アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

Happy New Year!カヌーツアー

2025-03-09 | ・最新のお知らせ・イベントなど

   Happy New Year!カヌーツアー   

新年のヨロコビを、新春の四万十川で祝いませんか。カヌーにのって。

期日 1月1日(水)2日(木)3日(金)

コース(集合解散):口屋内沈下橋スタート or 勝間沈下橋スタート or 網代休憩所スタート

(漕行6キロ~8キロ。コースは、水量を考慮して決定)

集合:9時30分 解散:13時ころ 集合時間調整可 3時間半~4時間のツアーです。

*元日は、初日の出を川の上から拝む、6:30集合のツアーも可能です。

ツアー料金 8000円(大人1名)6500円(9才以下)

料金に含まれるもの  

カヌー&用具(ライフジャケット パドル スプレースカート ヘルメット パドリングジャケット グローブ)

・おやつ&あたたかい飲み物・ガイド料・保険料・ツアー画像CD・税 

要予約:募集状況が芳しくない場合は事前に中止となります。

*大風、雨天、増水時は、開催を中止となります


ほろ酔い年越し焚き火キャンプ

お正月のカヌーツアーだけでなく、大晦日の四万十川の川原で、

焚き火キャンプをして、新年をむかえてみたい方は、お問い合わせを!


問い合わせ先 

TEL  0880-38-2626(アーク) 090-2221-5963(アーク佐野携帯)

メール canoe-5@yacht.ocn.ne.jp   申し込みフォーム   問い合わせフォーム


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初冬から早春のアークツアー

2025-03-08 | ・最新のお知らせ・イベントなど

初冬から早春のアークツアー (12月~3月半ば

つきぬける青空、すきとおった水、ひえひえ北風。

だれっちゃおらん川原に聞こえるのは、風、水、鳥の歌。

冬ブルーの空と川には、あたたかな季節にはない、独特の風情があります。

冬の四万十で、あなたも風の子になりませんか。

「人生をちょこっと休みたいな、思うたら、ここへ来たらええよ。

自然のもんのいろんな姿が見える。自然のもんは長いこと見よっても、飽きることがないけん。

いろんなことがじこじこわかるいうことは、元気の素にもなるけん」 野村春松


初冬~早春(12月~3月半ば) 

川に陽があたるのが短い季節のツアーは、比較的あたたかな時間帯に行います。

冬のリバーピクニック プライベートツアー

集合~解散(ツアー時間)9:30~15:30の間で 

*集合を9:30分にした場合、解散は13時。*約3時間半のツアー 

コース Bコース  口屋内沈下橋スタート~勝間沈下橋 漕行5キロor8キロ(状況による)

集合&解散場所 口屋内村 口屋内沈下橋

ツアー料金(1名) 大人8000円 9才以下 6000円 

料金に含まれるもの  

カヌー&用具(ライフジャケット パドル スプレースカート ヘルメット パドリングジャケット グローブ)

・おやつ&あたたかい飲み物・ガイド料・保険料・ツアー画像CD・税 


*プライベートツアー

1人での参加、カヌー初心者の方大歓迎です。

*2025年のツアーは、キャンセル料が廃止となりました。


*その他ツアー

・リバーピクニック1日コース(9時~15時)・オリジナルツアー(お好きな内容と時間で)

・カナディアンおまかせツアー(風景写真を撮りながら下れます。後部はガイドが漕ぎます)

・口屋内を起点に、黒尊川をめぐるMTBツアー 

・江川崎を起点に、川と沈下橋をめぐるMTBツアー  ・黒尊山塊トレッキング 

・冬の焚き火キャンプツアー・川や自然の案内(ガイド) お問い合わせください。


問い合わせ先 

TEL 0880-38-2626(アーク) 090-2221-5963(アーク佐野携帯)

メール canoe-5@yacht.ocn.ne.jp     申し込みフォーム   問い合わせフォーム


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この冬、発信してほしいフィールドを募集中です

2025-02-28 | ・最新のお知らせ・イベントなど

  この冬、発信してほしいフィールドを募集してます。

この冬、アーク佐野に・SNS(ブログ、X、フェイスブック等)での発信

・ガイド、インストラクター(その他の仕事も可)をしてほしい、フィールド、施設、ショップを募集してます。

得意なのは、リバーガイド(カヌー)ですが、スキー場や雪山での仕事(パト、ガイド、その他)、

それ以外のフィールドでのインタープリターの経験も有り。

期間:12月頃~応相談

詳しくは、下記の連絡先にお問い合わせを。

連絡先:canoe-5@yacht.ocn.ne.jp(メール)

090-2221ー5963(携帯)0880-38-2626(事務所件自宅)

アーク・フィールド・ブック(ブログ)→アーク・フィールドブック

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ヒカリの春に、途上の春に

2025-02-02 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「ヒカリの春に、途上の春に2017年 早春に書いた「旅雑文」です。期間限定公開中。

  最高気温14、4度。

 「2月は光の春」

高気圧におおわれた四万十は、快晴。おだやかな青空には、一片の雲も見えません。

強さを増した陽ざしに、本格的な春の近さを感じる2月の日曜日です。

 

