最高気温33、3度。
「予報がはずれて良かった・・・。今日は、スバラシイ夏空に恵まれましたねぇ。
梅雨明け直後のような、フレッシュな夏色の空と景色。うーん、ナイスです」とガイド。
「ほんと、ザ・田舎の夏!って感じの景色ですね」と隣を漕ぐゲスト。
7月。梅雨の晴れ間の川を、カヤックで下りました。
カヤック・アンダー・ザ・サマースカイ
モクモクと白い雲が沸きたつ夏空の下、
緑濃い山に、サンサンと太陽が降りそそぎ、ゆったり流れる川に、ジッージーとセミの合唱がひびきます。
ときおり吹く夏の風が、瀬をぬけて濡れたカラダに、心地よい。
ゆらり、大きな鯉が、お尻の下を悠々と泳いでゆく。
ぬるい川の水と戯れながら、景色を愛でながら、ハナシをしながら、僕らは、のんびりと夏の川を下ります。
梅雨晴れの素敵なリバーフィールド。
ただ、ひとつザンネンなのは、水の透明度です。梅雨の後半に入っても、
大きな増水がない川は、川底が洗われてなく、水の透明度があまり良くありません。
(ガイドの主観です。あまり川を知らない人が見れば、キレイな流れに見えるかも?)
今日の瀬には、アユ釣り師の姿も見えました(この時期、このコースでは、まず見るコトはないのですが)。
この区間も魚影が濃いのだろう(そして、良い天気の日曜日だし)。
「すいませーん、通りますよ!」。大きな声をかけて、できるだけ離れたところを通過です。
「漕(こ)ぎゆくまにまに 川のほとりにとまれる人も 遠くなりぬ」なんてね。
*土佐日記より。川のところは海ですが。
ただ漕ぎ下るだけでは、オモシロクない夏の川。
ギラギラあり太陽の下、ぬくい水の川で、のんびりと川遊びをするのがサイコーです。
僕らは、支流目黒川で(水の透明度が良い:約4キロ地点)、ランチ&川遊び。
その後、さらに下り、岩間沈下橋で(約8キロ)、夏の川景色をながめながら風に吹かれました。
目黒川
ゴールの芽生大橋まで下り(約12キロ)、川からあがると、
紫色の小さなラッパ型の花(シチョウゲ)が、僕らの目を楽しませてくれました。
最高気温33、3度。ほぼ平水。川面の水温、本流30度。目黒川2 8度(簡易水温計)。
*Oさん、ツアー画像CDは、来週はじめに(お家に戻る頃に)発送します。お楽しみに。