アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

初冬から早春のアークツアー

2024-12-31 | ・最新のお知らせ・イベントなど

初冬から早春のアークツアー (12月~3月半ば

つきぬける青空、すきとおった水、ひえひえ北風。

だれっちゃおらん川原に聞こえるのは、風、水、鳥の歌。

冬ブルーの空と川には、あたたかな季節にはない、独特の風情があります。

冬の四万十で、あなたも風の子になりませんか。

「人生をちょこっと休みたいな、思うたら、ここへ来たらええよ。

自然のもんのいろんな姿が見える。自然のもんは長いこと見よっても、飽きることがないけん。

いろんなことがじこじこわかるいうことは、元気の素にもなるけん」 野村春松


初冬~早春(12月~3月半ば) 

川に陽があたるのが短い季節のツアーは、比較的あたたかな時間帯に行います。

冬のリバーピクニック プライベートツアー

集合~解散(ツアー時間)9:30~15:30の間で 

*集合を9:30分にした場合、解散は13時。*約3時間半のツアー 

コース Bコース  口屋内沈下橋スタート~勝間沈下橋 漕行5キロor8キロ(状況による)

集合&解散場所 口屋内村 口屋内沈下橋

ツアー料金(1名) 大人8000円 9才以下 6000円 *税込み

料金に含まれるもの  

カヌー&用具(ライフジャケット パドル スプレースカート ヘルメット パドリングジャケット グローブ)

・おやつ&お茶・ガイド料・保険料・ツアー画像CD・税 


*プライベートツアー

*一人での参加もOKです。カヌー初心者の方大歓迎です。

*2025年のツアーは、キャンセル料が廃止となりました。


*その他ツアー

・リバーピクニック1日コース(9時~15時)・オリジナルツアー

・カナディアンおまかせツアー(風景写真を撮りながら下れます。後部はガイドが漕ぎます)

・冬の焚き火キャンプツアー・沈下橋などを巡る、川や自然の案内(ガイド)

・黒尊山塊トレッキング ・黒尊川沿いMTBツアー   お問い合わせください。


問い合わせ先 

TEL 0880-38-2626(アーク) 090-2221-5963(アーク佐野携帯)

メール canoe-5@yacht.ocn.ne.jp    ・予約の流れ   



秋のアークツア(リバーピクニック)

2024-12-30 | ・最新のお知らせ・イベントなど

秋のアークツア(リバーピクニック)

ほぼプライベートツアーで、あなただけの旅物語を!

高く澄んだ空、やわらかな日差し、透明度よい水、さわやかな風。

秋の四万十川は、リバーピクニックがたのしい季節です。

お弁当、コーヒーをカヌーに積んで、秋ゆく川をの~んびりとくだりませんか。

「本当の旅の発見は、新しい風景を見ることではなく、新しい目を持つことにある」マルセル・プルースト


*ほぼプライベートツアーです。*1名でも参加できます。カヌーはじめての方、大歓迎!です。

*2024年のツアーは、キャンセル料が廃止となりました。


1日コース カヌー・リバーピクニック

 川原で講習→とろ場で練習→のんびりカヌーツーリング

*途中の川原で、のんびりランチタイム カヌーゴール後は、車で集合場所に移動→解散

 

メインコース Aコース(江川崎スタート)カヌー漕行 11~12キロ (15キロ下ることも)

集合 AM8:40 解散 PM 15:00~16:00 *集合&解散時間 調整可

集合&解散場所 Aコース 江川崎カヌー館(トイレ 更衣室 シャワー室有)   

        Bコース 口屋内沈下橋(トイレ有)

ツアー料金   大人1名:11000円  9才以下:8000円 *税込み

料金に含まれるもの

・カヌー用具一式 (艇 ライフジャケット パドル スプレースカート ヘルメット)

・保険・ガイド料・消費税・お茶&おやつ *ツアー画像CD(郵送)

料金に含まれないもの

・昼食 *ツアー集合後、カヌースタート地点の道の駅で買えます。

*昼食は荷室付カヤックorカヌーに積むか、こちらで預かります。


 半日コース カヌー・リバーピクニック

川原で講習→とろ場で練習→のんびりカヌーツーリング

*途中の川原でコーヒータイム カヌーゴール後は、車で集合場所に移動→解散

 

メインコース Bコース(口屋内沈下橋スタート:漕行約6キロ)

*Cコース(網代~)Aコース(江川崎~)Bコース(勝間~)に変更可

集合 8:30~14:00 解散 11:30~17:00 *約3時間のツアー*1日1コース

集合を9時にした場合、解散は12時 *希望した時間に集合できるツアー

集合&解散場所  Bコース:口屋内沈下橋 

ツアー料金    大人1名 6500円 (9才以下4500円)*税込み

料金に含まれるもの ・カヌー用具一式・保険・ガイド料・お茶&おやつ・ツアー画像CD(郵送)・消費税


その他ツアー

・オリジナルツアー(各ツアーを組み合わせたツアーなど)・黒尊川MTBツアー・黒尊山塊トレッキング

・ナイトカヌーツアー・焚火キャンプツアーなど  お気軽にお問い合わせください。


問い合わせ先  

TEL 0880-38-2626(アーク) 090-2221-5963(アーク佐野携帯)