 村人はにこやかに、洗濯物やフトンを干し、窓を開け、ひとあし早い春を歓迎している。

あたたかな光に服を脱がされた僕は、今年初めて、

上半身ハダカのデカパンオヤジと化して、ベランダの折り畳みベッドの上で本を広げました。

(四万十を留守にしていた)冬のあいだに、

すっかり白くなっちまった肌に、しみいるようなぬくい陽がなんとも気持ちイイです。

 【旅とは何か。その問いに対する答えは無数にあるだろう。

だが、私には、大槻文彦が「大言海」で記した次の定義がもっとも的を得たもののように思われる。

《家ヲ出デテ、遠キ二行キ、途中二アルコト》

旅とは途上にあること、と言うのだ。

ここから人生は旅に似ている、あるいは旅は人生のようだという認識が生まれてくる。

人生もまた「途上にあること」と定義されうるからだ。

 

 トールマン・カポーティの「ティファニーで朝食を」の主人公ホリーの名詞には、

「トラベリング」という文字が刷り込まれていることになっている。

彼女にとっては、南米の海岸やアフリカのジャングルだけでなく、

ニューヨークのマンハッタンに住んでいるときでさえ、「トラべリング:旅行者」であることに変わりはないのだ。

まさに、ホリーは「途上にある者」ということになる。

しかし、旅は同時に終わりがあるものである。始まりがあり、終わりがある。

そこに、旅を作る、という要素の入り込む余地が生まれるのだ。】 

*「深夜特急ノート」 沢木耕太郎 著より

 読みかけの本を閉じた僕は、ぼんやりと春のヒカリとしたしみました。

「カツーン・・コツーン・・」茶色くしなびたセンダンの実が、屋根に落ちる音。

(すくすく育った裏庭のセンダンの木。気がつけば、その枝が屋根にかかるほどに。切らなくては。)

 

 イヌノフグリの小さなムラサキ色の花も咲く陽だまりの庭では、

見たことがない毛の長いネコが、こちらに背中を向け、じーっとうずくまっています。

ベランダから声をかけてみるが、ネコはぴくりとも動かない・・・。

その姿は、何かを真剣に考えている哲学者のようにも見えるのでした。

ネコモマタ、タビノトジョウニアルノデショウ。
 
 

 ラジオの天気予報は、「明日から木曜日までぐずついた天気に」と伝えてます。

ウエィテング オン ア サニーデイ、か。でも、作物、植物、生き物、にとっては恵みの雨。

春は、一雨ごとに近づいてきます。

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レターフロムS・2012 ヒカリの春の川へ

2025-01-31 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2012年冬のおわりに書いた「レターフロムS ヒカリの春の川へ」です。 

時々 最高気温8度。

 皆さん、この真冬をカラダ健やかに、ココロ穏やかに過ごせてますか?

巷ではインフルエンザが流行っているようです、くれぐれもお気をつけて。

 

 1月23日に雪山を下りた僕は、24日、無事四万十に戻りました(スキー場バイト終了~)。

マイカーを乗せたフェリーは、広島から、波間に陽光きらめく瀬戸内海をぬけ、松山へ。

海沿いのルート56をダラダラと南下してゆくと、

青空からチラチラと小雪が舞いはじめ、雪は宇和島の手前で本降りに。

やがて辺りの景色は、すっぽりと白いベールにおおわれてしまいました。

「わおっ、雪国じゃん!!宇和島から四万十への峠越え、やばくね・・・」

しかし雪は、峠をぬけるころには小休止。ラッキー!

四万十川のゆったりとした流れを眼下に、ゆっくりと車を南に走らせました。

 昼過ぎに帰宅。

ちょっとカビ臭くなっちまった部屋の雨戸と窓を開け、荷物を片付け、一息つきました。

と、なんだか喉が痛くカラダがだるい・・・むむっ、14年ぶりに風邪をひいたか?

ホットショーチューをぐいぐい飲んで、上半身を毛布にくるみ、コタツに潜りこみました。

 

 翌日。 陽が高く昇ったころ寝床をぬけだした僕は(風邪気はぬけたようだ、ほっ!)

陽だまりのベランダのイスに座り(久しぶりだ)、コーヒー片手にぼおっと景色をながめました。

冬の深く澄んだ青空。キンと冷えた空気。うっすら白く染まった庭と山肌。

聞こえてくるのは、鳥たちの鳴き声、パサパサと雪が落ちる音。

「ああ、四万十に帰ってきた!」

しかし、留守にしてた我が家には、ナニモアリマセン・・・

からっぽの冷蔵庫、からっぽの食料棚。コーヒー豆もきれそうです。

あるのは、つかの間の自由。でもそれは、ナニヨリモホシカッタモノなのでした。

「買い出しにいかなくては・・・」

 のーんびりと午前中の太陽を楽しんだ後は、ジョギングにGO!

