おはようございます。四万十は、雨。
シトシト降る雨が、新緑の川辺をしっぽり濡らしています。
おーさぶい・・・。厚手のフリースが恋しい朝です(もう仕舞って、シマッタ!)。
熱いコーヒー片手にベランダでる、と若葉瑞々しい庭先に、あざやかな黄色が一つぽつりと見えます。
キショウブの花です。おっ、もうそんな季節か・・・。ショウブやアヤメは、雨に似合いますね。
最高気温13、8度。午後も雨。
ポチャポチャ雨が降りつづく今日は、気温があがらず。空気はヒンヤリ、若葉寒です。
もう暖房器具を(そして冬用の服も)かたづけてしまったひやい部屋で、
ダウンのシュラフに下半身をつっこんで、本を読んだり、ぽけっと雨の庭をながめるのでした。
「確かに川旅は「男の世界」である。
自分の腕を信頼して毎日何度か危険を冒し少々シンドクて、 孤独で、いつも野の風と光の中で生き、
絶えず少年のように胸をときめかせ、海賊のように自由で-」
「カヌーで行く時は、他の乗り物と異なり、
目に入るすべての風景は自分の腕で稼いだものだから、それだけ感銘も深い。
この山の向こうにどんな世界があるのか、とカーブを曲がる時は胸がときめく」野田知佑
10日ぶりの雨。天気予報は、これから日付が変わるころまで雨足が強くなる、と伝えてます。
今宵の雨で、痩せはじめていた川が、もりもりと太れば、
明日からの川は、(カヌーで長距離を下るには)よい流れとなりそうです。
そして、週末からはじまる大型連休の川も、
よい水量とよい天候と恵まれてほしいところですが、なにせ相手が自然なので・・・。どうかな?
「Mother nature runs a show in Alaska, not us.」
アラスカでは人間ではなくマザーネイチャーがドラマを進めてゆく。
アラスカの人は、天候が悪く山などに入れないとき、このように言うそうですが、
四万十でも、自然がドラマを進めてゆくのです(スケールは、ずいぶんと小さいけど)。
予定どおりにうまくいかないコトも多い、自然相手の水ショーバイ。
でも、だからこそ、うまくいったときは、ヨロコビもひとしおです。
それは、我が心のタカラモノ(ARK)。他人からみたらガラクタなのかもしれませんが。
さて、若葉寒の今宵は、鍋でもしたいところですが、ああっ、冷蔵庫は空っぽ。
買い出しにイカネバのムスメ。だけど、雨だし、最寄りのスーパーまで車で25分。ああメンドーだ・・・。
こんな時は、田舎暮らしの不便さをしみじみ感じます(こんな僻地でも、ネット通販ができるのは便利ですね)。
さて、いつまでも、ぼんやりと雨空をながめていてもしょうがない。
我がキャンプ旅のお手軽メシ、魚肉ソーセージ入りのサッポロ一番でもつくりますか。
キャンプ気分も味わえるように、ストーブとコッフェルで。そこに、ぽとりとタマゴをおとせば、ん~少確幸です。
画像は、いつかのキャンプツアーでつくったラフテー。