メール canoe-5@yacht.ocn.ne.jp   申し込みフォーム   問い合わせフォーム



この冬、発信してほしいフィールドを募集中です

2024-12-29 | ・最新のお知らせ・イベントなど

  この冬、発信してほしいフィールドを募集してます。

この冬、アーク佐野に・SNS(ブログ、X、フェイスブック等)での発信

・ガイド、インストラクター(その他の仕事も可)をしてほしい、フィールド、施設、ショップを募集してます。

得意なのは、リバーガイド(カヌー)ですが、スキー場や雪山での仕事(パト、ガイド、その他)、

それ以外のフィールドでのインタープリターの経験も有り。

期間:12月頃~応相談

詳しくは、下記の連絡先にお問い合わせを。

連絡先:canoe-5@yacht.ocn.ne.jp(メール)

090-2221ー5963(携帯)0880-38-2626(事務所件自宅)

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Happy New Year From 四万十&冬のアークツアー

2024-12-29 | ・最新のお知らせ・イベントなど

 Happy New Year  From  四万十 (冬のアークツアー) 再編集して再掲です。

時たま2007年元日。

 「新年あけましておめでとうございます」

本年も「四万十フィールドガイドark」をご愛顧のほどよろしくお願いします。

元日の四万十は、晴れ。風が無く、気温も高く、おだやかな年始です。

 

 昨日大晦日は、笑顔がキュートなゲスト2名と四万十川をカヤックで下りました。

大晦日は、僕は(今年の)漕ぎおさめ、でも、ゲストの2人は(初体験の)漕ぎはじめ。

はじめてのカヤックではじめての四万十川を下る(しかも冬に)。それは、なかなかレアな体験です。

 よく晴れた大晦日。早朝の川は冷たい北風が吹きました。

でも、昼前には風が止み、ポカポカ陽気に。

この季節では、ベストコンディションの一日になりました。

「フィールドの神様ありがとう!!」 

 

 減水期の四万十川は、水量がとても少なく、流れがグンと細くなってます。

でも、水の透明度はグッド(秋~冬の川は、一年の中で最も水の透明度がよい)。

水に手を浸ける、と20秒ほどで指先がジンジン痛くなりました。

最高気温15度。川面の水温10度。

冬枯れの景色の中、やわらかな光りがキラキラ踊る水面を、カヤックはゆっくりと下ってゆきます。

 

 今回僕らが下ったのは、下流のコース。

川登~佐田沈下橋下流までの約9キロ(中流域に比べればまだ水量が多く、浅瀬で座礁する可能性も低い)。

*近年の冬のアークツアーは、Bコース(口屋内沈下橋スタート)を下る事が多いです。

 

 漕ぎはじめは緊張で笑顔もぎこちなかった二人ですが、

カヤックに、川に慣れてくれば、その笑顔はやわらかさを増してゆきました。

一風変わった大晦日の過ごしかたですね。

2人の素敵なゲストに感謝!!

今日はニューイヤーズイブ。スパークリングワインで乾杯!!



三里沈下橋。

僕ら以外にもカヌーで下ってるグループがいました。



今日は屋形船も盛況ですね。



小さな瀬もあります。



冬の澄んだ空と水


師走の午後に年越しキャンプのハナシを

2024-12-27 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「師走の午後に年越しキャンプのハナシを」いつかの冬に書いたものを再掲です。

時々 最高気温11度。

 師走の昼前。

ポカポカ陽ざしがぬくいベランダのコットで漫画を読んでいると、

ヒュゥー、何の前触れもなく突風が吹き、パラパラ、青空から冷たい雨が落ちてきました。

わおっ!あわてた僕は干していたフトンを部屋に放りこんだ。モズもツバキの葉の下にもぐり込んだ。

「青空に雨・・・キツネの嫁入りか。このあたりには、キツネはいないはずだけど」

もう少し気温が低ければ、みぞれか雪混じりの雨になったことでしょう。

 

 昼どき。 

「香川さぬきうどんツアー」に出掛けた知人からさぬきうどんが届きました。

大量の湯でうどんをゆがいて、ネギと生卵と出汁醤油をからめ、ずるずるとかっこむ。うめー。

コシがあるさぬきの太麺は、のどごしが良くおいしいものですね。

 

 午後。

HPに使いたい写真を探しました、がいくら探しても見つかりません・・・あれれ?

それは、6年前の冬に静岡の友人と四万十川を下った時の写真です。

焚き火キャンプ&カヌー(カナディアン)で冬の川を遊んだ年末年始。1泊2日。漕行25キロ。

(そういえば当時は、まだ四万十に居を移したばかりで、中村市内のアパートに住んでいたっけ)

 「テントなどの設営は、できるだけ早い時間に(陽があるうちに)すませる」

それが、冬の川(陽が山に落ちるのがはやい)でキャンプをするときのコツだ。

陽が陰った川原は、気温がグングンと下がり、

空気がキリキリと冷えてゆき、あっという間に暗くなり、設営がタイヘンになってしまう。

 

 大晦日の口屋内沈下橋。

青く澄んだ空の下、川原に吹く北風がピリッと頬に冷たい。

僕らは、素早くテントを張り、薪を集め、川原に陽があるうちに火を起こした。

川原には他に、ソロで下っているカヌーイストと、

上流からカヤックで下ってきた〇〇大学の探検部のメンバーが数名いた。計3組のキャンパー。

(探検部の連中は、川の水温が低い冬なのに、夜の瀬を漕いで死にそうになったとのこと・・・わはは)