走るのは、実に一ヶ月以上振りです。わくわく。

まずは、ゆっくりと路上を歩き、ひさしぶりのアスファルトに足をならし、

そのあとは、注意深くカラダの声を聞きながら、超スローペースで走りました。

カーフェリーが湾内を航行するときのように。

ふかく透きとおった青い空の下、冬の終りの大気が、頬にヒリヒリとちべたい・・・

でも、「2月はヒカリの春」陽ざしの明るさに、強さに、カクジツに近づく春も感じられます。

 雨が少ない冬を過ごした四万十川は、痩せ、広くなった川原を細い流れがぬっています。

川面の水温は、まだ10度前後くらいでしょう。

「春近し、でもまだ、寒さが続くよなぁ~部屋にテントでも張ろうか・・・インドアキャンプだ」

そんなことを考えながらのんびり走ったので、

クワをかついだほっかむり婆さんの自転車にも、あっさり抜かれてしまったのでした。

では。

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Letter From S9 真冬の瀬に突入せよ!の巻

2025-01-25 | レターフロムS

Letter From S9 真冬の瀬に突入せよ!の巻  再掲です。

 年始は、おだやかでぬくかった四万十も、

1月半ばを過ぎると大気の冷え込みがグンときびしくなった。

大寒の日には、この冬2回目の積雪に。

雪化粧をした四万十川を、冷たく激しい北西風が雪煙を巻きあげて吹きぬけてゆく。

朝、夕の気温は氷点下になりました。

 

 スキマだらけの我が家は、うすら寒い。

部屋の中に2人用の小さなテントを張った僕は、テントにもぐり、羽毛のシュラフにくるまった。

そしてキャンプ用のガスストーブで湯をわかし、お茶を飲みながらマンガを読んだ。

テント内の小さな空間はすぐにぬくもるし、部屋の中でキャンプ気分も味わえる。

ただ、テントから抜けだすのが非常におっくうになりますが・・・。

 

10何年も前。

初めて自分のテントと羽毛のシュラフ(冬用)を手に入れたときも、

うれしくて部屋の中でテント生活をして、母親にあきられたことがある。

テントは代替わりしたけど、羽毛のシュラフはまだ現役だ。

コテンパンに使いこんだシュラフの生地は、色褪せゴワゴワで羽毛もだいぶ抜けて、

へたってしまっているけど、冬の夜の星空の下でも、このシュラフで充分に寝られる。

買った当時は値段がメチャ高かったけど、「やはり野外道具はタフでなければ」と思うのでした。

 

        

   家中キャンプ              南国土佐にも雪がふるのだ

 

 寒さが一段落した1月末のある日。真冬の四万十川上流をカヤックで下る。

ヌクヌクした家を出て、ヒリヒリした時間を過ごし、生きてる手ごたえを感じたくなったのだ。

 

 我が家から車で1時間ほど上流へ(約45キロほど上流)。そこは、十和村上流、通称三島の瀬があるところ。

カヤックで下る7~8キロの間に、2~3級(水量により3~3、5級)の瀬が8~9ヵ所ある。

(以前この区間では、カャックのフリースタイル(ロデオ)の大会が行われたコトも)。

僕は、水があたたかい季節に何度か下ったコトがあるが、真冬に下るのは初めてだ。

最もこんな時期に、ソロでここを下る物好きはまずいないだろう(良い子は真似しないでね)。

もっと下流の、瀬が少ないコースも考えたが、ヒリヒリするような時間を感じたかった。

ゴール地点に自転車を置き、川の下見をしながら、スタート地点の三島の沈下橋へ。

 

 しょっぱなの200メータ区間に、2級、2、5級、2、5級の瀬が白波を立てている。

水量は少なめで瀬にパワーはなさそうだが「沈」はしたくないなぁ。*沈:転覆すること

気温13~14度。水温8度。西風。

水に手を着けると15秒ほどで指先がしびれ、痛く、ガマンが出来なくなる。

「ロールに失敗したらどうしよう・・・」

沈脱したら5分以内に水から上がらないと、体が動かなくなりそうだ。

「ヤバイよ!やめとけば・・・」もう1人の自分がささやく。

ココロの中で弱気の虫がザワザワと騒いだ。

 

 ドライスーツはない・・・。下着は、カヌー用の長袖シャツ&パンツ。

その上に、半そでのウエットスーツ、フリース。アウターは、上下のレインウェア。

レインウェアの足首、袖口、胴回り、首周りを布テープで巻いて水の浸入を防ぐようにした。

なんともカッコ悪いが仕方ない。じっくりとストレッチをした後、カャックに乗りこんだ。

 

        

 よい子は真似しないでね            初っ端の瀬 うーむ・・・

 

 久しぶりのパドリング。沈をおそれドキドキするココロ。

緊張と、ぎゅうぎゅうに締めつけたライフジャケット(PFD)のおかげで、

漕ぎはじめてしばらくたっても、体がスムースに動かない、呼吸も妙にくるしい。

「えーいっ、ままよ!いくぞ!」

覚悟をきめ、速く流れる水流にカヤックを滑らせ、JR予土線鉄橋下の瀬に突入した。

 

 「どおりゃーっ!」2級左カーブの瀬。

瀬の中で梶がきくようにしっかり漕いだつもりが、思ったよりも強い流れに艇をもってかれてしまった。

「ゴツン」艇の横腹が、岩にヒットしてバランスを崩す「オットット・・・」。

「落ちついて、水をつかまえろ!」と自分に声をかけ、次の2、5級の瀬に突っこむ。

ドドドッ!白波がデッキに落ちてくる。水飛沫をカラダいっぱいに浴びる。

「よっ!よっ!よっ!」リズムをとり、波頭をブレードでしっかり捕まえながら下ってゆく。

水の冷たさはまったく感じない。全神経を瀬に集中してるからだろう。アドレナリン、全開!

