ナガセの晴れ間に
のち 最高気温29、6度。
「空は晴れてきたし川は良い水量。バシャバシャ水遊びをしながらカヤックでのんびり下ろう」
ツアースタート地点の川原。
梅雨空を割ってゆっくりと青空が大きくなってゆく。2週間ぶりのまともな晴れ間です。
ゲストは明るくなる空に、ニコニコ。
初めてふれる川の水の感触に「ワーキャー」と嬌声を上げました。
梅雨晴れのビューティフルな日曜日は、朝の集合を少し遅くした半日のツアー。
四万十川の水位は平水+1、1メーター。水の色はオリーブ・グリーン。川面の水温は21度。
いつもより少し速い水流にカヤックは、
(とろ場で漕がなくても)早足ほどのスピードで流れてゆく、ラクチン、ラクチン。
・沈・水かけっこ・沈下橋ダイブ。早い夏の水とゾンブンに戯れながら川を下ってゆきます。
「こんなに気持ちイイ川は、年に何度あるかな・・・」
ぼんやりとそんなコトを考えていると、隣にいた男の子が突然叫んだ「キモティィー!」と。
シンクロニティ・・・。僕は思わず吹きだしてしまいました。
「ジーッ」岸辺からセミの初鳴きが聞こえてきた。本格的な夏近し。
楽しい時は、あっという間に過ぎてゆきますね。
気がつけば午後も半ば、もう帰らなければイケナイ時間となっていたのでした。
*岩間沈下橋は(川の水位が、平水時の)、水深が浅く、大人の飛び込みはキケンです。
*ナガセは、梅雨のこと(このあたり呼び方)。