 凍てついた冬の星空の下、

一箇所に集まったキャンパーは、焚き火にあたりながら、食べ、飲み、語った。

吹きっさらしの川原で、タープなどで周囲に壁を作るなどの防風対策をしなかった。

おかげで、ばっちり服を着込んで焚き火にあたっていても、

体の前面はぬくいのに背中が冷たい、というジレンマにおちいったのだった。

しかたないので、時々背中も焚き火であたためてやり過ごした。

 

 誰かが持ってきてた小さなラジオから、NHK紅白歌合戦が流れてきた。

(好みではない)演歌が沁みるねぇ、と言った友人が、歌合戦の間のタイミングのよいところで大声で叫んだ。

「遠くから白組の健闘を祈る。こちらは陸の孤島四万十川、カヌー年越し部隊より!」と。

僕は、「こんなところで思わず聴く、紅白もいいもんだなぁー」としみじみ思った』。

 

 元日の朝の川は風が無く、空はおだやかに晴れていた。

低い山から昇ってくる初日にむかって両手を合わせ、

「今年も海、川、山のフィールドで楽しく遊べますように」とわりに真剣に祈った。

 

 「新年おめでとう!これ、皆さんで食べて!」

近くの民宿の人が、朝飯の支度をしてるキャンパーのところへ大きな鍋を持ってきた。

もうもうと大量の湯気がたつ鍋には、雑煮がたっぷりと入っている。

皆でお礼を言って「はふはふ」とあたたかい雑煮を食べた。

初日と思いがけない新年のごちそうに、全員ニコニコの新年の朝になった。

 

 キャンプ道具を撤収し、カナデイアンカヌーに荷物を積み込んだ。

口屋内を出発。

僕らが目指すのは、中村市内で四万十川に掛かる通称赤鉄橋。そこまでの距離は、約25キロ。

透きとおった冬ブルーの空の下、鏡のように凪いだ川は、ゆったりと静かに流れている。

雨量が少ない冬の川は、水量がかなり少ない。水の透明度はバツグンに良いけど。

さわる水は、おおっツメテー!川面の水温8度。沈はしたくない水温だ。

「気持ちイイなぁ~」

冬枯れの川景色を愛でながら、ゆっくりゆっくりと慎重に下ってゆく。

 

 景色のよい広々とした川原でヒルメシを食べ、沈下橋の上でコーヒーを飲み、のんびりと過ごす。

おかげで、山に陽が落ちかけているのに、まだ目的地が遠い・・・やべ!わっせわっせと漕ぐ。

ズンズンと暗くなる薄闇の川。ゴールする頃には漕いでる手元さえ見えなくなっていた。

 

 冬の野外遊びは 、テントの設営だけでなく、行動も早めに終えましょうね。

それにしても、あの時の写真どこへいったんだろう?

*使用画像はイメージです。


初冬ブルーの空と川

2024-12-07 | ・最新のお知らせ・イベントなど

 2016年 初冬に書いた「初冬ブルーの空と川」再掲です

 最高気温17、7度。

 「突きぬける青空と透きとおる水。冬の四万十川を深く感じたければ、

カヌーで下るのがベストさ。風と水はきっぱりと冷たいけれどね」

初冬ブルーの空の下、小春日和の四万十川をカヤックで下りました。

 12月3日。スタート地点の朝の空は、霧に白く閉ざされていました。

キリッと冷えた師走の空気。(カヤック乗艇時に)足に触れる水が、ピリッと肌を刺す。

冬の水の上に滑りだした僕らは、まずはとろ場を上へ下へ漕いでカラダを慣らし温めました。

 

 今日の最低気温は、3、7度。川面の水温は、12度。

四万十川の水量は、やや少なめ(平水時より)。

*とろ場:水の流れがゆるやかなところ

 

 少し漕いだあと僕は、

「ちょっと短めのウォーミングアップですが、そろそろ下りましょう。距離も長いし。もうすぐ霧も晴れますよ」

と、隣を漕いでいるゲストのOさんに声をかけました。小さくうなずいたOさん。

*今夏のツアーにも参加しているOさん。その時は曇り空、川の透明度もよくなかった。

今日の空は晴れる、ということは(天気予報はもちろん)、

バスでゴール地点からスタート地点に移動した僕にはわかっていました。

ゴール地点の空はもう霧が晴れてきて、朝の空は下流から少しずつ明るくなってきていたから。

 

 下りはじめた初冬の川は、透明度が高く4メーターほどの川底が見えます。

冷たくなった水の中に見えるのは、鯉ばかり、

その他の魚たちは、大きな岩の下や淵に集まってじっとしているのでしょう。

 

 カヤックは初冬のひやい水の瀬に突入。*ひやい:冷たい

ザブンザブン!デッキをスカートをあらう水「うひゃひゃ、水つめてー!でも気持ちE!!」。

心地よいスリル。瀬を下りながらオジサンたちは、童心に帰ってゆきました。

 3キロほど下ったところで、空が晴れてきて陽が川を照らしはじめました。

すると、それまでの暗くヒンヤリとした川の表情は一変、明るくあたたかな川に。

ポカポカ陽ざしに包まれた僕らは「ははーっ、太陽さんはエライ!」と太陽の偉大さに頭をたれる。

(ついこの間までは暑すぎる太陽にブウブウ言ってたのに・・・ゲンキンなものですね)