水温が高いときであれば、カヤックを瀬の巻き返しの波にのせたり

流れから出たり入ったりして、瀬で遊んで行くのだけど、本日はその余裕はナシ。ひたすら真面目に漕ぐ。

 

 「ふぇー」瀬の終わりのとろばにカヤックを入れ一息ついた。

カラダが軽い。先程までの緊張がうそのように。

呼吸が苦しかったのは、布のテープで首周りをきつく締めていたからだった。

「バカだねぇー」僕はテープをはがした。

 

        

   ほっと一息                空も水も青いのだ

 

 コース中盤の2、5級の瀬をブジ漕ぎ抜けると川の流れはおだやかになった。

川の流れの中に突き出している無数の岩。どの岩も先端が侵食されなめらかに丸みを帯びている。

岩を縫うようにカャックは進む。水の中をのぞくが、魚のスガタは見えず。

この低い水温では、魚はほとんど動かず、深いところでじっとしてるのだろう。

少し先でカモたちがさわいでる。ウが目の前を横切っていった。

 

 周囲の山々の日陰は、まだうっすらと雪化粧をしている。

岸辺の落葉樹は、すっぴんで(すっかり葉を落として冬芽で)春を待っている。

冬の深く澄んだ空、浅く澄んだ川は、どちらもキッパリと青が濃い。風はキッチリと冷たい。

トロ場のスローな流れに身をまかせた僕は、カヤックの上でのけぞって冬ブルーの空をながめた。

ヤッホーッ!!今、このイカシタ時間はジブンだけのもの。

なんとも言えない充足と開放感!!胸の奥まで清々しくなってゆくようだ。

そして思う。ああ、そうか、ビールを積んでくればよかった、と。

 

        

    大材の瀬                ジュージツのひととき

 

 瀬は真面目に漕ぎ、それ以外は景色を愛でながらのんびりと下る。

流れが狭まり、「ゴーッ」前方からイチダンと大きな瀬音が聞こえてきた。

大材の瀬だ。流れの真ん中、やや右側に大きな岩がある。しっかり漕いで、大岩の左側を通過。

 

 下り始めて約1時間、もうすぐゴールだ。空を見あげて、ほっと安堵の息をついた。

真冬の瀬に突入した今回の川下り。

水も風もひやい冬の川は、カラダをすっかり凍えさせたけど、

手ごたえのあるヒリヒリした時間に —豊穣な孤独に― ココロは、じわじわとぬくもっていった。

 

        

  大正町 無手無冠             栗焼酎 ダバタ火振りが有名です

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ヒカリと風の冬の四万十へ

2025-01-18 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2015年冬に書いた「ヒカリと風の冬の四万十へ」。再掲です。

最高気温12、9度。

 「灰白色の雪国を出て、夜を抜けると、そこはヒカリと風の四万十だった」

1月13日。早朝。

高速バスで中村駅に着いた僕は、駅のロータリーに差し込む強い陽光に目を細めました。

 

 午後。家にもどると荷物の片付けもそこそこに、日当たりとながめの良いベランダの椅子に

どっかと腰を下ろし、プシューと缶ビールを開け、ぼんやりと空と景色をながめました。

・深く澄んだ青空・明るい初春の陽ざし・少しやわらくなった北風・冬枯れの庭

「ああっ、サンシャイン・カントリーに帰ってきた・・・」としみじみ思う。

*高知県の年間日照量は、全国トップクラス。

 

*それにしても、バスの接続が悪すぎるよなぁ・・・。

四万十ブルーライナー(京都大阪~高知西南部を結ぶ高速バス)が早朝の中村駅に到着する。

しかし、中村~江川崎間の始発のバスは、ほんの少し前に出発してしまっている。

次のバスは、昼過ぎ・・・うーむ(一日に3便。日曜、祝日は運休)。

接続がよければ、夜、京都や大阪を出発した旅人は、

次の日の午前中には、四万十川中下流域で遊んでられるのに・・・。もったいない。

 

 皆さん、お久しぶりです。お元気でしたか?

