アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

月と流れ星のキャンプ

2010-10-16 | 四万十川 秋
10月22日 「オリオン座流星群」の流れ星があらわれます

10月の中ごろから終わりにかけて、「オリオン座」を中心にした
「オリオン座流星群(りゅうせいぐん)」があらわれます。
ふつう、「オリオン座流星群」の流れ星は
いちばん多いころでも1時間に10こくらいしか見られません。
ところが、2006年10月の「オリオン座流星群」では、
1時間に100こも見た人がいるほど、たくさんの流れ星があらわれました。
それからも毎年「オリオン座流星群」の流れ星は
いつもより多めに見えているので、今年もチャンスがあるかもしれません。

今年いちばんたくさん流れ星が見えているのは、21日と22日ごろです。
ざんねんながら、
満月に近い月が空にのぼっているので、暗い流れ星は見えません。
流れ星をさがすときは、なるべく月が目に入らないようにしましょう。

   
「オリオン座流星群」

 秋夜の四万十川では・月・星空・流れ星・焚き火・夜のしじまが楽しめます。

そんな夜の自然をゾンブンに味わうためには、川原でキャンプをするのがいちばんです。

火をかこみ、チーズをつまみにシングルモルトウイスキーを飲む。

聞こえてくるのは、シカ、焚き火、風、瀬の音。

月の水面にカヌーを浮かべるのもステキだ。

時には星の下で眠りませんか?

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ジョン万次郎の海で2

2010-10-09 | ・足摺の海・大増水・その他

 最高気温28度。

 「くろしお、あおぞら、ひがし風」 

今朝のあしずりの海は、湾内はもちろん、外海も比較的おだやかな海面を見せています。

時々ぴゅっと東風が吹くけど、空の機嫌はさほど悪くなさそう。

これなら中学生たちは、プログラムどおりのコースで行けそうです。

僕は、先週に引き続き、今週も夏の終わりのあしずりの海を漕いできました。

そうそう、この中学生相手のプログラム名は「ジョン万漂流体験」といいます。ジョン万次郎

 

 まずは、足摺港内の大きなフロートの上でカヌーのパドリングと扱い方の講習。

その後、各自シットオンタイプのカヤックに乗り込み、湾内から外洋へ。

今回は、漁船&遊魚船が伴走船として三隻付きバックアップをしてくれます。

 外海は、湾内より波のうねりが少し大きくなっています。

右側には足摺の低い山並み、前方から左はゆるくカーブした水平線。

そして頭上には「どーん」とでっかい青空。

僕らは、東風に背中を押されながら西に約4キロ漕ぎ、水島に上陸です。

 

 水島は、二こぶラクダの背のような形の小さな無人島です。

水深が浅い島の周りは、海の透明度が良い。サンゴや魚も多くシュノーケリングも楽しめます。

水島で昼食&海遊びです。

火をおこし材料を切る。生徒たちもスタッフと一緒に昼食の支度をします。

本日のメニューは・サカナの炊き込みご飯・白米・貝の味噌汁 

・焼いた長太郎貝・鳥の照り焼き・トコロテン・サラダ

プラス、指導を受けながら生徒たちが海で採ってきた「シラヒゲウニ」も網の上に転がりました。

 

 午後、再びカヤックに乗り込み水島を出発です。

西北約3キロ先、小さな港のわきにあるビーチを目指して漕ぐ。

15:00。ビーチに上陸、公園でシャワー&着替えをすませた後、解散しました。

 

 夏の終わりの陽、波、潮風の中でカヌーを漕いだ生徒たち。

彼らは焼けた肌に、少しくたびれた笑顔を浮かべていました。

その様子を見た僕は「今日の体験がいつの日かなにかの役に立てば良いなぁ」と思いました。



*あしずりの海での、「シーカヤック体験&ツアー」や「ジンベエスイム」

ダイビングショップ シーサークル で楽しめます。



3連休の四万十川は、週末の雨で少しずつ増水中。

9日正午、川は平水時より、約1メーター水位が上がっています。

長太郎貝とシラヒゲウニを焼く。

ところてんも。

水島の周囲は、透明度バツグン。シュノーケルも楽しめます。

*磯辺は足元悪く、貝で負傷しやすい。要ブーツ&手袋。

ジョン万次郎の海。

さよなら夏の日。

水島夕景。

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ジョン万次郎の海で1

2010-10-03 | ・足摺の海・大増水・その他

 時々 最高気温29度。

 「ジョン万次郎の数奇な長い旅は、この海からはじまったんだよなぁ・・・」 ジョン万次郎

そんなコトを思いながらカヤックを漕ぐ僕のお尻に、ゆるやかな波のうねりが伝わってきます。

頭上の空は、どんより曇って低い。手をのばせば触れるあたたかな海の水温は、28度。

あしずり海の大きな海と空。

遠い水平線のゆるやかな丸みを見ていると、気持ちがのびのびとしてきます。

 

 10月最初の週末は、

中学生のカヌー体験学習のインストラクターとして、あしずりの海を漕ぎました。

使用艇は、シットオンタイプのオープンカヤック。

今日の空は、風と雨が強くなったり、弱くなったりと不安定です。

当初のコースは、「外海を漕ぎ無人島に上陸する」でしたが、風と雨と海のうねりを考慮し行程は変更に。

比較的波と風がおだやかなタコクラゲ漂う湾内で、2時間ほどのカヤック&水遊びになりました。

 週末の四国西方は、前線の南から入るあたたかな風で蒸し暑い。

土佐・龍馬であい博/土佐清水サテライト会場「土佐清水 ・ジョン万次郎くろしお社中」。

その建物のわきでは、ハイビスカスの真っ赤な花が潮風にゆれていました。

*土産物店は、ジョン万次郎グッズの種類がとても少なく、センスも悪くザンネン。

僕は、おいっこ「万二郎」のために、クールなマンジローグッズがほしかったのだけど。

龍馬グッズなら、いくらでも売っているんだけどなぁ。

 

 夕刻。四万十への帰路、激しい雨が断続的に降りはじめました。

強い雨は明け方まで。四万十川は、家地川&津賀ダム併せて、約350㌧の放流。

明日の川は、2~3メーターの増水となりそうです。

秋風に、ほのかに香りはじめたキンモクセイ。

川岸の田では、黄色いアキノキリンソウ、白金色のオギ、が風に揺れていました。

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