 

 あたたかい季節よりも青さを増した初冬ブルーの空と川。

色づいた岸べの落葉樹の葉は今が見ごろ。その中でもエノキの黄葉がひときわ目に鮮やかです。

風がない水面は鏡のよう。カヤックは、水面の空、山、照葉をさいて下ってゆきます。

 岩間沈下橋でランチタイム。

風がない昼どきの川原は陽ざしがポカポカ、薄着になってゆったりとくつろぎました。

今日の最高気温17、7度。

 太陽とビーフシチュー(サービスさ)にぬくもる。

 午後のコースは(午前のコースに比べ)瀬が少なく、長いとろ場が増えます。

長いとろ場で、強い北よりの風(冬によく吹く)に吹かれると操船がやっかいだけど、

今日の川は午後も風が吹かず、のっぺりとした水面で僕らを遊ばせてくれました。サンキュー。

 

 おしゃべりをしながら僕らは、小春日和の川をのんびりと下って口屋内沈下橋でゴール(漕行15キロ)。

そして、ダンディなOさんは、沈下橋の上でうまそうにパイプをくゆらせました。

(風がないので外でも吸えるとのこと、今日はパイプにもよい日だったんですね)

初冬ブルーの空の下、パイプの煙(香り)と無垢な笑顔も心に残るワン&オンリーなツアーでした。


11月28日(火)のつぶやき(リブログ)

2024-11-28 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。四万十は、晴れ。

霞がかった空から届く柔らかな朝日に、雨粒をまとった黄葉が淡く輝いています(昨夜は弱い雨が降った)。

川へ。映える画像を撮ろうと、岸辺の道なき林をガサガサと歩いていけば、

頭上からバラバラと水滴が落ちてきて、おおっ冷たい!おまけに、濡れた岩の上で転んで、おおっ痛い!

そして、駄場(開けたところ)にでれば、太陽は雲の中に・・・。

「欲す鷹は爪落とす」ですね。 

今日の最低気温は、10、0度。

昼どきの山。

昼どきの川。♪風が強い日 雲がながれてく♪

 

 最高気温17、2度。午後も晴れ。

朝は静かだった川は、昼前から風がさわがしくなりました。

強い風に散った、たくさんのレモンイエローの枯れ葉が、路上に舞ってます。

 

最近ちまたでは、冬キャンプも流行っていると聞きます。

晩秋~早春にかけての四万十川は、

ゴウゴウと強い北風が吹くコトが多い(時に沈下橋からカラダごと吹き落とされそうなほどの)。

川沿いでキャンプする時は、強い風が吹くことを想定し、

テントやタープは、ペグだけでなく、ロープや石なども使ってがっちり固定しましょう。

(川は風のハイウェイ。冬以外でも強い風が吹くコトは多いです)。

遊んでBCに帰ってきたら、テントやタープ、イスが川まで飛ばされて水に浸かってた。

なんてコトにならぬように(かつて僕もやらかしたコトが・・・)。

できればテントは、ファミリーテントではなく、山でも使えるような風に強いテントがベターか、と。

 

さて。川沿いでキャンプする時は、強い風に注意が必要だ、

と書いた僕は、これまでのキャンプ旅でも、何度も大風に翻弄されたコトがあります。

その中でも、大風とセットで記憶に残っているデキゴトが、以下に書いた「カンガルー大陸でキジ撃ちを」です。

くだらない旅バナシなので、キョーミのない方は飛ばしてくださいね。すぐ削除します。たぶん。

 

「カンガルー大陸でキジ撃ちを」

 クソ、まじかよ!まさかヤツがいきなり飛び出てくるなんて・・・。

これは、ウンの尽きか、それとも、ウンが付いた、のか?

土獏にあおむけにひっくり返った僕は、でっかい青空をボーゼンとながめながらそう思った。

 

 それは、カンガルー大陸(豪州)をオフロードバイクで旅していたときのコト。

夕刻、360度地平線の赤茶けた荒野には、ビュウビュウと強い風が吹いていた。

止めたバイクが風で倒れてしまうほどの。

 

 「まいったなぁー、この風ではテントが張れないぞ・・・」。

一日中(ゴツゴツ小岩の硬い路面とサラサラ赤砂の柔い路面が入れかわりあらわれる)

フクザツな悪路を、長時間神経をつかって走り、カラダもココロもくたくたに疲れていた。

しょがねぇなーと、倒れたバイクの燃料タンクのコックをオフにし、よろよろと荷物を外し、

食料、コッヘル、ストーブをバッグから取り出し、砂埃に辟易しながら、メシをつくり食べ、茶を飲んだ。

そして、大地にマットをひき、寝袋にもぐりこみ、

夕日と空と大地がつくる豪奢絢爛な自然のショーをながめながらウイスキーを舐めた。

 

 あたりがしっかり暗くなり、空の主役が星になると、ようやく風がおとなしくなった。

「バイクを起こし、テントを張り、中に荷物を放りこまねば・・・」と思うが、

もうすっかり動くのがイヤになっていた僕は、

テントも張らず、寝袋にくるまったまま、ウイスキーを飲み、星空をながめながらうとうとフネを漕ぎはじめた。

ヒュウ―、真夜中、大地を吹きぬける一陣の冷たい風におこされた。ネムッチマッタノカ・・・。

 

 ほのかにオレンジ色にそまった地平線から太陽が顔を見せた。夜明けの荒野は風がなく静かだった。

キジを撃とうと(用を足そうと)、小さなブッシュを目の前にしゃがんだ。穴は掘らなかった。

(やはり大も少も、近くに目標物や遮蔽物がほしくなりますね)。

大を済ませた、とその時、ブッシュがガサガサと音を立てた。ん?