アーク佐野は、3週間ぶりに冬の四万十に帰ってきました(出稼ぎを終えて)。

「2015年・アークツアー」スタートです。

今年も「四万十川で一番楽しいカヌーツアー」をゲストの皆さんに提供したいと考えています。

なにとぞよろしくお願いいたします。

今日の四万十は、雨上がりの大風がゴウゴウと吹いています。

沈下橋でマントを広げれば、橋から空の彼方に飛んでいけそうなほど。

昨夜のザァザァ雨で、四万十川の水位は微増。カヌーで下るには良い水量です。

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Happy New Year From 四万十(冬のアークツアー)

2025-01-01 | ・最新のお知らせ・イベントなど

 Happy New Year  From  四万十(冬のアークツアー) 再編集して再掲です。

時たま   2007年元日。

 「新年あけましておめでとうございます」

本年も「四万十フィールドガイドark」をご愛顧のほどよろしくお願いします。

元日の四万十は、晴れ。風が無く、気温も高く、おだやかな年始です。

 

 昨日大晦日は、笑顔がキュートなゲスト2名と四万十川をカヤックで下りました。

大晦日は、僕は(今年の)漕ぎおさめ、でも、ゲストの2人は(初体験の)漕ぎはじめ。

はじめてのカヤックではじめての四万十川を下る(しかも冬に)。それは、なかなかレアな体験です。

 よく晴れた大晦日。早朝の川は冷たい北風が吹きました。

でも、昼前には風が止み、ポカポカ陽気に。

この季節では、ベストコンディションの一日になりました。

「フィールドの神様ありがとう!!」 

 

 減水期の四万十川は、水量がとても少なく、流れがグンと細くなってます。

でも、水の透明度はグッド(秋~冬の川は、一年の中で最も水の透明度がよい)。

水に手を浸ける、と20秒ほどで指先がジンジン痛くなりました。

最高気温15度。川面の水温10度。

冬枯れの景色の中、やわらかな光りがキラキラ踊る水面を、カヤックはゆっくりと下ってゆきます。

 

 今回僕らが下ったのは、下流のコース。

川登~佐田沈下橋下流までの約9キロ(中流域に比べればまだ水量が多く、浅瀬で座礁する可能性も低い)。

*近年の冬のアークツアーは、Bコース(口屋内沈下橋スタート)を下る事が多いです。

 

 漕ぎはじめは緊張で笑顔もぎこちなかった二人ですが、

カヤックに、川に慣れてくれば、その笑顔はやわらかさを増してゆきました。

一風変わった大晦日の過ごしかたですね。

2人の素敵なゲストに感謝!!

今日はニューイヤーズイブ。スパークリングワインで乾杯!!



三里沈下橋。

僕ら以外にもカヌーで下ってるグループがいました。



今日は屋形船も盛況ですね。



小さな瀬もあります。



冬の澄んだ空と水

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師走の午後に年越しキャンプのハナシを

2024-12-31 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「師走の午後に年越しキャンプのハナシを」いつかの冬に書いたものを再掲です。

時々 最高気温11度。

 師走の昼前。

ポカポカ陽ざしがぬくいベランダのコットで漫画を読んでいると、

ヒュゥー、何の前触れもなく突風が吹き、パラパラ、青空から冷たい雨が落ちてきました。

わおっ!あわてた僕は干していたフトンを部屋に放りこんだ。モズもツバキの葉の下にもぐり込んだ。

「青空に雨・・・キツネの嫁入りか。このあたりには、キツネはいないはずだけど」

もう少し気温が低ければ、みぞれか雪混じりの雨になったことでしょう。

 

 昼どき。 

「香川さぬきうどんツアー」に出掛けた知人からさぬきうどんが届きました。

大量の湯でうどんをゆがいて、ネギと生卵と出汁醤油をからめ、ずるずるとかっこむ。うめー。

コシがあるさぬきの太麺は、のどごしが良くおいしいものですね。

 

 午後。

HPに使いたい写真を探しました、がいくら探しても見つかりません・・・あれれ?

それは、6年前の冬に静岡の友人と四万十川を下った時の写真です。

焚き火キャンプ&カヌー(カナディアン)で冬の川を遊んだ年末年始。1泊2日。漕行25キロ。

(そういえば当時は、まだ四万十に居を移したばかりで、中村市内のアパートに住んでいたっけ)

 「テントなどの設営は、できるだけ早い時間に(陽があるうちに)すませる」

それが、冬の川(陽が山に落ちるのがはやい)でキャンプをするときのコツだ。

陽が陰った川原は、気温がグングンと下がり、

空気がキリキリと冷えてゆき、あっという間に暗くなり、設営がタイヘンになってしまう。

 

 大晦日の口屋内沈下橋。

青く澄んだ空の下、川原に吹く北風がピリッと頬に冷たい。

僕らは、素早くテントを張り、薪を集め、川原に陽があるうちに火を起こした。

川原には他に、ソロで下っているカヌーイストと、

上流からカヤックで下ってきた〇〇大学の探検部のメンバーが数名いた。計3組のキャンパー。

(探検部の連中は、川の水温が低い冬なのに、夜の瀬を漕いで死にそうになったとのこと・・・わはは)

 凍てついた冬の星空の下、

一箇所に集まったキャンパーは、焚き火にあたりながら、食べ、飲み、語った。

吹きっさらしの川原で、タープなどで周囲に壁を作るなどの防風対策をしなかった。

おかげで、ばっちり服を着込んで焚き火にあたっていても、

体の前面はぬくいのに背中が冷たい、というジレンマにおちいったのだった。

しかたないので、時々背中も焚き火であたためてやり過ごした。

 

 誰かが持ってきてた小さなラジオから、NHK紅白歌合戦が流れてきた。

(好みではない)演歌が沁みるねぇ、と言った友人が、歌合戦の間のタイミングのよいところで大声で叫んだ。

「遠くから白組の健闘を祈る。こちらは陸の孤島四万十川、カヌー年越し部隊より!」と。

僕は、「こんなところで思わず聴く、紅白もいいもんだなぁー」としみじみ思った』。

 

