アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

ナガセの晴れ間に

2015-06-22 | フォトチャンネル・アークツアー

ナガセの晴れ間に 

 

のち 最高気温29、6度。

 

 「空は晴れてきたし川は良い水量。バシャバシャ水遊びをしながらカヤックでのんびり下ろう」

ツアースタート地点の川原。

梅雨空を割ってゆっくりと青空が大きくなってゆく。2週間ぶりのまともな晴れ間です。

ゲストは明るくなる空に、ニコニコ。

初めてふれる川の水の感触に「ワーキャー」と嬌声を上げました。

 

 梅雨晴れのビューティフルな日曜日は、朝の集合を少し遅くした半日のツアー。

四万十川の水位は平水+1、1メーター。水の色はオリーブ・グリーン。川面の水温は21度。

いつもより少し速い水流にカヤックは、

(とろ場で漕がなくても)早足ほどのスピードで流れてゆく、ラクチン、ラクチン。

・沈・水かけっこ・沈下橋ダイブ。早い夏の水とゾンブンに戯れながら川を下ってゆきます。

 

 「こんなに気持ちイイ川は、年に何度あるかな・・・」

ぼんやりとそんなコトを考えていると、隣にいた男の子が突然叫んだ「キモティィー!」と。

シンクロニティ・・・。僕は思わず吹きだしてしまいました。

 

 「ジーッ」岸辺からセミの初鳴きが聞こえてきた。本格的な夏近し。

楽しい時は、あっという間に過ぎてゆきますね。

気がつけば午後も半ば、もう帰らなければイケナイ時間となっていたのでした。

 

*岩間沈下橋は(川の水位が、平水時の)、水深が浅く、大人の飛び込みはキケンです。

*ナガセは、梅雨のこと(このあたり呼び方)。