次の瞬間、ピョン!突然カンガルーが飛びでてきた。うわぁ!!!尻から真後ろに転んだ。オーマイガッ!!

 

 ファッキン!ウンがついてしまった・・・。

いろいろ洗いたかったが、水はとても貴重だし、補給地点まであと2日はかかるはずだった。

結局、拭くだけですませた。人と出会うコトは(ほぼ)ない荒野だし、まぁ、イイか、と。

そして、これは運の尽きではなく、この旅に運がついてラッキー!とポジティブにとらえることにした。

くさかったけど。

 

 一日のはじまりを告げるかのように、赤茶けたアウトバックにまた風が吹きはじめた。

うんと遠い目的地を目指して、ウンをつけたまま今日もまた走りだした。

『大切なのは目的地ではなく「旅」そのものだ』T・S・エリオット

 

 皆さん、川沿いでキャンプする時は、風の強さと向きにくれぐれも注意しましょうね。

(四万十川の川原でキジ撃ちする時は、さすがにカンガルーは飛び出してきませんが)。


11月27日(土)のつぶやき(リブログ)

2024-11-27 | ・最新のお知らせ・イベントなど

3年前に書いたRiver&Sky(ツイート2021)再掲です

 おはようございます。四万十は、快晴。

起き抜けに北側のドアを開ければ、裏庭の雑木林からコツコツと打音が。

双眼鏡でのぞく、と枯れ木の幹をアオゲラがつついていました。ラッキー。

バードウオッチングの後は大橋へ。風がない水辺で、一人のおんちゃんが川をじっと見ている。

もうすぐ落ちアユ漁が解禁になるのです。今朝の最低気温は、5、1度。

 

 最高気温15、1度。

昼さがり、ジョキングを終えた僕が、部屋で休憩していると、

「おーい、おるか!」Hさんが家にやって来た。

東京から四万十に移住して35年ほど。レンタルカヌーを生業にしているHさんは、

ときおり、お町(中村)まで買い物に行く途中、我が家によってゆく(家は口屋内村)。

西日のあたるベランダの椅子に座り、コーヒーをのみながらしばし談笑。

*シマムタ共游国(レンタルカヌー)現在は営業していません。

 

Hさんは「やっと柚子採りのバイトがおわったけん」と言った。

秋のカヌーシーズンが終盤に入る11月初旬頃から柚子採りが始まる(~11月終盤頃まで)。

今年の11月は、晴天が長く続き、日中の気温が平年より高い日がおおかった。

柚子の木は鋭いトゲがあるので、暑くても厚手の作業着を着なければならず、

朝晩の気温差が大きいのも相まって、体調管理がなかなかたいへんだったようだ。

 

流域の自然、文化、暮らしに詳しい年上の先輩が、近所に住んでいるコトはなんともありがたい。

僕は、最近巷はキャンプブームで、南国の川は竹林も多いし、

竹をふんだんに使ったキャンプはどうだろう?と相談したり、

(竹のテーブル&イス、竹のかっぽ酒用コップ、

竹筒の炊飯、竹の骨組みのテントやティピー、竹でソーメン流し、などなど)

 

 岸辺の土地の所有者と利用について聞いたり(竹林は岸辺に多い)、

流域の住民と神社の関係について教えてもらったりした(もうすぐ正月だからね)。

移り住んでまだ20年の新参者は(佐野は)、ふんふん、うーむ、そう、なのか・・・と感心するばかり。

大変ベンキョーになった晩秋の午後なのでした。鳥頭は、3歩歩いて忘れちゃいそうですが・・・。

 

いつもお世話になってます。森のコテージにて。


11月25日(金)のつぶやき(リブログ)

2024-11-25 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2022)再掲です

 おはようございます。四万十は、快晴。

ふぅ~気持イイ!!今朝は橋をわたるひやい北風がうれしい。

朝露の岸の斜面を上り下りして汗をかいたから。

太陽を待ちながら、しばし風に吹かれました。

(チャリの)ブレーキを握りしめてゆっくり橋を下ってゆくと、

朝日にフネを漕ぐ天使にであいました。にゃー。今日の最低気温は、7、7度。

 

 最高気温20、8度(11月上旬並)。午後も晴れ。

ぽかぽか陽ざしとそよ吹く南風が心地よい、晩秋の日です。ふぁぁ・・・。

昼どきのスローランニングは、Tシャツ姿でOKなほど。

 

今年の四万十は、秋が深まってもおだやかでぬくい日がおおく

—朝の川風は、めっきり冷たくなりましたが—

11月上旬以降も、最高気温が20度を下回るコトが少ない(雨の日をのぞいて)。

いつもの年であれば、一雨ごとに、祝日や地域のイベントごとに

(3日:文化の日 15日:龍馬の誕生日 22日、23日、24日:一條大祭)