 元日の朝の川は風が無く、空はおだやかに晴れていた。

低い山から昇ってくる初日にむかって両手を合わせ、

「今年も海、川、山のフィールドで楽しく遊べますように」とわりに真剣に祈った。

 

 「新年おめでとう!これ、皆さんで食べて!」

近くの民宿の人が、朝飯の支度をしてるキャンパーのところへ大きな鍋を持ってきた。

もうもうと大量の湯気がたつ鍋には、雑煮がたっぷりと入っている。

皆でお礼を言って「はふはふ」とあたたかい雑煮を食べた。

初日と思いがけない新年のごちそうに、全員ニコニコの新年の朝になった。

 

 キャンプ道具を撤収し、カナデイアンカヌーに荷物を積み込んだ。

口屋内を出発。

僕らが目指すのは、中村市内で四万十川に掛かる通称赤鉄橋。そこまでの距離は、約25キロ。

透きとおった冬ブルーの空の下、鏡のように凪いだ川は、ゆったりと静かに流れている。

雨量が少ない冬の川は、水量がかなり少ない。水の透明度はバツグンに良いけど。

さわる水は、おおっツメテー!川面の水温8度。沈はしたくない水温だ。

「気持ちイイなぁ~」

冬枯れの川景色を愛でながら、ゆっくりゆっくりと慎重に下ってゆく。

 

 景色のよい広々とした川原でヒルメシを食べ、沈下橋の上でコーヒーを飲み、のんびりと過ごす。

おかげで、山に陽が落ちかけているのに、まだ目的地が遠い・・・やべ!わっせわっせと漕ぐ。

ズンズンと暗くなる薄闇の川。ゴールする頃には漕いでる手元さえ見えなくなっていた。

 

 冬の野外遊びは 、テントの設営だけでなく、行動も早めに終えましょうね。

それにしても、あの時の写真どこへいったんだろう?

*使用画像はイメージです。

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南の川から(気まぐれダイアリー)12月24日

2024-12-24 | 南の川から(気まぐれダイアリー)2024

 おはようございます。四万十は、晴れ。

(ひさしぶりに)早朝からおだやかに晴れわたっています。

川へ。ベタ凪の川は、水鏡。

冬ブルーの青空と白い雲、涸れ色の山を映して、ゆるゆると流れています。

透明度よい水中に見えるのは鯉のスガタだけ。他の魚たちは、淵に集まってじっとしているコトでしょう。

風のない川のうえは、冬の太陽のぬくさにみちていて、ついつい長っ尻(ながっちり)に。

澄んで冷たい空気を大きく吸いこみ、吐く。目を閉じて耳をすます。

聞えてくるのは、鳥たちの小さな歌、瀬音。甘ったるいホット缶コーヒが美味し。

のんびりぼんやりと川ですごしていると、あらっ、もう9時・・・。ハラヘッタ家に帰ろう。

♪静かな静かなイブの川♪ ここは、スローな時と川がながれるトコロです。

今日の最低気温は、1、0度。

 

 最高気温12、6度。午後も晴れ。

「凩やかぎり知られぬ星の数」

朝のおだやかな川はいずこ。

午後の川は、ピュウピュウ吹きはじめた北風に、岸辺はざわめき、水面は千々に波立っています。

今宵は、夜空高く吹きぬける寒風が、星をあざやかに揺らすでしょう(23日は下弦の月)。

 

日溜りのスロープをあがってきた、

郵便配達のお兄さんから郵便物を受けとる、とそのなかに喪中ハガキが(遅っ)。

差出人は、年上のバイク乗りの友人。そこには、こんな手書きのメッセージも。

「いつかまた、星空の下、一緒に焚き火をしながらバーボンを飲もうぜ!旅バナシを肴に」

 

ベランダで、コーヒーを飲みながら、ふたたびハガキを手にとった。

彼と出会ったのは、25年ほど前。東北で「岩魚釣りキャンプバイク旅」をしてたときのコト。

そのときの野営時に、彼がしたこんなハナシをなつかしく思い出す。

 

「・・・俺は、せっかくの長い休みに、人が多いキャンプ場や宿にわざわざ泊まらない。

そういう施設は、ウルサイし規則がおおく不自由だから。

ふだん、地域や会社、家族など、さまざまなニンゲン関係のしがらみのなかで生きているだろう。

だから、たまの長い休みは、ひとりっきりで過ごしたいのだ。

人が少ない自然のなかにひとりバイクで行き、テントを張り、風にふかれ、雨にうたれ、

好きなだけ寝て、好きな物を食べ飲み、孤独な時間を楽しむ。何日も。

ハナシがしたくなれば、地元の人と話すし、ときには、一緒に酒も飲んだりもする。

そして、リフレッシュして、また街の暮らしにもどるのさ」

それは、あなたは何故、ぼっち野宿旅(キャンプ旅)を好むのか?との質問への返答。

気ままな一人旅を好む僕は、たちまち彼と意気投合した。岩魚をつまみに、バーボンを飲みながら。

 

