」のメンバーで、映画音楽でも世界的な評価を受けた坂本龍一さんが3月、71歳で亡くなりました。…

NHK NEWS WEB

 

 

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4月1日(土)のつぶやき

2023-04-01 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、快晴。

やわらかな朝日がてらす沈下橋を、少し冷たい風がわたっていきます。

コーヒー片手にぽけっと川見をする耳に聞こえてくるのは、カジカガエルや鳥の歌、瀬音。

芽吹きの季節をむかえた岸辺は、萌黄から濃緑までさまざまな緑色にいろどられてます。

うーん、ビューティフォー。

今日の最低気温は、8、7度。

 

 

寒波越え甘く…宿毛小夏の収穫始まる | 高知新聞

たわわに実った宿毛小夏の収穫作業(宿毛市宇須々木) 高知県宿毛市で甘く爽やかな宿毛小夏の収穫が始まっている。同市宇須々木の久保農園では寒波被害のため出荷量は減る...

 

 

 最高気温24、8度。午後も晴れ。

川をふきぬけるあたたかな春風が、萌黄色の岸辺をザワザワと鳴らし、

ときおりヒュウ―と、ひときわ強く吹く風が、咲きおわりのサクラの花を吹き散らしていきます。

「空をゆく ひとかたまりの 花吹雪」高野素十

サクラの花がおわれば、フジやサツキも咲きはじめる南国土佐は、もう初夏の気配に。

♪きれいな月だよ出ておいでよ 今夜も二人で歩かないか♪

4月は、6日が満月です(ピンクムーン)。

人少なく、灯り少ない四万十川の川原は、月を見るにもよいところ。

焚き火にあたり、お酒でも飲みながら、卯月の月をのんびりながめてみては?

ごろごろ石の川原では、コットを使うとカイテキですよ。

 

「満月のひかりを沈下橋で浴びた2人は結ばれる」とこのあたりでは言われます。

ウソです。これは今、僕がかってに思いつきました(エイプリルフールということで・・・)。

でも、—緑のなかを青くながれる 昼間の川景色とはまるでちがう表情を見せる —

神秘的なムーンリバーは、きっと2人をめっちゃロマンチックな気分にしてくれますよ。ぜひ。

 

あなたは、ごきげんよろしいほで、けつこです。

6日、かわらでおつきみしますから、おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい。

さのねこ拝 *画像は、11月。

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