気温が下がり、木枯らしも吹きはじめる時期なのですが。木枯らしのニュースは、いまだ届かず。

 

(渡りもする)デラシネガイドは、もうとっくに冬の過ごし方が決まってなければいけないのだけど・・・。

「何もしなくても満ち足りて一日を過ごしてしまうのが、

田舎の生活の良い点であり、悪い点でもある。

何もしないうちに一日が一週あん間になり、またたく間に一ヵ月が一年になる」野田知佑

このぬくさに気をゆるめっぱなしで、

何もしなくても満ち足りて一日を過ごし、ぼやぼやと長い秋をすごしちゃってます。うーむ・・・。 

 

しかし、くるものはくる。やっぱり。

この先、いきなり冬がやってきたとしても(北国はもう冬でしょうが)

心身ともに健やかに過ごせるように、皆さんは、抜かりなく冬支度をしておいてくださいね。


11月24日(金)のつぶやき(リブログ)

2024-11-23 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 おはようございます。四万十は、晴れ。

穏やかでぬくい晩秋の朝です(今日の最低気温は、8、7度)。

沈下橋へ。ひさしぶりに(ユズ採りも終わったので)のんびりと、

ぼおっと心ゆくまで川景色をながめていると、顔見知りのおんちゃんとばったり顔をあわせました。

 

眼下でパシャパシャ跳ねるアユを見ながら、僕が「もうすぐっすね」と聞くと

おんちゃんは「おおっ、もうすぐよ。楽しみよ」と言った*12月1日、落ちアユ漁解禁。

「山はどうっすか?」。「おおっ、山はもう始まっちょるけん、

あちこちに罠かけるのに忙しいわ。(イノシシやシカが)どっさり獲れたら肉を分けちゃるけんね」。

川の恵みに山の恵み。それぞれの季節に、(収穫や猟の)楽しみがある自然のなかの暮らしです。

大きな冷凍庫用意しておいた方がいいかな?

 

 最高気温17、5度。午後も晴れ。

「凩やかぎり知られぬ星の数」加藤楸邨 

ビュウビュウと北風が、さえた晩秋の空を吹き渡っています。

風さわがしい川。遅咲きのヒマワリ花も大きくゆれています。

 

南国土佐も木枯らしの季節となりました。

川は風の通り道。冬の川は、強い北風(時に爆風)が吹く日も多くなります。

そんな冬の風と沈下橋の上で戯れるのもまたオツなものです(川に吹き落とされないようにね)。

以下は、ある秋の日のデキゴト(雑文)です。ヒマにまかせて書いてみました。

キョーミない方はとばしてくださいネ。

 

「歩いて帰ろう」

 うわっ!気がついた時には、すでに遅し・・・。

道路に散らばったガラス破片の中に、自転車の前輪が突っ込んでいた。

空気のぬけた前輪は、ぺったんこに。「あーあ、やっちまったなぁ・・・」

 

 それは、ある秋晴れの日、昼下がりのデキゴト。

家から14、5キロ地点。不幸中のさいわいは、もう街に入る寸前だったってコト。

パンクした自転車を市役所の駐輪場におき、

近くのスーパーで買い物をすませ、さぁーて、どうやって家に帰ろうか?と思案する。

①バス(日に3本:運休)②ヒッチハイク(おっさんは乗せてくれないだろうなぁ)

③歩き(家まで15キロ)④タクシー(手持ちがない:カードは持たず)

③しかないではないか。余儀なくだけど、最近足がなまっているからなぁ。よいトレーニングになるかな?

 

 背中のザックは、 スーパーで買い出した食料でいっぱい。

そして、向かい風のなか、四万十川沿いのせまい旧道を家に向かって歩きはじめた。

「川のよい景色と空気が美味い15キロのナイスなトレッキングルート、と思えば・・・。無理があるか・・・」。

もくもくと一定のぺ―スで歩く。

時折ザックを下ろし、谷を流れる沢水で喉をうるおし、岸辺を渡る風で体をさましつつ、距離を重ねてゆく。

♪走る街を見下ろして のんびり雲が泳いでゆく 

だから歩いて帰ろう 今日は歩いて帰ろう♪そんな歌を口ずさみながら。

 

 日常に車がたよりの田舎暮らしは、思ったよりも歩かない。

体力勝負のガイド仕事をしてるけど、

オフシーズンに入ると(意識してトレーニングしないと)足はすぐになまってしまう。

むしろ東京で暮らしていた時の方が、

毎日、通勤で往復80分程、歩いたり階段の上り下りで、足腰が強かったような気がする。

(休日も、街中や山をよく歩いてたし・・・)

「1に足腰、2にガイド」というのが僕の人生のモットーです。

 

 家まで、あと2キロというところで、急に足を進めるのがしんどくなった。

ようやく家に到着した時には、足はすっかり棒のように。

「望んで歩くのと、余儀なく歩くのとでは、感じ方、疲れ方が全然違うものだなぁ・・・」。

背中のザックを降ろし、腰を延ばし、やれやれと秋空を見上げました。所要3時間10分。


11月20日(月)のつぶやき(リブログ)

2024-11-19 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2022)再掲です

 おはようございます。四万十は、晴れ。

頬にひりり冷たい川風、雲間からなかなか顔を見せない太陽、おーひやい!