さて、もういくつ寝るとお正月。年末年始の連休にはいる方もおおいかと思います。

街をぬけだしても人混みは、ノーサンキュー。

「豊饒な孤独の時間」を、ぼっち野宿旅(キャンプ旅)で過したい人は、

冬の四万十川の川原やキャンプサイトも、なかなか良いですよ。

スローな時と水が流れる川には、ほぼ誰っちゃおらず。とても静かに過ごせます。

冬の川は、強い北風がよく吹きます。時に沈下橋から人が吹き飛ばされそうなほどの。

使用するテントは、山岳用のテントがベターです。

 

「冬の四万十川はまっこと静かよ。紅葉に染まった山も色を落として、

川の水も落ち着いた色になる。動くもんといったら、

薪で風呂を焚く家の煙と越冬に来よった渡り鳥ぐらいのもんじゃろ」野村春松

画像は、豪州。ケープヨークルート(上)ナラボールート(下)。

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12月22日(金)のつぶやき(リブログ)

2024-12-22 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

 最低気温-1、0度(今季最低)。

(ちょっと遅めの)おはようございます。

朝、目が覚めるとそこは雪国だった・・・。おーひやい。

真っ白く雪化粧をした庭に、粉のような雪が、音もなくひっきりなしにゆっくりと降っています。

車には、20センチほどの厚さの雪が積もっています。ワイパーを上げておいて正解やった。

庭から道路に続く狭いスロープは、雪の重さで大きく頭をたれた細竹たちに塞がれてます。やれやれ。

 

サクサクと雪道をあるいて沈下橋へ。

雪に慣れていない南国の住人。さすがに、この雪道を走る車は稀で、国道も静かです。

朝の川は、モノトーンリバー。

白く染まった山、川原、沈下橋のなかを、深いグレーの川が、ゆっくりと流れています。

凍てついた空気の中、ポケットのなかの、缶コーヒのぬくもりが嬉しい。

さぶいけど、(雪に)閉じ込められたけど、このレアでしぶい川景色を見られたのは、ラッキー。

ちらちらと雪が舞う沈下橋から、雪化粧をした南国の川をココロゆくまでながめました。

さて、(雪がやんで)お町に買い出しに出れるのはいつになるやろか?

 

  最高気温1、7度。

午後の空に、じこじこと青空が広がれば、それとともに、雪が止みはじめました。

やがて、流れる雲間から陽ざしもこぼれはじめました。ほっ。

暖かく眩しい光り。空を見上げて、太陽に感謝する冬至です。「ありがとSUN」と。

 

冬の太陽にさそわれた僕は、登山用のブーツを履いて、散歩にGO!

国道や陽のあたる小道は、もう黒々とした路面を見せているけど、

田畑や日陰の小道、家々の屋根は、まだしっかりと白く雪をかぶっています。

 

ニギヤカに歌いはじめているのは、この雪に、寒さに声を潜めていた鳥たち。

沈下橋をわたり、岸辺の林を縫う細道(ほとんど日陰)をゆけば、

バサバサと頭上から落ちてきた雪が、ジャケットのフードの隙間から背中にIN。

うっひゃーツメテー!!思わず僕は、飛び上がったのでした。

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南回帰線(冬至の物語と言葉)

2024-12-22 | ・最新のお知らせ・イベントなど

南回帰線(冬至の物語と言葉)

いつかの冬至に書いた旅雑文です。期間限定公開終了。

  最高気温15度。

 今日もまた、フィールドとはあまり関係ないザレゴトを書いてますので・・・。

お気に召さない方は読み飛ばしてくださいね。

 

 冬至の四万十の空はサッパリ晴れて、北西の風が強いけど陽ざしがぬくい。

はるか遠い南回帰線上の太陽は、南の空の低いところを移動してゆく。

北半球は、一年でもっとも昼間が短い日。

僕は、サヨナラをいいたい日。(オフシーズンの長く寒い夜に)うつむき、冷えてしまったココロに。

 年賀状をだしに、中村の街の郵便局まで自転車を走らせる。

近所にも郵便局はあるけど、トレーニング(ダイエット?)もかねての往復30キロ。

行きのルートは、多少のアップダウンはあるものの、全体的に見ればゆるーい下り。

北西の強い季節風にグイグイと背中を押されながら、四万十川沿いの道をスイスイとゆく。

 

 木漏れ日の林道に、あざやかに赤く輝くツバキの花。

陽のあたる道の上で、かろやかに踊るハクセキレイ。

鳥は、そっと近づいてもなかなか逃げず、ダンスに夢中だ。

 

 帰りのルートは、全体的に見ればゆるーい上り。

行きとは逆に、北西のきつい風が壁となり、ペダルをきつく漕いでも思うように進まず思わず汗だくに。

そして日陰に入れば、かいた汗は、一気にグイーンと冷えてしまう。

 午後は、べランダのコットの上にころがり、下半身をシュラフに突っ込み本を読む。

元気がでないときに読む本のなかから「夜間飛行」をチョイス。

「第二次大戦末期、ナチス戦闘機に撃墜され、地中海上空に散ったサン=テグジュペリ。

彼の代表作である『夜間飛行』は、郵便飛行業がまだ危険視されてた草創期に、

事業の死活を賭けた夜間飛行に従事する人々の、

人間の尊厳を確証する高邁な勇気にみちた行動を描く。実録的価値と文学性を合わせもつ名作」

文庫本から引用。

 