寒さに5分と沈下橋の真ん中に立ってられず・・・。

昨日の雨が、早朝の川に冬をつれてきました。もう冬か、渡りの季節か。さて・・・。

今日の最低気温は、10、0度。

 

 最高気温23、4度。午後も晴れ。小春日和。

ぽかぽか陽ざしとそよそよ風が心地よい昼どきのベランダで、知人(○○島好き)に手紙を書く。

「おひさしぶりです。おげんきですか。この冬も○○島に行くのでしょうか?

南国四万十の朝の川に吹く風も、めっきり冷たくなり、本格的な冬がすぐそこまできているのだ、と感じます。

黄葉を落としはじめた岸べのエノキ。その他の樹木も、じこじこと冬支度を整えています。

(冬の四万十川は、一年のなかでもっとも水の透明度が高く、強い北風もよく吹きます)。

 

冬のフィールドはひやいけど、冬にしか見られないもの、感じられないもの、がありますよね。

すっかり葉を落とした冬枯れの森は、バードウオッチング、冬芽観察に最適ですし、

凍てついた夜空の星空観察も、またよろし、です。あ、そうそう、焚き火キャンプも忘れちゃいけない。

僕は、クロスカントリースキー(ツーリングタイプ)やスノーシューを履き、

ワイン、サンドイッチ、コーヒー、双眼鏡、図鑑を入れたザックを背負って、

雪の山や森をピクニックをするのがとても好きです。面白いですよ。いつかご一緒にいかがですか。

 

冬の○○島はどんな感じなのでしょうか。一度訪ねてみたいです(秋は行ったことがありますが)。

寒さもエンジョイしたい季節。どうぞお体を大切に、アクティブに冬をお過ごしくださいね。

そして、いつかまた四万十にも遊びにきてください。See ya!」

2005年秋撮影 ナツカシイ・・・


11月18日(土)のつぶやき(リブログ)

2024-11-17 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

  おはようございます。

四万十は晴れてますが、空低く速く通り過ぎる雨雲が、時折パラパラと雨をまき散らしていきます。

冬のような(冬型の気圧配置な)晩秋の朝。

小雨混じりの北風がひやい沈下橋で、川を見ていると、目の前の山に薄く虹がかかりました。

なんかラッキー。「虹を見たければ、ちょっとやそっとの雨は我慢しなくちゃ」ですね。

水面では、カモたち(冬鳥)が楽しそうに戯れてます。

 

  最高気温9、7度。晴れたり、雨がパラついたり、午後もひやいです。

陽ざし少なく冬のように冷える本日は、早くもコタツを出し、コタツ虫と化しました。

このところ西日本は、短い周期で冬型の気圧配置になり、雨が降るようになったのはありがたい(少雨の秋なので)。

しかし、農作業(ユズ採り)のお手伝いをしている身としては、雨が降ると休みになるので、

カラダを休められるのはイイけど(単純作業だけど、肉体的にはなかなかハード。腕をメインに棘の傷だらけ)、

あと7日ほどで採り終えるというところでの(早く採り終えたい)、雨天中止や中断には、ココロが湿るのでした。

自然とともにある暮らし。泣く子と天気には勝てないのは、我がガイド業と一緒です。

しょーがない。今宵は、ゆっくりユズ風呂に入って、ユズ割り焼酎でも飲んで、明日への英気を養うとしますか。

 

さてさて、晩秋をむかえた南国の川は 

山に陽が落ちるのがグンとはやくなり、水面が陰るのもずいぶん早くなりました。

これから陽が短い季節のカヌー下りは、水面に陽があたる9時30分頃~15時頃までがおススメです。

 

ある年の冬、友人と2人カナディアンカヌーで四万十川をくだったときのコトです。

穏やかで心地よい午後の陽にユダンして、のんびり寄り道をしまくってたら、

あたりがズンズン暗くなり、気温もグングン下がってきました、まだ、ゴールまでずいぶん距離があるというのに。

あせった僕らは、わっせわっせと懸命にパドルを漕いだけど、

やっとの思いでゴールするころには、手元が見えないくらいの暗闇に包まれて、やれ恐ろしや。

あやうく、真冬の暗く冷たい川(川面の水温は、6度ほど)に飲み込まれてしまうところでした。

冬のアウトドアフィールドでは、午後の早い時間には、行動を切り上げたほうがベターですね。

ある冬の日に。


秋の四万十川をカヌーで、黒尊の里山をMTBで下る

2024-11-15 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「秋の四万十川をカヌーで、黒尊の里山をMTBで下る」 再掲です。

  最高気温21度。

 11月中旬。ぬくかった今秋も師走が近づけば、

淡い陽ざしの川は、空気が風がきゅっと冷たくなり、冬近し・・・と感じます。

そんな晩秋の四万十川をカヌーで、紅葉の黒尊の里山をマウンテンバイクで下ってきました。

笑顔もイケてる2人のゲストとともに。

 