 ちなみに著者は、「大切なものは目には見えないんだよ、心で見なくては」

のセリフも印象的な「星の王子様」の作者でもある。

物語を読みすすめれば(生と死の狭間で誇りと勇気をもって)

黎明期の夜間飛行事業にうちこむ男達の生き方に、ジワリと心があたたかくなる。

読み終えて本の裏表紙をふと見る、とある文字が書きなぐってあった。

期間限定公開終了~続きは、カテゴリー「レター&旅雑文」でご覧ください

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12月21日(木)のつぶやき(リブログ)

2024-12-20 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

  最高気温6、8度。(最低気温1、5度)。

今日の四万十は、晴れた空から急に雪がぱらつく、

天気雪(とはいわないか・・・)の、めっちゃひやい1日です。

師走最強クラスの寒波襲来に、コタツに潜りこんだ僕は、

ベランダのガラス戸を全開にして、雪に霞む景色をながめながら、雪見酒ならぬ雪見ココアです。

白い雪にサザンカの赤い花。よきかな。

 

天気予報は、夜も雪が降ると伝えてます。

明朝までの降雪量によっては、明日は、雪に閉じ込められてしまうかもしれません。

冷蔵庫は、ほぼ空っぽなのに。(町のスーパーまで峠を越えて車で25分ほど)。うーむ・・・。

じっと見上げる夕方の空からは、しんしんと雪が・・・。

そして僕は途方に暮れる。

 

高知 土佐弁と幡多弁の境界線を徹底調査! | NHK

高知 土佐弁と幡多弁の境界線を徹底調査! | NHK

朝ドラ『らんまん』で万太郎(神木隆之介)が話していたのは土佐弁。ジョン万次郎(宇崎竜童)のことばは県西部の幡多弁でした。高知の方言の境界線はどこなのでしょう?

NHK高知放送局

 
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12月18日(日)のつぶやき(リブログ)

2024-12-19 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2022)再掲です

 最高気温3、8度(最低気温0、1度)。

カーテンを開けるとそこは雪国だった・・・。

シンと静かにキンと冷えた朝の寝床で、もしや?と予感がして、起きぬけにカーテンを開ければ、

やはり!白く大粒な雪が音もなくシンシンと降っていました。

しばしボーゼンと、白くそまった庭を、空をながめる。はやすぎませんか、と。

よし、雪の四万十川を撮りにいくのだ、とお高いマウンテンジャケットを着て、

カメラを手に取り、出かけようとしますが、ああっ、こんな時に限ってカメラはバッテリー切れ・・・。

ベランダのガラス戸を開けはなち、コタツで丸くなり、雪見をしている間にバッテリーを充電し、川へ。

どんより暗い雪空の下で、山はうっすらと雪化粧をしてますが、

川原や沈下橋には、雪は積もっておらず。ん~ザンネンです。川についたとたん雪はやんじゃうし。

凍えをはらんだ冷気と風に、長居はできません。はやばやと家にもどることに。

 

近道しようと、いつもは通らない狭い裏道をゆけば、

(陽があたらず)緑苔がついた急坂で、つるっと足を滑らせ転んでしまいました。

片腕と腰をしたたかに打った痛さより、お高いマウンテンジャケットが破れてしまったことの方が痛い。哀号。

悲しみは雪のように・・・積もらないでね。どんな人生にも雨(雪)の日はありますよね。

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川よ(本の紹介)

2024-12-19 | ・最新のお知らせ・イベントなど

著者 : 天野礼子
日本放送出版協会
発売日 : 1999-03

 「川よ」たまには、本の紹介なども *2012年冬に投稿したものを再掲です。

 

 「川の民」の暮らしを抱いて流れゆく川。

その清流が、文明によって“護岸”され、悲鳴を上げている。

悠久の“川の国にっぽん”。川と共に生きるとは何か。「BOOK」データーベースより。

 

 四万十川の章では、

・不必要だと思われる開発ついて・ダムの問題について

・川原を大切にしようという思想について、スルドイ視点で書かれています。

「四万十川では、あらたな憲章も作られ、川で遊ぶ人は四輪駆動車でドカドカ川原をゆかず、

川原を大切にしようという思想にまでたどりついている。

こんな四万十川ならば「世界遺産」になっても、オーバーユースで(人が...はいりすぎて)

川が破壊されるようなことにはならないように、あらかじめ考えておくという知恵も出るだろう」

「四万十川編」より

 

 この一文には、耳が痛い観光&カヌー業者(自分も含め)も多いのではなかろうか?

今、四万十川沿いの国道の2車線化が進んでます。

しかし、便利になる分、危惧されるコト(ケアしなければいけないコト)も増えてきそうです。

これからの時代は、川がより良くなることを想像し、

「創造する知性、知恵、行動」が大事になってゆくのではないか、と思うのでした。

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