 北西の風が少し強い中、カヌー(カナディアン)で出発です。

減水期の川の水量は少ない、でも水の透明度はグッド。川面の水温は15度。

水量が少ないためコースは、

カヌーが浅瀬で座礁する可能性が高い箇所は避け、比較的水量があるコースに。

しかしそれでもカヌーは、2度ほど浅瀬につかまってしまいました。とほほ。

11月半ば 口屋内の沈下橋。平日の川原には誰もいない。

岩間の沈下橋。ここから出発。

透明な水、空気、風の中を下る。

今夜の宿で飲み、食べる。2人はこの後、大きな流れ星を見たそうです。

 翌日も快晴。風は北西から吹いています。

口屋内村から車で、マウンテンバイクと僕らを黒尊渓谷神殿橋まで送ってもらう。

そこから僕らはマウンテンバイクで黒尊川沿いの道を下りました。

 

 コースは、黒尊川沿いの田舎道、神殿橋~口屋内村まで約21キロ。

黒尊川が四万十川と合流する口屋内村まで、マウンテンバイクでのんびりと細道を下ります。

ほぼ下りっぱなし道なので、あまりペダルをこがなくてよい「楽チン」です。

やわらかな秋の日差しに照る山モミジ。

ススキの穂やサザンカの花が彩る、のどかな里山の風景を愛でつつ、風を切って走りました。

かたわらの黒尊川には、透明な美しい水が流れていました。「うーん、サイコー!」

黒尊渓谷神殿橋の紅葉。今が見頃かな。神殿橋からGO!

さわやかな風とうまい空気の中を走る。

輝ける秋の日。

田舎道を下って村の中へ。

水量は少ないけれど、素晴らしい透明度の黒尊川。

柚子の季節です。無人販売で買った柚子をいただきました。柚子風呂にもしてみました。

神殿橋~口屋内まで、2時間20分ほどかけて走りました。

素敵な2人のゲストに感謝です。次回はどこのフィールドを案内しようかな?


11月15日(月)のつぶやき(リブログ)

2024-11-15 | ・最新のお知らせ・イベントなど

3年前に書いたRiver&Sky(ツイート2021)再掲です

 おはようございます。四万十は、晴れ。

風がない朝の川は静かです。一枚の黄葉が、ゆっくりゆっくり流れてゆく水面を、

パシャパシャと魚が盛んに跳ねてます。(産卵期の)アユかな。

朝日とコーヒーにぬくもりながら、ぽけっと空と山と川をながめていたら、あらっ、もう9時・・。

ハラヘッタ、家に帰ろう。

今朝の沈下橋。今日の最低気温は、5、8度。

Happy Birthday!!ぜよ(186回目の)。リョーマは1日にしてならず、ですね。

 

【動画】紅葉、黒に浮かぶ...高知県四万十市の黒尊渓谷、紅葉と清流の競演 | 高知新聞

神殿橋からは真っ赤なモミジと清流の競演が楽しめる(写真はいずれも四万十市西土佐黒尊)あずまやから眺める紅葉は一幅の錦絵のよう 夜明け前、愛媛...

 

 

 

 最高気温19、9度。

「海の音 一日遠き 小春かな」暁台

ポカポカ陽気の昼どきは、縁側の小さな日溜りで読書です。ネコのように丸くなって(時々ノビをして)にゃあ。

18日、ボジョレー・ヌーヴォーが解禁となりますね。

月とワイン(19日は満月。ビーバー・ムーン)。

人少なく、灯り少ない四万十川(の川原)は、月を見るにもよいところ。

焚火をかこみ、まんまるおつきさんを愛でながら、

ボジョレー・ヌーヴォーで乾杯!なんていかが?ダッジオーブン料理をつまみに。

あたたかく火の粉が飛んできてもOKな服装で。ごろごろ石の川原では、コットを使うと快適ですよ。

 

僕は、近くの川原で(焚き火&ワインの)お月見をしようかな、と考えてます。

「あなたは、ごきげんよろしいほで、けっこです。

19日、おつきみしますから、おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい」。さのねこ拝

*画像は、11日の月


暖かな晩秋の川で

2024-11-14 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2015年晩秋のアークツアーフォトチャンネル再掲です

 

「暖かな晩秋の川で」

 

 四万十は、晴れた日も雨の日もぬくい晩秋です。

いつもの年であれば、川にはもう木枯らしが吹きはじめ、風の冷たさに冬を感じるころなのですが。

僕はまだコタツを出してません・・・。

平地の落葉樹の葉の色づきもおそく、

黄葉がはじまった川岸を、季節外れのキシツツジの花が紫色にいろどってます。

 

*年平均気温が19度と温暖な四万十の平地には、

シイ、カシなどの常緑樹、スギ、ヒノキ(全体の7割)などの針葉樹がおおい。

秋が深まっても四万十川沿いの山では、ハデな紅葉を見ることは出来ませんが、

エノキなどの黄葉が地味にいろどる川景色は、それはそれでなかなかの風情です。

このあたりでは、黒尊渓谷あたりの標高からモミジやカエデの紅葉が見られます。

 

 そんな暖かな晩秋の川で、アークはプライベートツアーをおこないました。

くるくると変わる11月の空。

晩秋の川は、雨、曇り、晴れ、風、さまざまな表情を見せてくれたのでした。

最高気温は、20度~22度。四万十川の水位は、平水+30~50㎝。

川面の水温は、17度。水の透明度は、△(雨がよく降り、川の水量が良かったため)。

漕行距離は、6キロ~11キロ(半日コース)。